大学1、2年生限定の大型イベント「キャリアゲートウェイ2024‐Summer Fes. powered by dodaキャンパス」の様子をレポート!
株式会社ベネッセホールディングスとパーソルキャリア株式会社の合弁会社、株式会社ベネッセ i-キャリアが運営する、「doda」発の新卒オファーサービス「dodaキャンパス」は、「2024年 オリコン顧客満足度®調査」の「逆求人型就活サービス」ランキングにおいて、4年連続で顧客満足度総合第1位に選出されました。
そんな「dodaキャンパス」が8月3日、4日の2日間にわたってオンラインで開催した、大学1、2年生限定の大型イベント「キャリアゲートウェイ」の様子を一部ご紹介します!
「キャリアゲートウェイ2024-Summer Fes. powered by dodaキャンパス」とは
「dodaキャンパス」では、大学生が早期から今後のキャリアについて考える機会をつくりたいという思いから、キャリア教育パートナー企業とともに2022年から大学1、2年生限定の大型キャリア教育イベント「キャリアゲートウェイ2024-Summer Fes. powered by dodaキャンパス」を開催しています。
今年で3年目を迎えた本イベントは、これまでに延べ5,300人の学生からの申し込みがあり、イベントの後輩へのおすすめ度(2023年度)では、10段階評価で「8.88」を獲得しました。またイベントを通じてビジネスパーソンのリアルな「はたらく」実体験や本音に触れた学生からの好意的な反響も大きく、当イベントが学生のキャリアに向き合う意欲の促進に貢献できたことから、今年もイベントを実施する運びとなりました。
今年度のイベントでは、以下のキャリア教育パートナー企業とともに、初日は文系編、2日目は理系編として、プログラムを提供しました。
■2024年イベントに参加したキャリア教育パートナー企業 ※五十音順
アサヒビール株式会社、エーザイ株式会社、AGC株式会社、株式会社NTTデータ、オリックス株式会社、川崎重工業株式会社、株式会社JTB、人事院、TOPPAN株式会社、トヨタコネクティッド株式会社、パーソルキャリア株式会社、パナソニックグループ、株式会社ベネッセコーポレーション、本田技研工業株式会社
■主なプログラム内容
今回は、イベント内で実施した3つのプログラムをご紹介します。
「この夏、異世界転生~もし今、先輩社員が『大学1年生』になったら~」
当プログラムでは、社会で活躍するパートナー企業の社員(初日3名、2日目3名の合計6名)が登壇し、「大学1年生に戻ったらやりたいことは何か」をテーマに対談しました。
「社会人になっても学べることはあるが、仕事のためにとなりがち。自分の興味に純粋に向き合って学べるのが大学。(大学1年生に戻ったら)興味関心あることはすべて学びたい。今シラバス一覧を見ると面白い内容がたくさんあるなと思う」「今思うと大学はすごいところ。大学の図書館のすごさを卒業した後に気づいた」
など、社会に出た今だからこそ思う、やっておきたかったことや、やっていて良かったことなどをそれぞれが語りました。
また、「仲の良い人だけではなく、異質な価値観に触れることが大事。さまざまな価値観に触れて、自身の価値観をアップデートすることが重要」という話は学生にとって特に印象的だったようで、「学生のうちに積極的にいろいろなことに取り組みたい!」「一歩踏み出したいと思った!」といった前向きな反応が多く見られました。
「世の中の見方が変わる!~『社会人スコープ』で身近なモノ・サービスを見てみよう~」
学生にとってなかなかイメージがつきにくい、BtoC、BtoB、BtoBtoCなどの違いについて理解を深めるプログラムも用意され、文系編・理系編それぞれ5社が、どんなサービスを通して、どんな価値貢献をし、世の中を支えているのか、について学生たちへ紹介しました。
文系編では、教育をテーマに、仕組みを作る「人事院」、学校教育や家庭教育を支える「株式会社ベネッセコーポレーション」、東京書籍にて小学校の英語教科書発行を行う「TOPPAN株式会社」、修学旅行を支える「株式会社JTB」、学習やキャンパス環境のDXを推進する「パナソニックグループ」の5社の事業について紹介しました。
参加した学生からは、「色んな企業の方からお話を聞くことができ、自分の持っていなかった視点から物事を考えるきっかけになった」「身近なことと企業とのつながりを知れてワクワクした」といった声が聞かれ、なかなか日常では実感しにくい企業の役割や、各社の関わりを理解した様子でした。
「この夏、異世界転生~もし今、『社会人』になったら~」
最後のプログラムでは、各業界で活躍する文系、理系それぞれの出身者が登壇し、「学生時代に学んだこと」「今の仕事を選んだ理由」などについて赤裸々に語るトークセッションが開催されました。
トークセッションは、「出身学部×所属企業」の8セッションが2日間とも用意され、学生は自分の興味のあるルームに入出し、登壇者の話を聞いたり、質問したりする形で実施されました。
▲文系編のトークセッションルーム
ここでは、当社人事本部 新卒採用部の星野 賢紘も登壇。登壇した感想などを聞きました。
人事本部 新卒採用部
星野 賢紘
「大学1、2年生とは思えないほど、意欲的に質問などをいただき感激・尊敬しました! 今回の登壇で学生時代からの自分の歴史を振り返る良い機会にもなりましたが、自分が大学生のころにはこのような機会も多くなかったので、良い時代になったなと思います。学生・社会人関係なく息をするように広義の意味でも“キャリア”について日ごろから考え行動する社会になったらよいなと思い、今後もキャリアゲートウェイの取り組みには積極的にご協力させていただきたいと思っています!」
参加学生の声
2日間にわたるイベントの中でさまざまなプログラムに参加した学生たちからは、「視野が広がり、大学の学部にとらわれない職種選択の可能性を知った」「必ずしも大学で学んだ内容の業界に就職する必要はないと学ぶことができた」など、就職の際の選択肢が広がったという意見が多く寄せられました。
またイベント自体への満足度が高い声も多く、
「4時間があっという間に感じるくらい楽しかった。大学1、2年生向けのプログラムはあまりないので、ぜひ対象の学年の人は参加してみてほしい」
「キャリアゲートウェイに参加したことで、自分が思い描いていた社会は狭かったのだと思い知らされた」
「視点を変えることで新たな世界が見えた。これまで自分が気づかなかった自分のやりたいことが見つかるかもしれないので、おすすめ」など、イベントを後輩へおすすめするうれしい声も多く寄せられました。
担当者コメント
本イベントを企画した「dodaキャンパス」副編集長の平山に、当日の様子や、本イベントへの思い、今後の展望などについて話を伺いました。
「dodaキャンパス」副編集長
平山 恭子
「もっとファーストキャリアを自らの手で選び取ってほしい」そんな思いで描き始めたキャリアゲートウェイ企画は、年々賛同者を拡大し続け、3年目を迎えた今年は非常に手ごたえのあるイベントとなりました。これだけ情報があふれた世の中でも、リアルな“はたらく”を知れる機会が実は少ない。そんなことに、参加してくれた学生たちの感想を聞くことで毎回気づかされます。「はたらくって楽しそう」「早く社会ではたらいてみたい」そんな、はたらくことにポジティブな印象を持つ学生を1人でも増やすために、キャリア教育パートナーとともに、大学生の成長を支援する活動を続けて参ります。
※掲載している内容・社員の所属は取材当時のものです。
編集:パーソルキャリア広報部