
社員インタビュー
2024.09.13
自身の軸を大事にできるのがパーソルキャリアのキャリアアドバイザー。それに気づき、再入社へ
doda事業本部 エージェントサービス事業部 ハイキャリア支援統括部 ハイキャリア支援第1部 ハイキャリアCA(キャリアアドバイザー)
大久保 怜明
コロナ禍で事業縮小に見舞われた不安定な時期に、他所でキャリアの幅を広げるべくパーソルキャリアを飛び立った大久保 怜明。他社を知ったからこそあらためて、自身の志向やめざす世界観を認識し、パーソルキャリアにアルムナイでの再入社を決めています。そんな大久保が一貫して大事にしているものとは?
提示されたのは、まさかのキャリアアドバイザー。一番向いている仕事だと気づくことに
もともと子どものころから一貫して「自分にとって大切な軸」を持っていました。一つは自分がすることで周囲に喜んでもらったり影響を与えたりすること。もう一つは1人では成し得ないことをチームで協力して成し遂げ、その成長の喜びを分かち合うことです。それが小中学時代ではサッカー、高校時代では陸上の団体競技、大学時代はアカペラサークルでの活動にも反映されていたのかなと思います。
就職活動もやはり、直接お客さまに喜んでいただけるような仕事や直接モノやサービスを提供できる業界に惹かれ、新卒では大手総合百貨店に就職しました。
営業店で紳士服の販売をしていたころは毎日楽しく接客をしていたのですが、総合職として次のキャリアパスで本社のミドル部門に異動すると、お客さまとの距離が遠くなり、自分の仕事の価値が見えにくくなってしまったのではと感じました。「もっと人と直接関わる領域で自分の介在価値を発揮して、利益を生み出せる人材をめざしたい」――当時はそんな想いで転職活動を始めました。
複数のエージェントに登録すると、やはり直近の職種に関連したミドル領域の企画やマーケティング職などを提案されました。でも、なんだかしっくりこなくって。
そんな中、パーソルキャリアに相談した時に、前職経験ではなく私自身を見て、「大久保さんの考え方ややりたいことから判断すると、営業やコンサルタント、あるいはHR業界のCA(キャリアアドバイザー)が向いていると思いますよ。良かったらパーソルキャリアを受けませんか?」と言われたんです。
CAはそれまでまったく考えてもいなかった業界・職種だったので正直驚きました。でも、当時は私も転職で散々悩んでおり、同じように悩んでいる人たちの役に立てるのかなと思うとCAにはすごく興味がわいてきました。
あらためて考えると、「お客さまのリアルな声を直接いただく・見届ける」ことが一番のやりがいだったと気づきました。そして、CAは、自分の顧客志向の強さ、今後実現していきたい価値観にも合っているなと納得できて、そのままパーソルキャリアへの入社を決めました。
「で、何がやりたいの?」であらためて気づかされた顧客志向。アルムナイのきっかけに
パーソルキャリアに転職後は約2年間、化学領域のCAとして転職希望者への支援に携わりました。ある程度の実績を残すことができたことを区切りに、社内のキャリアチャレンジ制度に応募して、前職経験が活かせるアパレル業界に特化したエージェントサービスを運営する事業部に異動したんです。
好きな領域であるアパレル業界を盛り上げるような貢献がしたいと思っていたんですが、ちょうどその時に新型コロナウイルス感染症が流行し、なんと異動後2週間目にして社内の体制変更に直面しました。コロナ禍のアパレル業界はどこも厳しく、部署内での人員削減も避けられない不安な状況に。マーケットの影響のせいにはしたくはないものの成果が上げにくい中で、自信も失われていくような気持ちでした。
そんな時、同業他社に転職したパーソルキャリアの元同僚から、「ちょっとウチで試してみない?」と声をかけられたのが次の転職のきっかけでした。そこで提示されたのは、IT業界やコンサルティングファーム領域でのハイクラス人材向けのコンサルタント職です。
まさにHR業界の中でもレッドオーシャンな領域なので、仕事への難しさや厳しさはよくわかっていましたが、自分自身を鍛え直したいという想いと、初めて法人・個人双方の顧客を担当する両面型営業を経験することで、提案の幅が広げられるだろうという期待からの転職でした。
20代若手のハイクラス支援部署の立ち上げのタイミングでジョインし、すぐにシニアコンサルタント兼チームリーダーとなり、組織戦略から7名のマネジメントまでを経験しました。ただ、やはり両面型の営業スタイルと、会社の方針、そして社風とのアンマッチは感じていました。3年半ほど勤めましたが、そのギャップの溝は埋められないまま、3度目の転職活動に踏み切ることにしました。
HR業界や人事職でエントリーして転職準備を進めていたタイミングで、パーソルキャリア時代の元上司と飲みに行く機会ができました。その上司に転職について相談すると、「で、結局、何がやりたいの?」と聞かれ、流れで熱く本音を話しているうちに、自分は個人のキャリアに寄り添うCAの仕事が好きで、自身の価値を一番発揮できる領域だと思っていることに気がつきました。
そして、実はまたその世界に戻りたいと思っていることにも気がついたんです。そこで、オファーをいただいていた数社は全部お断りして、元上司から推薦をいただく形で、アルムナイという立場でリファラル採用に挑戦しました。
さまざまな領域のエキスパートがそろう、レベルの高いチームにジョイン!
