
社員インタビュー
2022.10.03
二児の母として、柔軟にはたらき方を変えながら自分自身のキャリアも着実に重ねていく。
doda事業本部 プラスサービス事業部 ハンティングエージェント統括部 ハンティングエージェント部 HA(ハンティングエージェント)
竹中 優理香
出産、育児に全力投球した1年。その後立ちはだかった転職活動とは
第一子の妊娠がわかったのは、メガバンクからの転職を考えて活動をはじめた頃。法人営業の仕事はやりがいもありましたが、当時ははたらき方改革がまだまだ進んでおらず、この先のライフプランを考えた時、ずっとこの仕事を続けるのは難しいと考えていました。
退職・出産を経た1年後、私は転職活動を再開しましたが、子育てと両立できるはたらき方を叶えるための転職活動は、私の想像以上に大変でした。入社時から時短勤務を希望するなど多くの制約がある中で、誰よりも親身に対応してくれたのが「doda」のキャリアアドバイザーでした。私の希望を丁寧にヒアリングした上で候補企業を提案してくれたおかげで、結果的に数社の内定をいただくことができました。その中の一社がパーソルキャリアでした。
私は、出産後の転職活動で苦労したことや、dodaのキャリアアドバイザーに手厚いサポートをしてもらったことが原体験となり、今度は人材業界で自分と同じような立場の人たちをサポートしていきたいと思うようになっていたのです。
またパーソルキャリアは、時短勤務でも管理職として活躍する女性が多数いること、個人のチャレンジをサポートする制度が充実していることにも魅力を感じ、この会社なら長期的な視点でキャリアを形成できると思えたことが決め手になりました。
採用成功につなげるために、重要なミッションを負うHAの仕事
2018年5月、私はハンティングエージェント(HA)として入社しました。HAとは、企業の抱える課題や必要とする人材の採用要件などを分析し、応募者を募るためのスカウトメールを企画・制作する採用支援の仕事です。スカウトメールの配信件数、応募率などのさまざまなデータを分析し、使う文言や配信のタイミングを決めて、応募者の内定につなげるための道筋を作っていきます。
当時のHAは、営業との伴走型支援が多かったです。お客様と直接的な接点は持ちませんが、営業とタッグを組み、企業担当として数字も共に追っていきます。採用成功につながった時はなによりやりがいを感じますし、営業と喜びを分かちあえるのもこの仕事の醍醐味の1つです。またHAは、いまの私のように時間的な制約があるなど、様々な事情でカウンセリングを受けられない登録者にも直接アプローチし、企業側の熱い思いや、これまで出会えなかった求人情報などの価値を提供できるところに魅力を感じています。
第二子出産、そして復職。リモートワークで試行錯誤する日々
入社して1年ほどが経過した頃、私は第二子を妊娠しましたが、「退職」という選択肢はありませんでした。パーソルキャリアには子育てに限らず、副業に取り組む、社内異動で新たなキャリアにチャレンジするなど、自由に多様なはたらき方を選択する人が多く、それを応援する風土が根付いていることを実感できていたからです。さらに産休直前まで、体調に配慮していただきながらも中途入社社員の教育担当を任せてもらうなど、復帰後を見据えた活動のおかげで、大きな不安を抱くこともありませんでした。
そして2021年5月、HAとして復職しました。現在はコロナ禍によりリモートワークがメインですが、メンバー同士がフォローしやすい環境や体制が構築されています。最近ではメンバーが自発的に集まり、オンライン上で仕事のノウハウや成功事例を共有する時間が設けられました。自身では限られた時間の中で最大限のアウトプットができるよう、業務の優先順位づけをすることと、何かに悩んだときには早めに相談することを心がけています。 柔軟にはたらくことはできますが、決して仕事は緩くありません。チームとしての目標を達成するためにメンバー全員が真摯に課題に向き合い、建設的な議論を重ねようとする。それが、パーソルキャリアの魅力だと思っています。
私にはこれから、HAとして取り組みたい課題がたくさんあります。例えば、私たちが手がけるスカウトメールはまだどちらかといえばマス向け。今後、個別に最適化できる余地があると思っています。スカウトメールを受け取る側、転職希望者側の満足度も意識した活動を模索していきたいですね。また、かつての私のように子育て期間によるブランクがある人、既存の求人となかなかマッチしない人なども気持ちよくはたらける社会になるよう、いま自分にできる仕事一つひとつに、真摯に取り組んでいきたいと思っています。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2025年4月時点での名称となります。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。