対談・座談会インタビュー

2024.03.22

企画も制作も広く経験した人が活躍する環境で、Will(やりたいこと)も見つけられる

パーソルキャリアが提供するサービス・プロダクトの企画・開発、マーケティング、デザイン、データ活用などを担うカスタマーP&M本部。その中で「doda X」のプロダクト企画チームのWebディレクターとして活躍するお二人に、企画に携わる魅力やはたらき方について語り合ってもらいました。

PROFILE

馬場 丈治

カスタマーP&M本部
doda Xプロダクト統括部 プロダクト企画部 プロデューサー

新卒で不動産系メディアの営業・Webデザイナーに従事し、2社目でWebディレクターやマークアップエンジニアを経験。3社目ではプロダクト企画職を経て、doda_X 事業立ち上げの2018年12月にパーソルキャリアへ転職。Webディレクターとして、doda Xの個人向けサイトのサイト改善などをメインに担当する。現在はリードディレクターとして複数のプロジェクトチームをけん引。

清水 彩

カスタマーP&M本部
doda Xプロダクト統括部 プロダクト企画 サブマネジャー

新卒で大手通販会社のECサイトのWebデザイナーとフロントエンドエンジニア、Webディレクター、マーケティングを広く経験。2社目のパーソルキャリアでのWebディレクターを経て、金融系サービスのプロダクトマネージャーに転職したものの、経験を活かしながら、改めてエンジニアのスキルも身につけていきたいという目標をかなえるため、アルムナイ採用で2023年7月、パーソルキャリアへ再就職。

いろいろな「ディレクター」がいるからこそ、仕事がおもしろい!

お二人のこれまでのご経歴を教えてください。

馬場
私は、不動産系の事業会社で営業職からスタートし、そこのプラットフォームサービスのWebデザイナーに異動した後、もっとWebに関わりたくなり、はたらきながら専門学校でWebスキルを学びました。

その後、ビジネスマッチングサービスの運営会社でサイトディレクションやマークアップエンジニアなどを務め、さらにインターネット情報サービスの大手でコンテンツ企画に携わっていました。パーソルキャリアは4社目になります。

清水
私は、新卒で大手通販企業に入社して、ECサイトのWebデザイナーとフロントエンドエンジニア、さらに新規事業でWebディレクターとマーケティングを経験。それからパーソルキャリアに最初の転職をしました。

その後、金融系のWebサービスを提供する事業会社でBtoBサービスのプロダクトマネージャーを2年弱経験して、2023年の夏にまたパーソルキャリアに再び戻ってきました。私も4社目ですが、最後の転職は出戻りのアルムナイ採用です。

馬場さんがパーソルキャリアを選んだ理由はなんですか?

馬場
ちょうどiX(現doda X)の新規立ち上げタイミングで、ハイクラス向けの人材紹介サービスを始めるというのがおもしろそうだったので、グッと刺さりましたね。

清水さんのアルムナイ採用というのも興味深いですね。

清水
ありがとうございます。最初にパーソルキャリアに転職した時は、dodaのプロダクト企画部門の配属でした。人数も多く、サービスも成熟していたのでやりやすかったのですが、もっと幅広くサービスを見て企画をしたいと思い転職をしました。

ただ、転職先のサービスはユーザーとして活用する機会のないものだったので、ユーザー側の気持ちになることができず、改修企画には苦労しましたね。そんなことでまた転職を考えていたころ、パーソルキャリアの元上司に声をかけていただき、アルムナイに挑戦して現在に至ります。

また、じつは次のキャリアを見据え、エンジニアリングのスキルを身につけたいと思っていて、「そのWillを応援してくれる会社に入りたい」というのが転職時の希望条件でした。パーソルキャリアがもともとそういう社風なのは知っていたので、「ぜひ!」という気持ちになりまして。

実際にその希望も叶えていただき、今はプライベートな時間に、エンジニア部署のGM(ゼネラルマネジャー)の指導で勉強もしています。

お二人はdoda X のWebディレクター職ですが、これまでの職場でのディレクター職との違いはありますか?

清水
前職ではディレクターという職種がなくて、PdM(プロダクトマネージャー)という職種の中にディレクターも内包されていました。プロダクトの管理から企画まで、一人で担う範囲が広かったですね。

馬場
清水さんがおっしゃる通り、事業会社の規模によっても業務範囲が違いますね。組織が大きいほど、清水さんの前の配属先部署のように業務が細分化されている会社も多いかと思いますが、スタートアップやベンチャーだと、一人で何役もこなすのがディレクターだったりするので、確かに違いますね。

清水
業務内容は同じでも、PdMと呼ばれたり、Webディレクターと呼ばれたり、その呼称や求人票の職種名も会社によって違いますよね。

馬場
最近は、とくにそうかもしれないですね。昔はWebディレクターだったけど、今はPdMに変更している会社も多いように思います。

清水
あと、今の部署の場合、事業会社出身の方と制作会社出身の方がほとんどですが、同じWebディレクターの経験者でもそのスキルやキャリアに違いを感じることはよくあります。

馬場
そうですね。事業会社なら「事業・サービスありき」で物事を考えますが、制作会社では「どうやっていいものを作るか」といった観点の違いですよね。それは自分も感じます。

チームやKPIによって企画の立て方、課題解決のアプローチ方法もさまざま

お二人は自身をどのようなタイプのディレクターだと思いますか?

