対談・座談会インタビュー

2023.12.08

「つながり」を軸にキャリアを選ぶ。リファラルでかなえる豊かなはたらき方

新卒同期として出会い、意気投合して「いつか一緒にはたらこう」と言い合いながらも、それぞれ別の道を歩んでいたdoda企画本部の髙橋 遼太郎と小林 健太郎。リファラル採用で、8年越しの約束を果たしました。リファラルによって関係性が「進化」したという2人の対談をお届けします。

PROFILE

髙橋 遼太郎

doda企画本部
採用ソリューション企画統括部
商品企画部
ゼネラルマネジャー

2015年、パーソルキャリアの前身であるインテリジェンスに新卒入社。アルバイト求人情報サービス「an」の広告営業、企画職を経験する。2019年、「doda」の企画部門へ異動。アシスタントマネジャー、マネジャーを経て、2022年10月から採用ソリューション企画統括部 商品企画部のゼネラルマネジャーに就任。

小林 健太郎

doda企画本部
採用ソリューション企画統括部
営業企画部
アシスタントマネジャー

2015年、パーソルキャリアの前身であるインテリジェンスに新卒入社。グループ会社で人事・業務コンサルタントやマネジャーを務めたのち、LINE株式会社に転職。HRBPとして経験を積む。スタートアップ企業での管理部門マネジャー、個人事業主を経て、2023年2月から採用ソリューション企画統括部にてアシスタントマネジャーとしてChatPCAなど生成AIの活用した業務改善を推進。

新卒同期としての出会い。『いつか一緒にはたらこう』と言い合うように

髙橋さんと小林さんは2015年、新卒でパーソルキャリア(当時の社名はインテリジェンス)に入社しています。出会ったころの、お互いの印象から教えてください。

髙橋
健太郎(小林)さんとは、新卒同期として出会いました。内定者同士の懇親会を主催したり、内定者コミュニティをリードしたりしていて、リーダーシップがある人だなと感じたことを覚えています。

小林
夏休みに内定者研修で動画作成をした時には、お互いのチームや作品について東京駅の地下街や神楽坂の居酒屋で夜な夜な語り合ったよね。仲間と忖度なしでぶつかる遼太郎(髙橋)さんは、僕がこれまで育ってきた環境には少なかったタイプで、めちゃくちゃ頭が切れる人だと思いました。それから、毎月のように飲みに行くようになって。

髙橋
時間を忘れていろんな話をしたよね。僕と健太郎さんは理系出身で、人材サービス業界に飛び込んだという共通点がありつつも、仕事の進め方やチームメンバーへの配慮、リーダーシップの取り方がかなり違うんです。当時はわからなかったけど、今考えると、お互い違う資質を持っているからこそ惹かれたんだと思います。

小林
そうそう!小学校の登校班に例えると、遼太郎さんは班長として「行くぞ!」とみんなを引っ張っていくタイプ。僕は副班長で、遅れてしまいそうな子に後ろから「大丈夫?」と声をかけるようなタイプです(笑)。 入社後、僕がグループ会社に出向した後も、3カ月に一度くらいは飲みに行っていました。それから4年くらい経って、僕がLINE株式会社に最初の転職をすることになったんです。

髙橋
転職するつもりだと聞いたときには、驚きました。私は入社以来、当時パーソルキャリアが運営していたアルバイト求人情報サービスの事業部で営業や企画を担当していたのですが、会社の事業方針でサービスがクローズすることになって。転職メディア事業本部(現採用ソリューション事業本部)に異動した時期でした。

それぞれ迎えたキャリアの転機。満を持してリファラルの声がけ

お2人がそれぞれキャリアの転機を迎えていたのですね。リファラルのきっかけはどんなことでしたか。

小林
実は転職した後、何回も僕から遼太郎さんに「一緒にはたらかない?」と声を掛けていたんです。内定者時代から「いつか一緒にはたらこう」と言い合っていたし、遼太郎さんはどの会社でも活躍できる人材だと思っていたので。

髙橋
キャリア人生の中で、本当に尊敬できる人と一緒にはたらける時間は、意外と短いものです。健太郎さんに誘われたときは、正直心が動きました。でも、まだパーソルキャリアでできることをやり切っていないという感覚があって。とりあえず半年間、dodaで頑張ってみようと思ったんです。

小林
そこから先は、早かったよな(笑)。

髙橋
そうそう。私自身が管理職に昇格したり、MISSION VALUE Award(MVA)という社内表彰制度のファイナリストに選ばれたりしたこともあり、「自分が企画を立てれば、この会社でやりたいことを実現できる。自分自身で変えていける」と気づいたんです。

小林
その後、私はLINEから社員数20名のスタートアップに転職し、1人目の管理部門社員として人事・経理・総務を経験した後、個人事業主も経験しました。この間も、節目となるタイミングで遼太郎さんにも会って相談しました。その時に「うちの部署でも人材を募集しているよ」という話を聞いたんです。

髙橋
人事領域の業務コンサルからHRBP(Human Resource Business Partner)という彼のキャリアは、業務コンサルのスキルはそのまま営業企画職に応用できますし、人事領域の知見は「doda」というプロダクトに通じるものがあるなと、僕なりにいろいろと考えていました。