現在はハイキャリア人材を支援する事業部のCAとして、doda Xのデータベースにご登録いただいた転職希望者へのご支援を行っています。パーソルキャリアで最初に担当した領域と同じ化学・化粧品・食品・日用品のメーカーの研究職や技術職の方々が対象です。かつて経験した領域とはいえブランクがあるため、正直立ち上がりは不安でした。でも、思った以上にスムーズにキャッチアップでき、自分でも「パワーアップして戻ってこられたな」と感じましたね(笑)。
現在所属しているチームは、同業他社でのCA経験者か、技術職からCAにキャリアシフトしたその領域のエキスパートで構成されているので、いずれにせよベテランばかりのチームです。なので、お互いの専門領域や得意分野の知識をシェアするのが当たり前という雰囲気にもとても助けられましたね。
そして、年齢構成も20代から50代後半までと幅広いにもかかわらず、最年少も最年長もMVPを獲るようなモチベーションの高いチームだったことにも背中を押されました。とにかく頑張らなければという想いもありましたが、それよりもどんなに基礎的な質問にも皆さんが快く答えてくれるのがうれしくて。まったく恥ずかしいと感じることもなく、どんどん必要な知見をインプットできるため、スキルアップしている自覚もかなりありますね。
そして、以前と大きく違う点は、RA(リクルーティングアドバイザー)から頼られることが増えたことです(笑)。顧客企業との商談に同席してほしいと依頼を受けることが多くなりました。こういうちょっとした変化からも、他社を経験して専門知識や経験を積んでから戻って来たかいがあったと思えますし、自身の成長の証を感じられてうれしいですね。
私は、まだ再入社して1年も経っていませんが、転職希望者から「大久保さんのおかげでいい転職ができました」「大久保さんが他のどのエージェントさんよりも一番親身になって寄り添ってくれた」など、たくさんのお礼のメッセージをいただいています。顧客に親身になって寄り添い、顧客の体験価値を引き上げることに注力できる環境だからこそいただけるメッセージだと思うと、これぞパーソルキャリアの魅力だと強く思います。
前職の同僚をリファラルで積極的に勧誘してしまうほど、出戻って良かったと思える会社
実は出戻って以来、リファラル採用を用いて前職の仲間を数名紹介しており、実際に入社した人もいます。自分が「一緒にはたらきたいな」と思った人に仲間になってほしいと思って声掛けをしているので、「あまり気張らず、気軽に考えてみて」という温度感から始めています。声を掛ける相手も元同僚なので、私自身が出戻ってどうなのかに興味を持っているようで、今どんな風にはたらいているのかが気になるみたいですね(笑)。
現在のチームは、子育て中で時短勤務をしているママ社員や、育休中のパパ社員もいます。在宅勤務ができたり、中抜けして子どもの送迎をしたりしているメンバーの柔軟なはたらき方を見ていると、どんなライフイベントがあっても安心だと思えます。なので、リファラルの話をする時も、パーソルキャリアのはたらきやすさにはすごく魅力を感じてもらえますよ。
今後の目標は、やはり競合に負けないパフォーマンスで業界No.1の支援数を上げられるようなマーケットシェアの拡大に寄与することです。そして、自分自身がフロントの最前線で支援数を増やしながら、プロフェッショナルなCA組織の拡大をはかっていくこと。
まずは今のチームで担当業界を極め、マーケットインパクトを確かなものにしていきたいですね。さらに、中長期的な自身のキャリアとしては、パーソルキャリア社員のエンゲージメントを高める施策や戦略に携わってみたいなと思っています。やはり、私はパーソルキャリアの人間がすごく好き。だから、一緒にはたらく人たちのキャリアを幸せにするような支援もしてみたいですね。
他社を経験して出戻ってきた私だからこそ言えるのは、パーソルキャリアは自身の成長と存在価値を実感できるはたらき方ができる会社だということ。
また、どの部署にいても感じるのは、良い意味で「お節介で面倒見の良い人」が多く、顧客のためだけでなく、メンバーのため、チームのためを考えて行動する人ばかりだということです。そんな私たちと同じように、「人のため、組織やチームのために何かすることが好き」「誰かに喜ばれることをしたい」「人とコミュニケーションを取ることが好き」──そういう方と一緒にはたらけることが、私にとっては一番の楽しみですね。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2025年4月時点での名称となります。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。