馬場
私は、事業会社の経験しかありませんし、doda Xのサービス開発に関わっていることから、やはり転職者ってどういうことを考えているのか、どのような課題があるのか、どういう行動をしていくのかというユーザー視点を捉え、顧客体験価値の向上を目標として企画を考えていくタイプだと思います。

清水
そうですね。私もずっと事業会社でやってきたので、事業観点は強いと思います。

あとはスキル面で言うと、デザインとエンジニアとマーケティングも経験しているので、広く浅くかもしれませんが、ディレクターとしては、いろんな観点を持っているかなと思います。

馬場
じつは、私はディレクションってそんなに好きじゃなくて(笑)。どっちかというと企画が好きですね。

清水さんは傍から見ていて、いろんな職種の人とうまく連携しながら進めているところは、ディレクション力に強みがあるのかなというイメージを持ってますが。

清水
確かに。意識はしていませんでしたが、そうかもしれませんね。それに、同じディレクターの中でもいろんな知識やスキルを持っている方々が中途入社で集まっているので、そこから知見を吸収して学ばせてもらえるのもすごくいいなと思います。

馬場
そうですね。中途採用のメンバーが8割近くいる中で、とくに新しく入ってきたメンバーの方がトレンドのツールを使っていると社内の業務効率化に一役買ってもらうようなこともあって、すごく刺激になりますね!

現在の仕事では、どのように企画を進めていますか?

清水
企画の立て方は、チームの状況と課せられているKPIにもよりますが、私の場合は、データを見ながら課題を見つけ、それに対する対策と企画を練っていく方法が好きですね。

あとは、チーム全体でブレストを行って、定期的に企画の玉を出し続けて、それを企画化していくような方法も実践していますよ。

馬場
私は、個人顧客の体験価値の向上という観点から、こういうユーザー課題を解決するなら、こういう体験を設計するといいんじゃないかという企画を練って、エンジニアに共有しながら進めていくようなスタイルですね。

つまり、WHY?から入って、「なぜそれを作ったほうがいいのか?」というアプローチの方法です。

清水
私も馬場さんと一緒のプロジェクトは、そうやって進めていますね。

馬場
デプスインタビューやユーザーアンケートなどの定性的なデータをトータル的に見て、「これが本質的な課題だよね」というところと、「そこを解決すると事業も伸びるよね」という2つの観点から企画して、より大きな課題解決に取り組んでいく感じですね。

清水
私たちは個人側のサービス改善が主務なのでユーザーの声を参考にしますが、法人側だと営業サイドから要望が上がってきて、それをプロダクトとして企画していくアプローチになるので、個人・法人でも方法は違ってきますね。

メンバーのWillとCanが活かせるアサインでおもしろさ&やりがいもUP

HR領域でWeb企画・ディレクションをする魅力とは?

馬場
じつは、私はもともとHR業界に興味がなかったんです(笑)。ところが、「顧客体験価値の向上」というプロジェクトを自分がリードしてみて、「転職って結構勇気がいるし、人生の一大事だな」といったユーザー理解が深まると、プロダクトの企画にやりがいを見出すようになりました。

清水
私も、ユーザーさんの人生の大きな分岐点に携われるような業界だと思うので、そこには社会的価値もあり魅力を感じます。

現在2つのチームに所属していて、1つは馬場さんと一緒に画面のリニューアルに関して、ユーザーインサイトの整理などの上段部分から関われるのはすごくやりがいもあり、勉強にもなって楽しいです。インパクトの大きな仕事になると思うので、そこは責任感を持って進めています。

馬場
そうですね。自分も体験価値を上げるためのレコメンド施策やメール配信など、新たな企画にも取り組んでいます。

結構大きなプロジェクトでも任せてもらえるおもしろさもありますよね。

清水
そうですね。私も前職で経験がある分野で「プロジェクトの立ち上げからやってみないか」という話をいただいていて、それにはちょっとワクワクしていますよ(笑)。

パーソルキャリアではたらくおもしろさは何ですか?

馬場
やはり、大きな裁量を渡してくれるところだと思います。入ったばかりの社員でも経験があって、「できる人には任せる」というスタンスなのもパーソルキャリアの良いところ!「見守っているから自由にやってみていいよ」という感じです(笑)。

清水
「これは私の経験分野なのでやらせてください」と言って認めてもらえることもあれば、「多分、清水さんに合ってると思うよ!」という感じでプロジェクトを薦めてくれることもあって、よく見ていただいているな~と思います。

馬場
メンバーのWill(やりたいこと)とCan(できること)を踏まえたアサインをされることが多いので、個々の意思を大事にしてくれていますよね。それから、以前に清水さんがやってくれたワークショップも良かったね!

