キャリアアドバイザーから戦略人事へ
「キャリアチャレンジ制度」で踏み出した新たな一歩

戦略人事2部
アシスタントマネージャー

平根 祥子

社内異動を希望できる「キャリアチャレンジ制度」を使って、キャリアアドバイザー(CA)から未経験の戦略人事にキャリアチェンジ。以前は「CAこそ自分の天職」と思っていましたが、自分の視野と今後の選択肢が広がりました。

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  • 念願だったキャリア支援の仕事

    大学時代から個人に対するキャリア支援に興味を持っていた私は、2015年、社会人3年目を迎えた年に、人材サービス業界へと飛び込みました。人材サービス会社の中でもパーソルキャリアに入社を決めた理由は、面接を重ねる中で、社員の仕事に対する真摯な姿勢に惹かれたこと。この会社なら、キャリア支援の専門家として研鑽を積んでいけると思いました。

    念願だったCAの仕事。根気強く取り組めば取り組むほど、その面白さが深まっていくのを感じました。私はもともと、自分で決めた道は簡単に曲げず、ゴールに向かってコツコツと努力を積んでいくタイプです。CAとしてのスキルを磨いていくつもりでいましたし、そう簡単にキャリアチェンジすることもないと思っていました。今振り返ってみると、CAこそ自分の天職だと、勝手に思い込んでいた節もあったかもしれません。

    そんな私の意識が少しずつ変わりはじめたのは、社内での対話がきっかけでした。パーソルキャリアでは、自分自身のキャリア設計について、上長や同僚とラフに会話し相談できる場がたくさんあります。そこで周囲と話をしていくうちに、自分の進むべき道はCAしかないと、自分で自分の可能性にふたをしてしまっていたこと、キャリアの選択肢は決して一つではないのかもしれないと気づくことができたのです。

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  • 未知の仕事「戦略人事」に挑戦

    転機が訪れたのは2019年。私はキャリアコンサルタントの“社内”における役割について講習を受ける機会に恵まれました。個人のキャリア支援だけではなく、自社の社員と対話し、現場の状況をフィードバックすることで事業運営に貢献する道もある。私はCAの役割、提供できる価値とは何か改めて考え、自分のキャリアについて具体的に再考するようになります。

    パーソルキャリアには、自分のキャリアデザインや成長のために、自発的に異動希望を出すことができる「キャリアチャレンジ制度」があります。応募タイミングは年2回、オープンポジションも全社員向けに常時開示されているため、自身のキャリアプランに合わせて検討することができます。この制度を利用することを決め、一時は「天職」とさえ思っていたCA職から離れることにしました。戦略人事の仕事は、社員との対話で得た情報を生かす機会が多くあると伺い、これまでのCAのスキルを社内でも活かせると思えたことが決め手の一つになりました。そして私は、未知の仕事である戦略人事に挑戦することになったのです。

    「戦略人事」とは何か、簡単に言うと、全社的な人事戦略・施策と、各現場の状況とをつなぎ合わせる役割を担うチームです。パーソルキャリアの場合、全社を統括する人事組織があり、採用・組織人材開発・人事企画・労務などを担う部署に分かれています。戦略人事は、各部署と連携しながら仕事を進めています。

    異動直後に担当したのは社員と向き合う仕事、つまりCA時代と同じ「個に対するキャリア支援」に近い業務でした。担う役割こそは違うものの、「ここでも自分の経験を活かせる!」という実感を得ることができました。

    もちろん、単純に支援対象が社外の方から自社社員へと置き換わっただけではありません。仕事をしていくうちに、CA時代とは違うレイヤーの視点が求められることが少しずつ増え、戦略人事の仕事の奥深さを感じ、次第にのめりこむようになりました。

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  • 広がったのは、
    ものを見る視野とキャリアの可能性

    戦略人事の大きな特徴は、事業と近い立ち位置で仕事をすること。それぞれ担当する事業を持ち、その事業がいま、直面している人事課題の解決を目指して立ち回る必要があります。そこでしっかり役割を果たすためには、事業側の視点と、全社の戦略を踏まえた人事の視点、両方の視点をもってバランスを取っていくことが重要です。

    複数の視点を持つためには、人事側と事業側、双方の人たちと接点がある状態を作り続ける必要があると思っています。人事組織内の他部署ともしっかり連携を取りながら、事業責任者や事業メンバーとのコミュニケーションも忘れない。そして何より大事なのは、みなさんと接する中で得た情報を、聞きっぱなしにせず実際の施策に活かすことです。

    双方の状況を理解したうえで間に立つ、そのバランス感覚は非常に難しく、今でも苦労しています。ただ、組織側と事業側、両方の情報を持っていることが私たちの強みであり、それを実際の事業運営に活かせることが、自分にとっても大きな喜び、仕事のやりがいになっています。

    2019年にキャリアチャレンジ制度を利用し、戦略人事に異動して間もなく2年が経ちます。以前に比べてずいぶんと視野が広くなり、大きなキャリアチェンジを経験したことで、キャリアを重ねていくには多様な選択肢があると思えるようになりました。異動後にメンバーからアシスタントマネージャーに昇進したことで、入ってくる情報量や相談も増え、現場の課題やそれに対する打ち手も見えやすくなりました。またメンバーとのコミュニケーションにおいても、まずは私自身がきちんとメンバーを理解して最大限の力を発揮してもらえるよう、これまで以上に意識して行うようになりました。

    キャリアチャレンジ制度のおかげで、私は個人のキャリアを支援するCAの経験を最大限活かせる、戦略人事という仕事に出会うことができました。思い込みが取り払われたことで、自分の強みや、自分ができることの幅が広がり、成長を実感できていることが、嬉しくてたまりません。

    職種や役職などの肩書きにこだわるのではなく、自分がどこでどんな役割を果たせるのか、自分の強みを生かして価値を提供できるポジションはどこかを考えながら、これからも戦略人事の仕事と向き合っていきます。

    ※社員の所属組織は2021年7月時点のものになります。

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