#01

データを使ったビジネス課題の解決をめざして。

「テクノロジー×ビジネス」を越境して取り組む、
データプラットフォーム構築&活用プロジェクト

「データが最も重要な経営資源」と言われるようになった現在。パーソルキャリアでもさまざまなデータ収集・活用の試みが進んでいます。たとえば、転職サービス「doda」には、求人案件や法人接点のデータに加えて、求職者の会員情報、Web行動ログ、キャリアアドバイザーとの面談データに至るまで、多くのデータが存在します。しかし、国内でも有数の規模を誇るサービスから生まれる豊富なデータを事業に利活用しきれていない課題感がありました。そこで2018年スタートしたのが、「doda Marketing Dashboard」プロジェクト。その中心メンバーに、プロジェクトの狙いや成果、取り組む環境や成長実感について聞きました。

メンバー

  •  

    転職メディア事業部 マーケティング企画統括部
    データビジネス部

    黒川 恵太

    プロジェクトマネジャー

    2014年中途入社。新卒で人材サービス企業に入社して、営業や求人制作といった職種を経験。より上流の企画に挑戦したいと考えパーソルキャリア入社。以降、企画・マーケティング畑を歩み、現職。

  •  

    転職メディア事業部 マーケティング企画統括部
    データビジネス部

    小瀬 憲人

    データエンジニア

    2018年中途入社。ERP・DWH・BI領域のエンジニアからコンサルタントを経験後、大手デジタルエージェンシーでビッグデータ分析基盤構築から、データ活用促進まで幅広く携わる。より自由度の高い環境を求めてパーソルキャリアに入社。

  •  

    転職メディア事業部 マーケティング企画統括部
    データビジネス部

    鳥山 誠

    データエンジニア

    2017年中途入社。新卒で大手メーカー系SIerの子会社に入社。複数の大規模プロジェクトに従事する。最先端の技術に触れ続けたい、システム企画にも携わりたいと考え、パーソルキャリアに入社。

  •  

    転職メディア事業部 マーケティング企画統括部
    データビジネス部

    具志堅 綾一

    事業運営KPI設計・管理

    2016年中途入社。小売業界に8年在籍し、商圏調査や売上予測、投資回収プランニングを行うマーケティングなどの業務に携わる。その後、デジタルマーケティング領域の知識を身に付けるべく、マーケティング組織を強化していたパーソルキャリアに転職。

  •  
  • 事業運営に関わるデータを、
    より速く・正しく捉える

    ――まず、プロジェクト概要について聞かせてください。

    黒川:このプロジェクトがスタートした背景は、「データ活用の速度・精度への課題意識」でした。これまで、求職者の「doda」への会員登録や求人への応募といった指標を“今月発生した数”として、数字を中心に事業運営を判断していました。しかし、転職活動ってサービス登録してから数ヵ月間はかかるもの。先月登録した方は1ヵ月後も利用してくれている?それは半年前と比べてどう?違いがあればなぜ?といったことを、さまざまなデータを見ながら深掘りして考える必要がありますよね。従来は、こういったデータをスピーディーに扱えず時間がかかっていました。もうひとつは複数事業をまたいだデータ利活用の必要性が高まってきたこと。「doda」は求人広告事業と、人があいだに介在する人材紹介事業をワンブランドで提供するサービスですが、双方のデータ連携に課題がありました。そこで、複数事業をシームレスにつなぎ、さまざまな切り口でデータを可視化できる基盤を構築。より精緻でスピーディーな意思決定に寄与するというミッションを持ち2018年6月にスタートしたのが、このプロジェクトです。

    具志堅:これまでも、会員登録や求人応募のボリュームを、会員の属性や「doda」への流入経路といった切り口で見ることはできました。しかし、地域×職種×登録タイミングなど複数粒度を掛け合せた切り口で数字を見ようとすると、データ出力や分析に時間がかかって非効率でした。このプロジェクトによって利便性や効率が高まるだけではなく、事業運営のPDCAサイクルがスピーディーに回ると感じています。

