新卒採用

PROJECT

03

ニッチトップ企業に
対する、
採用ターゲット・選考プロセス
コンサルティング

概要
私が所属している人材紹介事業部EMC統括部は、主に製造業(メーカー・商社)の法人顧客を担当する部署で、中途採用の支援を通じて企業の経営課題の解決し、事業成長をサポートしています。
市場の変化を見据えながら顧客とともに会社の未来を考え、顧客も気づいていない経営課題を発見し解決することをミッションとし、「人材紹介」という形でコンサルティングを提供する仕事をしています。
リクルーティングアドバイザー

山岡 和貴

人材紹介事業部
EMC統括部

潜在的な課題を見つけ、
顧客と徹底的に目線合わせを行う

衛生製品を取り扱うニッチな業界で、従業員が300名弱のトップ企業の事例です。弊社とのお付き合いは2010年からあったものの、5年間でご支援できたのはわずか2名。いつしか、競合他社の求人広告で効果が出なかったときにご相談いただくという状況でした。
顧客の採用課題は、「応募が来ない」「応募が来ても選考辞退になる」という2点。同社は、2020年の東京オリンピック開催に向けて確実に需要が高まることが見えており、事業計画の達成のためにはこの課題をクリアし、必ず採用を成功させる必要がありました。
採用のプロセスにおいては、これらの課題は“段階”が異なります。そこで、それぞれの要因を紐解き、「本質的な課題はどこか?」「解決のために何をすべきか?」と一から考え、顧客と共通の課題認識・目標を持つことにしました。

既存のやり方を見直し、
先入観に捉われない新たな施策を

課題解決にあたって行ったことは大きく2つ。「採用したいターゲットの要件の見直し」と「選考プロセスの変更」です。
課題の1つ目である「応募が来ない」要因として、商材がニッチであるが故に「ターゲットにそもそも認知されない」「興味喚起が難しい」ということが挙げられました。そこで、「本当に採用すべき・アプローチすべき層はどこなのか?」と考え直すことにしました。ヒアリングを重ねていくと、いわゆる“高度な営業テクニック”は第一優先ではないことが分かりました。私は、目下で経験者採用にこだわりすぎることよりも、2020年をターゲットに営業部隊を強化していくことに焦点を当て、「営業未経験/社風にフィットする人材」でアプローチの対象を広げる提案を行い、合意をとりました。
2つ目の「選考辞退になる」という課題について、近年の売り手市場では応募者側が選べる機会も多いことから、表面的な会社の規模感・条件等が比較の対象になってしまい、早期に選考辞退されてしまうケースがありました。同社もそのうちの一社でした。そこで私は、「企業理解」「入社後の長期活躍」を重点に置いた選考プロセスを提案。中途採用では一般的ではありませんが、応募者に直接魅力を訴求できる会社説明会の導入、書類選考を代行しスピーディに面接へ進められる体制づくり、面接後に適切に情報提供を行う場を必ず設定するといったスキームを構築しました。

顧客目線に立ったコンサルティングから、真のパートナーへ

こうした取り組みは、「応募者の増加」「応募者の企業理解促進(選考継続)」へとつながっていき、結果として1年間で25名のご支援に成功しました。この成果もあって、顧客からは多大なる信頼もいただき、今では弊社は独占でオーダーをいただける関係性にまで発展。中途採用に留まらず、新卒やエグゼクティブ層の採用など、“パーソルキャリアオール”でご支援させていただいています。
“顧客のパートナー”として、同じ目線で会社や経営のことを考える。採用成功に向けた施策について裁量をもって模索し、実行できる。これが、この仕事のやりがいであり、私たちができることであると考えます。今後も企業の成長やマーケットの成長のため、採用力のある企業を増やしていきたいです。