
社員インタビュー
2023.04.03
8年後を予測して中期経営計画の策定に没頭。「難しくて、面白い」が私らしいはたらき方。
事業戦略本部 事業戦略統括部 事業企画部 マネジャー 兼 doda事業本部 採用ソリューション事業部 企画統括部 事業企画部 マネジャー
脇田 麻季
「利益が出る構造」に関心が出て、事業企画へ挑戦
パーソルキャリアに転職してきた直後は、転職サイト「doda」に関連する商品を提案する営業職でした。新卒で入った前職が伝統的な日本の食品メーカーだったこともあり、同じ営業といっても期待されることが全く異なっていました。前職では新規の顧客を開拓する必要がなく、同じ営業職とはいっても、すでに取引のある顧客企業との関係をより強固にし、売上と利益を拡大していくのが主な役割でした。
実は、私は転職時に、”新規開拓の経験がない”ことを理由に、営業経験ありとはみなされませんでした。そこで、まずは、いわゆる新規営業をやってみたい、なかでもカタチのないものを売ってみたいと思ったことがパーソルキャリアに転職をした理由の一つです。
新規営業に携わってみると、パーソルキャリアの事業構造もあって純粋な売上数値以外の利益構造があまり見えてきませんでした。「値下げをしたいな」と思うことがあっても、一体どこまで値下げすると利益がなくなるのか?いくらで売ったらいくら儲けがでているのか?と純粋に疑問が湧いてきました。
そこから自然な流れで、「それを決めているのはどの部署なのか?」と思うようになり、事業企画に関心が移行していったわけです。もともと、異動しやすい制度があるという点も、転職時にパーソルキャリアを選んだ理由の一つでしたが、次にやりたいことに向けては、キャリアチャレンジという制度を使い、スムーズな異動を叶えることができました。
経営層とも連携し事業部規模での経営戦略を立てる醍醐味
現在、2030年に向けた中期経営計画を作っています。具体的には、経営企画部から降りてきた要請数値を事業部として受け止め、人や予算をどう配分していくのかシミュレーションしたものをまとめて、その後決裁者である事業責任者が判断をしやすいような根拠を揃えるのが仕事です。
こうして事業部で練られた中長期計画のたたき台は、上長によって社長をはじめとする経営陣らに向けてプレゼンされ、それに対する全社目線での指摘が戻ってきます。一度ではなく、さまざまな階層との喧々諤々のやりとりが繰り返し行われながら、計画が進んでいきます。
私の場合は、求人広告やdoda ダイレクト(旧doda Rectuiters)というダイレクトソーシング型の商材等を法人顧客に提案する、直販部隊の事業企画を担当しています。
8年後を予測して、限られた自分の担当範囲で、理想的な姿で利益をあげていくために、新しい商品で利益を伸ばせそうなのか? 新商品での利益成長が難しいのであれば、営業の配置の仕方を変えてみたらどうか? もしくは、高い利益をあげている特定の顧客セグメントにより多くの時間を割く戦略にしてみてはどうだろうか?など、そうした経営判断ができるよう、よき判断材料と枠組みを事業責任者や営業統括部長などに向けて提供できたと感じたとき、会社での私自身の存在意義のようなものを感じます。
「難しくて、面白いこと」をとても自由な環境でできるのがパーソルキャリアです
営業職として転職してきたときから前職との社風の違いは感じていて、カルチャーフィットに戸惑いがなかったと言ったら嘘になります。まずは若さと勢いに圧倒されました(笑)。ただし、それは決してネガティブなものではなく、「こんなに楽しそうに営業する人たちがいるのか!」と思ったのです。今の企画職は営業職に比べて平均年齢が少し上がるので、やや落ち着きはあるものの、やはり、皆さん非常にポジティブですね。
その具体例として「でもさ…」とか「そうはいっても…」のような否定的な言葉から話しはじめるような人が、まず部署内にはいません。みんな主体的で協力的です。コロナ禍まっただなかの異動で、リモートワークでの企画業務初挑戦だったにも関わらず、私が今こうして中長期計画に取り組めているのは、こうした社風の後押しが大きいように思います。
もしこの仕事を友達に勧めるとしたら、「難しくて面白いことを、とても自由な環境でできる仕事だよ」と言いますね。今の立場でもう少し学びたいことがあるという前提で、ここから先のキャリアとしては、現在の部署に予算、数字が降りてくる前工程である経営企画を見てみたいという気持ちもあり、もしくは、事業計画を実際に現場に装着し、価値を生み出すための企画を担当する営業企画の仕事を見てみたいという気持ちもあります。企画職として成長していけるようになんでも知りたいし、やってみたいですね。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2025年4月時点での名称となります。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。