    鳥山:SQLを書くとデータは出せたのですが、ビジネスサイド、つまり企画や営業といったエンジニア以外の部署から依頼を受けSQLを書きデータを出して…というプロセスは当然時間がかかりますよね。そこで、意思決定に必要なデータを扱いやすい形で集約したデータプラットフォームを構築。そこから手早く分析・改善が進められる体制をめざしています。

    小瀬:モニタリングや分析には、主にTableauを使っています。導入メリットは、数字をみて課題発見してアドホックで深掘り分析をするという流れが、誰もが簡単にできること。もともとKPI管理で使われるダッシュボードは複数あったのですが、そこから深掘りするのはビジネスサイドの社員にとっては難しかった。そこで今回新たなBIツールも導入しながら、データプラットフォーム構築を進めています。

  •  
  • すべては、ビジネス課題の解決のため

    ――6月にプロジェクトがスタートして、9月に一部展開が始まったそうですが、現時点の成果を教えてください。

    具志堅:経営陣に事業状況を報告する際、以前だと「1年以上前の登録会員の何割が求人応募しているのか?地域や職種別では?」といった質問を受けた際、用意している切り口以外はすぐには答えられませんでした。それがその場でデータが出せることで、「こういう結果ならこんな対策が考えられる」と話が進みます。経営判断のスピードが上がることは、事業インパクトとして大きいですね。

    鳥山:業務効率も改善しましたよね。事業報告の例だと、以前はSQLで出したデータをもとに報告を行う社員が毎回加工を行なって資料を作成していました。構築を進めるデータマートをBIツールで見にいく方法なら即座にデータがビジュアライズ出来るので、手間を省くBPR的なメリットもあります。

    小瀬:「意思決定の量と質」、どちらも改善しているんじゃないでしょうか。僕の入社時はデータを使った意思決定が、まだ円滑に行われていない印象がありました。それを標準まで持っていってる段階ですね。

    黒川:(小瀬)ケンさんのこれまでの経験的に“標準”のレベルが高い気が…ツールベンダーが開催するイベントに登壇できるくらい?(笑)

    小瀬:いや、データはビジネス課題の解決に使うものだから。事業で起こるすべての意思決定のスピード・精度向上にデータが貢献している、という世界を当たり前に作らなきゃ。

    黒川:たしかに、“ビジネス課題の解決”というゴールに向け、利活用はもっと進化が必要ですね。

  •  
  • ビジネスサイド、エンジニアサイド双方のスキルを“越境”しながら高められる

    ――事業影響も大きいプロジェクトを通じて、どんな成長や手応えを感じていますか?

    黒川:データ活用で先行している企業が5年かけて進めてきたことを、僕らは2年かけずに駆け登ろうとしています。0に近い地点から100に近い場所まで、全てを圧縮して体験できるのは面白いと感じます。

    小瀬:アウトプットを出す速度は、たしかに尋常じゃない。そのスピード感は楽しいですね。

    鳥山:あと、テクノロジーがビジネスと繋がっていく面白味も実感しています。エンジニア自らが業務や事業の理解を深めることで、「この切り口でデータを出しては?」と、ビジネスサイドに提案することも増えてきて。

    具志堅:たしかに従来は役割ごとに分業していたのが、徐々に近付いてきています。そこは面白さもあるけど、大変な部分もありますね。

    鳥山:そうですね、エンジニアもビジネス知見がなければいけない。尖った技術で「すごいモノを作りました」と言っても、それが事業やサービスを運営する観点で意味が薄いと誰も使ってくれないですから。

    具志堅:ビジネス側も、さまざまな切り口でデータが見えるようになったぶん、経営の分析要求が高くなっている現状があります。その要求を満たすためには、データリテラシー向上とBIツールのマスターが必要ですが、まだ完全には使いこなせておらず、歯がゆい状態が少し続くかなと思っています。

