
社員インタビュー
2022.10.03
「いいね、やってみたら?」上司の言葉が後押しに副業でも自身の成長を実感。
dodaエージェント事業部 転職支援統括部 CA(キャリアアドバイザー)
藤岡 洋美
老舗の研究機器メーカー、人材系ベンチャーを経て、2018年7月に入社。キャリアアドバイザーとして充実した日々を送っていた傍ら、思いがけないきっかけから副業をスタート。自己成長に加え、本業にもプラスの影響が生まれています。

「もっと人に貢献したい!」どうしても抑えられなかった想い
多くの人に貢献できる仕事がしたいとの思いから、学生時代から人材業界ではたらくことを目指していました。その後、2社の経験を経てパーソルキャリアへ。ここでキャリアアドバイザー(CA)の仕事に就き、私は、念願を叶えることができました。CAとしての仕事は、当然ながら数値目標を掲げます。ですが、パーソルキャリアでは、それと並行して、転職希望者と真剣に向き合い、顧客目線ではたらく姿勢もしっかり評価されます。数字を追いつつ、顧客志向のスタンスに専念してはたらくこともできる職場環境がある。学生時代に望んでいたのは、まさにそういう環境だったので、パーソルキャリアでCAができることが嬉しくてたまりませんでした。
私は、同僚たちと切磋琢磨し、先輩からはCAとしてのノウハウを丁寧に教わっています。スキルを共有し合いながら顧客に高い付加価値を提供できているところにやりがいも感じています。職場に新メンバーが加われば、日々主体的に学んでいることを積極的にシェアしています。CAの仕事には、すべての転職希望者に対して絶対に成功するマニュアルは存在しません。なぜなら、はたらき方ややりがいを感じる仕事内容は、一人ひとり異なるからです。だからこそ、チームで互いに共有し合った知識やノウハウが、一人ひとりの転職希望者の性格・考え方に合ったサポートにつながっていきます。その結果、「藤岡さんと出会ったことで人生が変わりました」と言葉をかけていただいた時に、心からの充実感を抱いたことは忘れられません。
母校のキャリア支援室から相談を受け、副業をスタート
そんなある日、私は新たな挑戦の機会を得ることになります。パーソルキャリアに入社してしばらく経った頃、私は出身大学院のキャリア支援室でお世話になった職員の方に、近況報告をする機会がありました。そして自分にマッチした仕事・会社に出会い、活き活きとはたらくことの素晴らしさを語りました。すると、その報告の場で母校の職員から「学生の就職支援をサポートしてもらえないか?」と、副業についての提案があったのです。
正直、私は迷いました。パーソルキャリアでは副業ができる制度が整えられていることは知っていました。ですが、それまで、無我夢中にCAの仕事に取り組んでいたこともあり、積極的に自分から副業をしようとは考えていなかったのです。両立ができるか、不安もありました。
そのように迷う私の背中を押してくれたのは、上司でした。
「いいね、やってみたら?経験の幅も広がるよ」
この言葉に勇気づけられ、私は母校で、大学院生の就職相談を受ける副業を始めることにしました。
社外に出たことで、自分自身の成長をはじめて実感できた
現在、私は、月に2日間、45分の相談枠を6枠ずつ設けて、学生からの就職相談を受けています。副業をはじめてもうすぐ半年。すでに思った以上にプラスの影響が出ています。
一つは、普段の仕事では関わることがない学生と接することで、転職希望者の理解がより深まったこと。実は、CAとして私が特に苦労していたのが、20代半ばの第二新卒のサポートでした。ですが、その手前の年代である学生と接して話をするうちに、この世代特有の思考や心情が少しずつ理解できるようになっていったのです。これは、直接的に、パーソルキャリアのCA業務に活きています。
もう一つは、自分自身の成長を実感し、自信が生まれたことです。本業の中で、「どれだけ成長できたか」を実感できる機会もありますが、今回、副業によって会社の「外」ではたらく場を得たことで、「自分はこんなことができるようになっていたのか」と、自分の経験やスキルをより客観視することができたのです。CAの仕事で自分は着実に成長できている。その手応えを得たことは、すごく嬉しかったです。副業は得られることが多いので、これからも続けていきたいです。
本業・副業によって、成長の相乗効果を実感しているからこそ、私は、パーソルキャリアのCAとしてさらにスキルアップしていくために、どちらも大事にしていきたいと考えています。
今後、私はプロのCAとしてスキルを磨く傍ら、後輩の育成、マネジメントにも積極的にチャレンジしたいと思っています。特に、メンバーそれぞれの多様性を受け入れられる、心理的安全性が確保された組織作りに興味をもっています。「何でも言い合える職場」を作りたいのです。CAの職場がさらに良くなれば、きっと転職希望者のみなさまにもプラスの影響があるでしょう。
とはいえ、後輩の育成についてはまだまだ悪戦苦闘しているのが現実です。やはり一人ひとり考え方や価値観が違うので、想いや意図が伝わらないこともあります。それでも、直面する壁一つ一つを丁寧に乗り越えて、乗り越えたこと自体も知見に変えて、一人ひとりが安心してはたらける職場をチームメンバーと共に作れる、そんなマネジャーになりたい。
それが私の次なる挑戦です。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2023年4月時点での名称となります。