清水
ありがとうございます!ディレクターのメンバー全員に声をかけて、得意・不得意と好き・嫌いで4象限のスキルマップを作って共有した「相互理解ワークショップ」ですね。

あれは、私がチームのなかで勝手に「多分この人はこの分野が好きじゃないだろう」と思い込んでしまい、コミュニケーションでミスしてしまったことがきっかけなんです。業務を進めていく中で、これは個人的にも課題だし、多分ほかでも起きていることだろうなと思ったので、そこを解決するために開催しました。

馬場
自分は清水さんと同じグループだったけど、「清水さん、そういうところに興味あるんだ」みたいな発見は大きかったですよ。相互理解が進んだことで、「○○さんに、この施策お願いしたいな」という発見もでき、すごく有意義でした!

清水
私もです!まだdoda Xでの社歴が浅いので、そういう認識齟齬をなくすにはちょうど良かったなと思っています。

はたらく環境面での魅力はいかがですか?

馬場
清水さんはほかにも入社から1カ月も経たない時に、自らボードゲーム会を開いてくれて。あれで、グループの雰囲気をずいぶん変えてもらいましたよ。

清水
私、最初の出社日のランチは一人寂しくコンビニで済ませたんですよ(笑)。個を尊重する雰囲気は嫌いじゃないんですけど、さすがに寂しかったのでチームに馴染むためにも自分からコミュニケーションを取っていくことにしました。

まず、顔と名前を一致させるためにも、皆さんが参加しやすそうなボードゲーム会かなと(笑)。

馬場
コロナをきっかけにリモート勤務が定着して、だいぶグループ内でも“雑談”が減ってしまいましたからね。

自分はあんまり雑談も得意じゃなく、どちらかというと決められた施策を粛々と進めていくタイプでしたし、同じチームにならないとなかなか接点もなくて。そういう意味でも、清水さんの行動力には感謝です!

清水
恐縮です(笑)。新参者の私からのお誘いでも多くの方が参加してくださったので、みなさんとは雑談はもとより業務面でも気軽にチャットで相談するようなことも増えました。好評だったので2回目もやりましたが、また開催したいと思ってます(笑)。

馬場
それから、はたらき方の面で言えば、リモートワークと出社を自由に選べるのは魅力ですね。とくに自分は子どもがいるので、出社が必須だと急な発熱のときなどの対応は難しいけれど、パーソルキャリアならはたらき方を自由に選べるのでとても助かっています。リモートができない会社に勤める自分が想像できないくらいです(笑)。

清水
私も、リモートと出社を自由に選択できるのはうれしいです。また、エンジニアの勉強は完全にプライベートな時間でやっているので、その時間を確保できる余裕があるのも、すごくありがたいですね。

自分なりのこだわりをもって、他社にはないプロダクトを生み・育てていける仲間を歓迎

お二人の今後の目標を教えてください。

清水
目標は、doda Xを使って良い転職ができるユーザーを増やすことに尽きるかなと思います。個人としては、企画の面でそこをリードしていけたらなと思いますし、プライベートでエンジニアの勉強もしているので、いつかそちらでも貢献できるようになっていきたいです。

馬場
競合サービスも多い中で、doda X を「ユーザーに選ばれるサービス」にするための顧客体験価値の向上がミッションですね。たとえば、AIを活用した施策など、doda Xならではのプロダクト価値をユーザーに提供していきたいです。

お二人はどんな方と一緒にはたらきたいですか?

馬場
プロダクトの価値提供にこだわりを持って取り組める方がいいと思います。やはり、doda Xには良い転職をしたいユーザーがいて、その人の課題をプロダクトで解決したいという想いは大切ですね。

清水
馬場さんがおっしゃるような、ユーザーの体験価値や思いを踏まえた上で物事を動かしていける人は、前提としてマストだと私も思います。

あとは、未成熟なプロダクトを自分の力で伸ばしていきたいとか、主体的に動かしていきたいと考えている方とはぜひ一緒にはたらきたいと思います。

馬場
それから、企画の方でもっと力を伸ばしたい方がいいですね。プロダクトの課題発見から企画、実装、計測をして、つねにPDCAを回し続けていくのがディレクター職。

企画も制作もできる中で、もっと企画をやりたい、自分の企画をカタチにしたい方は大歓迎です!

最後に読者にメッセージをお願いします。

清水
パーソルキャリアは、はたらく人に寄り添った労働環境を提供してくれる会社です。

とくに、doda Xは今とても伸びしろがあります。そんなサービスの企画に関わること自体が魅力だと思いますよ!

馬場
パーソルキャリアが掲げるミッション/バリューにもある、“「はたらく」を自分のものにする」”を実践し、実感できる会社だと思っています。自分のはたらき方や、Will(やりたいこと)を大事にしたい方には良い会社です。

私のように「HRには興味なかった」という方にも挑戦する価値があると思います。

  • 社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
  • 社員の所属事業部名称は、2024年4月時点での名称となります。
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