    黒川:表計算ソフトに慣れた人ほど、初めはきついんですよね。データベースの基礎的理解も必要なので、ビジネス側もエンジニアリングを少しは知らないといけない。ビジネス・エンジニアリング・サイエンス、それぞれ強みを持ちながらも垣根を越えた相互理解をはかることが、さらに重要になってくると感じます。「自分の担当範囲はここまで」という人にはツラい環境かもしれませんが、軸足となる得意分野を持ちつつ越境できる人にとっては、活躍の幅が広げられる環境じゃないでしょうか。

    小瀬:世間一般で言っても、エンジニアに対する要求レベルは日ごとに増しています。高度なテクノロジーのスキルは当然として、前提となる業務や事業の理解やPDCAを回す分析スキルといった、非エンジニアリング領域の知見も求められるようになっている。なぜなら我々は単にプログラムを書くために存在しているのではなく、「意思決定のスピードや精度を上げ、事業課題を解決するため」仕事をしているのですから。そこは、データエンジニアとして苦労する所でもあり、やりがいでもありますね。

    鳥山:そうですね。その視点だとテクノロジーとビジネスの距離が近いこのプロジェクトでは、越境がしやすいメリットを感じます。僕自身このプロジェクトで最も伸びた実感があるのは、業務理解・事業理解の部分。さらに利活用が進むこの先は、サイエンス分野の知見を付ける機会も増えそうな予感がしています。

  •  
  • 個をリスペクトする風土で、
    実現したい世界をともにめざす

    ――少し話題が変わるのですが、チームの雰囲気はどうですか?皆さんを見ていると、風通しは良さそうです。

    小瀬:やりたいようにできる環境ですね。誰に対して何でもフランクに相談しに行ける。プライベートで仲が良いというのとまた違って、個人が自律していてお互いを尊重しているイメージでしょうか。

    具志堅:スキル面に限らず、モチベーション高く仕事に取り組むメンバーが多く、刺激を受けています。

    黒川:これは上司の存在も大きい気がしますね。「データ・ドリヴンな事業運営」という方針を打ち出し、優秀な人材を集め、裁量を与えて仕事をしっかりと任せている。ケンさんをはじめとして、今の上司に声を掛けられて入社してきた、ハイスキルな人材も増えています。

    鳥山:ビジネス領域だけではなく、エンジニアリング・サイエンスの領域にも理解があり、対等に会話できる上司って事業会社では貴重ではないでしょうか。基本任せてもらって、いざという時に頼ることもできる。

    黒川:お世辞じゃなく、全幅の信頼を置いています。いろんな会社でいろんな上司に出会いましたが、今の上司が一番スゴいと思ってますね。皆もそうじゃない?

    鳥山・小瀬・具志堅:間違いないです。

    ――このプロジェクトが発展した先に、どんな事業の未来を描いていますか?

    小瀬:データを使った意思決定が当たり前に行われる企業文化を創ることですね。「こんな施策を考えました」と言う時に、誰もがデータを根拠に会話できるような。

    鳥山:今はデータに詳しい一部の人達がBIツールを扱っていますが、今後は誰もが当たり前にデータを自分で出し、意思決定できるような世界観を実現したいですね。

    具志堅:限定されたデータ、曖昧な情報で判断していた部分がクリアになっていくのですから、「doda」事業に与えるインパクトも、かなり大きいと感じます。

    黒川:そうですね。そしてその世界が実現したら、お客様に提供できる体験価値も大きく変わるはずです。今想像もしていないような企画も含め、今までになかった精度・速度で実現していく。その基盤を創るミッションにワクワクできる方ならば、パーソルキャリアはビジネスサイドでもエンジニアサイドでも楽しめる環境です。

    ※社員の所属組織は2018年12月時点のものになります。

  •  

プロジェクトストーリー

募集職種

  • 営業職

    SALES

  • アシスタント

    ASSISTANT

  • マーケティング

    MARKETING

  • コーポレート

    CORPORATE

  • エンジニア

    ENGINEER

  • オープンポジション

    OPEN POSITION

  • 再入社をご希望の方

    RE-JOINER

募集職種

PAGETOP