
社員インタビュー
2022.10.03
大切なのは一歩踏み込む勇気。お客様の採用ニーズを満たすために最善を尽くす法人営業の魅力
doda事業本部 エージェントサービス事業部 採用支援統括部 RAEMC部 RA(リクルーティングアドバイザー)
池田 武司
パーソルキャリアで活躍する池田 武司は、製造業やエネルギー産業担当の法人営業(リクルーティングアドバイザー)として、中途採用の即戦力人材の紹介や企業の採用ニーズを満たすためのさまざまな採用手法、グループ商材の提案などに携わっています。異業界から転身した池田のキャリアストーリーを紐解きます。
パーソルキャリアへの転職は、20代後半でキャリアを考えたことがきっかけ
新卒で入社したのは、「新電力」と呼ばれる電気の小売販売を行う企業。地元福岡の営業所に配属され、法人営業を1年ほど経験しました。そのあと、本社の電力取引部門へ異動し、窓口業務や各種申請業務、電力取引業務、企画部門など幅広い業務に携わりました。
入社後数年が経ち、20代後半に差し掛かったとき、これからのキャリアについて考えたことをきっかけに転職を決意しました。エネルギー業界以外の世界で力を付けたいと思うようになったんです。
数ある業界の中でも、人材業界に着目したのは、あらゆる業界と接点を持ち、企業が抱える課題に応えるサービスを提供しているからでした。中でもパーソルキャリアは、採用メディアの運営や人材紹介サービスに加え、多様な採用ビジネスを提供している日本有数の企業です。
また、パーソルキャリアは、面接も印象的でした。この面接を通して、ここでならきっと前職で得た知見や法人営業経験を活かせるチャンスがあると考え、2020年1月、パーソルキャリアに転職しました。
リクルーティングアドバイザーとして、各社の求める人材を傾聴する
パーソルキャリアでの配属先は、人材紹介ビジネスを手掛けるエージェント事業でした。ここで私は法人営業を担当するリクルーティングアドバイザー(RA)として、法人顧客への経営課題における人材採用の提案業務に携わっています。
担当したことのある業界は、これまでの経験が活かせる電力業界と製造業です。各社の人事部門や事業部の責任者の皆さんから、今どのような人材を求めているのか、なぜ人を募集するのか、どんな課題を解決していきたいのかなど、しっかりとヒアリングすることにこだわっています。ヒアリングをもとに、情報を求人票へ丁寧に落とし込んでいきます。そして、その求人票をもとに適性やスキルに見合った人材を探して紹介していくという流れになります。そのため、顧客へのヒアリングが非常に大事になり、RAとしていかに顧客の声に耳を傾けられるかがポイントになります。
多様なサービスを組み合わせ提案できる。営業として成長するために、この上ない環境
パーソルキャリアを筆頭にパーソルグループ各社には、採用代行サービス、ダイレクトスカウトサービスなど、多様な採用サービスが存在します。私たちリクルーティングアドバイザーは、人材紹介に加え、各サービスの営業担当者を巻き込むなどして、幅広い採用ニーズにも応えています。
それだけに営業担当の傾聴力、提案力、行動力が試される環境ともいえますし、提案型法人営業として成長するには、これ以上ない環境だと感じています。
実際、私にも自らの成長を実感した出来事がありました。入社したばかりのころのことです。当時、私は先輩からある大手メーカーの担当を引き継いでいたのですが、その担当者は多忙な方で、メールや電話での断続的なコミュニケーションはとれても、じっくり話せる機会はありませんでした。
その状態が良くないものだと理解したのは、半年過ぎたころ、その企業様に結果として数名しか紹介できていなかったと判明したときでした。歯がゆさを感じる一方で、心のどこかに「これ以上は踏み込みづらい」という自分の弱さにも原因があったと気づいた一件でした。
その気づきを得た私は、すぐに動きました。すでに信頼関係ができているグループ会社の営業担当の力を借りて、改めて先方にアプローチし、こちらの覚悟を伝えたのです。
そして商談の機会を作ってもらい、先方と膝を詰めて話しました。その際に痛感したのが、これまでの自分の理解の浅さ。それまでの私は、採用の背景や募集条件だけしか見ておらず、先方の担当者が感じている採用の悩みや本音について理解できていなかったと思い知りました。
RAとして一人前になれたと感じた瞬間、それは顧客からの信頼を得たとき
この一件以来、担当者の本心の部分にも踏み込んで、恐れず掘り下げるよう心がけています。その変化は結果にも表れ、その翌年、これまでの10倍、年間20人を超える採用にもつながりました。
さらに、この件では結果が出たことに加え、先方から「いつも本当に助かっている。ありがとう」という評価ももらえました。担当者との間に強い信頼関係ができたと感じると同時に、本当の意味でリクルーティングアドバイザーの醍醐味を実感できたのです。
このお客さまの案件は、私自身が成長を実感すると同時に、リクルーティングアドバイザーになってやりがいを感じた一件でした。今も、お客様から信頼を勝ち取り、採用ニーズに応えられたときには、強くやりがいを感じます。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2025年4月時点での名称となります。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。