
社員インタビュー
2023.04.03
強い意志があれば前進できる。夢は音楽フェスのようなオンライン「転職フェア」。
doda事業本部 採用ソリューション事業部 企画統括部 販促企画部
中嶋 駿弥
オンラインイベント向けプラットフォーム内製化に挑戦
新卒で地方銀行に入行し、法人渉外や資産家向け個人渉外、債権管理などに携わっていました。「人に影響を与える仕事をしたい」と思って選んだ金融業界でしたが、よりよいカタチで人々に影響を与えることができるのは人材サービス業界ではないかと考えるようになり、パーソルキャリアに転職しました。
5年ほど大手機電メーカーなどの顧客企業の採用支援に従事するなかで、今度は「顧客企業の採用をもっとよくする商品を創りたい」との思いが募り、キャリアチャレンジ制度を活用して、現在の部署に異動しました。
当時、コロナ禍を機にスタートした「転職フェア オンライン」は他社製のプラットフォームサービスを使っていましたが、使用料がかかるうえにカスタマイズができないなどの問題点があり、イベント専用のプラットフォームを内製化することに。私が現在の部署に異動してすぐに参画したのが、このプロジェクトでした。
完成した自社製プラットフォームは、よりユーザービリティの高い機能が充実したものの、肝心の営業担当からは「どのように売ればいいのか」「魅力ポイントは何か」…という質問の嵐。そのため、まずは社内広報に奔走しました。周囲の方々の協力を得て、なんとか自社プラットフォーム初の「転職フェア オンライン」は、売上・集客ともに目標を達成。自分にとっても大きく成長のきっかけとなる経験となりました。
企画に興味を持ってもらうため、副業で磨いたスキルが役立つ
転職フェアの企画で苦労しているのは、「営業を通じて、より多くの出展企業様を集めるための販促活動」です。イベントへの出展枠は一つの「商品」であり、企業様に買ってもらうには、まずはそれを売る営業担当に関心を持ってもらう必要があります。しかし、パーソルキャリアには他にもたくさんの商品があって、これがなかなか難しい。まずは営業担当に「このイベントを売りたい」と思ってもらえる付加価値を作ることが重要です。たとえば、「イベントでしか接点が持てない転職希望者を集め、オンラインイベントに来場してもらう」ことや、イベント終了後にも「顧客企業と転職希望者がつながり続けられるような、新しい出会い方を提供する」など、新たな機能やサービスの実装に向けて取り組んでいます。
営業担当とのやりとりでは、幾度も交渉や調整を重ねる必要があります。エージェント事業に携わるキャリアアドバイザーから集めた転職希望者の声などをもとに、「今度のイベントはこういうテーマで実施するので、こういう人たちが来る」「だからこういう法人顧客にマッチするはずだ」と営業に向けて説明をします。そんなとき役立っているのが副業で身につけたスキルです。副業のWebライターの仕事では、常に読み手のペルソナを立てて記事を書きます。この経験値が「イベントに来たい人はこんな人で、こんなイベントになる」というイメージを具体化して伝えることに役立っています。
強い意志があれば、それを助けてくれるスペシャリストはたくさんいる
企画職として意識しているのは、「仕事への志」「仕事への愛」「強い意志」「後悔しないよう全力で取り組むこと」「社会をよりよくしたいという想い」です。特に、企画者自身に「自分はどうしたいか」という意志がないと、物事は前に進まないと思っています。意志さえあれば、パーソルキャリアにはそれを支えてくれるスペシャリストがたくさんいます。自分自身の知見やノウハウが足りなくても、必ずやり遂げられます。前職では、決められた目標に向かって仕事をするスタンスでしたが、パーソルキャリアでは入社以来、自分がやりたいと思うことを自由にのびのびとやらせてもらっています。
そんななかで音楽フェスティバルが好きな私が実現したいのが、「音楽フェスのような転職フェア」です。たとえば、オンラインでホーム画面を開いた瞬間、出展企業様がパッと目に入って「わあ、プログラムがたくさんあるんだな!」と参加者がワクワクできるような仕掛けを考えてみたいと思っています。
もう一つ、目指しているのは、1人でも多くの人が「転職してよかった」と思えるような世界を創ること。私自身、パーソルキャリアに転職してよかったと思っています。ただ、転職したときに利用したサービスが何だったかは、正直あまり覚えていないんですよね。でも、それでいいと思うんです。「見えないけれど誰かのためになる」ものを作りたい、社会をもっとよくしていきたいという想いで、目の前の仕事に全力投球しています。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2025年4月時点での名称となります。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。