
社員インタビュー
2024.07.03
「やりたいことがわからない自分」を「好きな仕事でキラキラする自分」に変えてくれたパーソルキャリア
doda事業本部 採用ソリューション事業部 SD統括部 首都圏営業部 RC(リクルーティングコンサルタント)
矢山 侑樹
「もう転職で失敗したくない」──その想いがHR業界への道を後押し
社会人3年目で、3社目の勤め先となったのがパーソルキャリアでした。1社目と2社目でつまずいてしまった理由は「とくにやりたいことがなかった」からだと思っています。小さなころから憧れていたキラキラした世界に近づきたくて、学生時代の就職活動ではテレビや広告業界に絞っていました。
とはいえ、まったく対策をせずに挑戦した結果は全滅。その時はすでに大学4年の6月で、ここからの就職活動は厳しく、「自分を評価してくれるベンチャー企業」に惹かれて不動産業界に決めました。しかし、不動産営業のあまりのハードワークに心が折れ、1年4カ月で退職しました。2社目は少しでも労働条件の良いところではたらきたいと、外車カーディーラーの内勤営業に転じましたが、1社目との違いが大きく、かえって仕事にも待遇にも物足りなさを感じてしまいました。
そして3社目となればやはり、「もう失敗できない」という気持ちでいっぱいでしたね。まだ「自分は何をやりたいか」というポイントは曖昧でしたが、CA(キャリアアドバイザー)に人材業界の求人を紹介されたことをきっかけに、「私のように仕事選びで後悔し、不幸になる人を増やしたくない」との想いから人材業界に進もうという目標ができたんです。
学生時代には、「会社ではたらく」というイメージがまったく持てていなかっただけではなく、「不動産業界は土日休みではない」「個人向けや法人向け、新規やルート営業などいろいろな営業職がある」などの知らないことが多く、事前に知っていれば……と思うことがたくさんありました。私のように1社目の企業選びを後悔して転職を考えている方々に、私なりの経験を活かしつつ、ご支援をしたいと思うようになっていきましたね。
人材業界の中でもパーソルキャリアを選んだ理由は、学生時代からの大親友が新卒で入社していたから。いろいろと話を聞いていたため一番安心感がありました。面接の際には、「もう2回も離職しているんですね」とマイナスから入って、さらにどんどん減点されていくような居心地の悪さもなく、私のいろいろな面を加点方式で見てくださって、「素直で吸収が速い」という強みを評価していただいたことがうれしくて、とても印象に残っています。
結果は自分の努力で変えてみせる。自ら顧客を獲得していく営業がおもしろい!
現在の私の仕事は、中小企業をメイン顧客としたdodaの求人広告営業RC(リクルーティングコンサルタント)です。既存のお客さまに対して、広告掲載比率を伸ばしていただくとともに、掲載社数シェアを拡大していくための新規顧客の獲得にも力を入れています。具体的には全体の4割を新規領域の売上とすることを目標にして取り組んでいるところです。
1社目の不動産会社では、「すべての仕事は新規開拓のテレアポから始まる」という教えだったため、新規獲得の架電営業にはまったく抵抗はなく、むしろ当たり前だと思って取り組んでいましたね(笑)。トークスクリプトを一語一句丸暗記して臨んだ社会人1年目の経験は決して無駄ではなく、そこで「営業の基本」を叩き込まれたのだと、この時に実感しました。2社目は反響営業でしたが、「お客さまが来ない限り、自分の手ではどうやっても売上を立てられない」という限界を知り、逆に待ち時間をもったいなく感じていました。
私自身は、待っているより自分から新たなお客さまを獲得していきたいタイプ。パーソルキャリアの中でも反響営業をメインとするフロント職もありますが、売上を2〜3倍に伸ばすことを目標としたり、自分の努力次第で結果を出したりできる新規開拓営業が性に合っているなと感じています。
また、不動産や自動車という有形商材の営業をしていたころは、担当の私に価値を感じてくれたのか、それとも商品自体の価値だけが決め手だったのかがわからないことが多く、「モノを売ってしまえば、お客さまとの関係性も終わる」という現実を残念に思っていました。でもRCは、dodaという求人広告の“箱”に、自分自身でお客さまの課題に合わせた価値を詰め込んで提供ができる点が、これまでの営業とは大きく違います。自分で工夫した結果は、求人広告の効果としてスピーディにあらわれますし、結果が伴えば、また新たな提案につながっていくことにもやりがいを感じています。
単なる販売営業ではなく、「やり方に上限がない提案営業」が一番の魅力