また健太郎さんのキャリア開発において、ビジネス領域に触れる経験を持つことで、今後のキャリアの選択肢を増やすのではないかとも思いました。加えて、かつてパーソルキャリアのミッションに共感して入社した経緯もあり、きっと想いが通じるだろうと思い切って営業企画職でリファラルの声掛けをしたんです。

小林
いや、でもこちらはまったく予想外の営業企画でビックリでした。しかも人事としてもなじみが少なかった求人広告領域だったので、最初は「何を言っているんだ……?」と思いましたね。しかし、話しをしていくうちに自分なら価値を発揮できるかもと思えるようになり、ぜひはたらきたいと感じるようになっていました。

「人生がより豊かになる」キャリアを求めパーソルに再入社

実際の面談が始まって以降、小林さんと髙橋さんはどんなやり取りをされていたのでしょうか?

小林
入社までの過程で、「この部署は同期が多いよ」とか「フロントで活躍しているのはこんな人たちだよ」というような情報を共有してもらったことは、心強かったですね。

髙橋
それと、面接担当者が日頃どんな課題意識を持って仕事をしているのかというような情報は、事前に共有していましたね。パーソルキャリアがどんな展望を描いているのか、人材を採用することでどんな事業課題を解決しようとしているかについても、解像度高く伝えられたと思います。

実際に入社するかどうかは健太郎さん自身の選択ですが、リファラルのフォローという意味では、一切の悔いなく伝えるべきことを伝えきれたと感じました。

小林
実は、大手インターネット関連サービス会社からも人事職で内定をもらっていて、最後まで迷ったんです。当時の僕は32歳で、次のキャリアで腰を据えて取り組んだことが今後の礎になるという思いがありました。インターネット関連の会社は外資系企業のような雰囲気で、チャレンジングな環境の中、これまで積み上げてきた人事のスキルを磨いていくことができます。

一方、パーソルキャリアでは、経験のない営業企画職での生成AI業務に挑戦することになりますが、かつての気の合う同期メンバーもいることは本当に心強かったですね。どちらを選んだら人生が豊かになるだろうと考えた末、パーソルキャリアへの再入社を決めたんです。

髙橋
自分たちも転職サービスを運営していますので、社格や年収等で意思決定する求職者が多いことを知っています。そんな中で、人とのつながりを重要視したキャリア選択をされ、またパーソルキャリアで一緒にはたらくことが決まった時はうれしかったですね。

小林
入社してからも、やはり昔の仲間がいるという安心感がありました。わからないことも気軽に質問できますし、困ったらすぐ相談できる。僕はこれまで4回転職をしていますが、入社直後の「初速」を上げられるのは、リファラル入社の大きなメリットです!

リファラルを通じてつながりを取り戻し、人間関係を「進化」させる

小林さんは、入社後もリファラル採用のメリットを感じているのですね。紹介した側の髙橋さんはいかがですか?

髙橋
以前、パーソルキャリアに在籍していたこともあり、スムーズにカルチャーフィットしているなという印象です。またパーソルキャリアの外の世界を見てきた彼から、パーソルグループの社員が一堂に会する「MISSION VALUE DAY」は文化として磨き込まれているというフィードバックをもらい、とてもうれしかったですね。グループ各社のメンバーが、自分たちが手がけたプロジェクトについてプレゼンするイベントです。ずっとパーソルキャリアにいる私たちにとっては当たり前になっていることも、一度外に出た立場から見ると魅力的に感じられるんだな、と気づきました。

小林
各社のカルチャーや職種ごとの個性が発揮された熱いプレゼンを聞いて、「やっぱりパーソルはいいな、最高だな、帰ってきたんだな」と思いましたね。

髙橋
今回、健太郎さんを迎えたことで、中途入社のメンバーがすぐに参照できる業務マニュアルの整備や、意思決定プロセスの可視化が必要だという課題にも気づくことができました。これから組織を成長させていくにあたり、自社の強みと課題を明確にする機会になったと考えています。

小林
年齢を重ねて別々のキャリアを歩んだり、家庭を持ったりすると、友人との付き合い方も変わっていくものですが、私自身は今回のリファラル入社で、人生でとくに大切にしたい人とのつながりや時間を少し取り戻すことができたと感じていて満足しています。

なので、皆さんにもかつてパーソルキャリアで共に仕事をした仲間に、もう一度一緒に働きたいと思う方がいらっしゃると思います。最後決めるのはその方と会社なので、きっかけを作るというパーソルキャリアのミッションに沿って、リファラル採用をきっかけとしてかつての仲間に声をかけるというのもあなたの人生にとって意義深いことになるかもしれません。

髙橋
今はお互いに忙しくなって、かつてのように3カ月に一度飲みに行けるわけじゃないけど、リファラルをきっかけに、あらためてキャリアについてじっくり語り合う中で、以前とは違う関わり方ができるようになり、関係性が「進化」したような気がします。

今回初めて私もリファラル採用に参加することで、パーソルキャリアのミッションを推進するための強い企画組織を「自分ゴト化」して考える機会になりました。今後も積極的にリファラル採用を行っていこうと考えています。

  • 社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
  • 社員の所属事業部名称は、2024年4月時点での名称となります。
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