RCの業務は中長期でお客さまに伴走していきます。契約をいただいて初めて顧客企業とゴールに向かって走り出せます。つまり、契約後からが本番であり、顧客企業の採用決定までを伴走しながら、自分の提案を自分の力で正解にできる点は、「売って終わり」ではないおもしろさです。
入社3〜4カ月目のころ、最初のご契約をいただいた顧客企業は、ドライバー採用に課題を抱える運送会社でした。業界的にも獲得の難しいドライバー職。他社との差別化を図るためにも、通常の約2倍の金額となる最上級プランを提案し、ご契約をいただきました。
実は数年前、そのお客さまがdodaをご利用された時の実績と印象が良くなかったようで、最初にアポをいただけた時は、思いもよらずマイナスの印象からの商談になりました(苦笑)。それでも、新たな担当の私の熱意と提案内容が伝わり、信頼していただけたのがうれしかったですね。
私たちRCは、dodaのスカウトサービスを担当するクライアントサクセス職(CS)や、顧客企業の魅力が伝わる理想のクリエイティブを手掛ける制作チームなどと一緒に顧客企業の採用成功を伴走しています。中でもRCはプロジェクトリーダーのような役割だと思っています。顧客の課題解決には、もちろんRC1人ではできないことも多々あります。いろいろな方々の知見やノウハウを借りながら、採用成功の可能性を最大化させていけることは非常におもしろいですね。
そうした取り組みの結果、掲載の初回タームから期待以上の応募数を獲得でき、無事に良い方をご紹介できたことで、次回のリピートにつながりました。そして、現在までも継続的にご紹介をかなえており、長期的にご契約をいただける大切なお客さまとしてお付き合いが続いています。
そして、なんと言っても、いろんな部署の方々とも協業しながら進めていける、「ALLパーソル」という社風も大きな魅力です。アイデアとチャレンジ次第で「なんでもできる、上限がない営業」だからこそ、ここではやりたいこともたくさん見つかりましたよ。
将来はコンサル力なども身につけ、自分にしかできない価値をdodaで届けたい
一緒にはたらくメンバーは同世代が多く、皆さん仕事に対してとても前向きです。本当に性善説で気持ち良く仕事ができる職場です。私も部署内で月間売上のギネスを更新しましたが、いろいろな形で褒めて伸ばしてもらえる表彰&賞賛の文化が根付いており、切磋琢磨できる同世代に刺激を受けつつ、自分が頑張りたいと思った時には上司や先輩が成長のチャンスをくれる、そんな恵まれた社風です。これからは、私にしかできない価値をdodaで届けていきたいですね。
そして、なんと言っても「doda」は社会に与えるインパクトの大きなサービスだと思います。そこに何か私自身で世の中に訴求できるような仕事ができたらいいなと心から思っています。
はたらいている中で「もっとこうなったらいいのに」と思うことを、いつか私の力で当たり前にしたい、と本気で思っています。そのためには、もちろんdodaのご支援のメインである中途採用領域もそうですが、複業などでの人材活用支援、さらには人材課題だけでなく、経営課題の領域のご支援など、支援する範囲を広げていきたいなと思っています。
そして、実は、パーソルキャリアに転職してすぐに複業も始めました。不動産業界と自動車業界の両方の経験が活かせるガレージハウス専門の不動産会社に、土日の空いている時間だけお手伝いをする反響営業として勤務しています。前職では収入面の不安が非常に大きかったことがトラウマとなり、「1社に依存するのではなく、自分で稼げる手段を増やしたい」という考え方はパーソルキャリアに入社する前から持っていました。パーソルキャリアは複業OKなので、こういったはたらき方の自由度の高さも入社の決め手になりましたね。
今はワークライフバランスも充実しています。複業をすると休みがなくなりそうなイメージを持たれますが、余裕のある時に、そのエネルギーを複業に使うようにしているので、とてもちょうどいいですよ(笑)。また、複業では、日頃の仕事では得られない刺激も多く、かえってリフレッシュにもなっています。
「やりたいことのない自分」が仕事選びに失敗する紆余曲折を経て、パーソルキャリアに来るまでは「仕事に一生懸命な自分」「目標を持って頑張る自分」というのを経験したことがない私でしたが、パーソルキャリアでの私は、「やりたいことを見つけてキラキラしている!」と思います(笑)。そして何よりも自分に自信が持てるようになった今、仕事がすごく楽しいです。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2025年4月時点での名称となります。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。