
対談・座談会インタビュー
2025.03.21
主体的な挑戦と仕事へのやりがいが成長を促す。組織とプロダクトの進化に必要なものとは
エンジニアとして挑戦を続け、成長を実感できる環境では、どのようなキャリアが築けるのか。パーソルキャリアでは、一人ひとりの意思を尊重し、技術とマネジメントの両面で成長できる機会が整っています。今回は「doda ダイレクト」の開発に携わり、マネジメントに近い立場ではたらく二人が、キャリアの変遷や仕事のやりがいについて語ります。
Profile
プロダクト&マーケティング事業本部 クライアントプロダクト本部 テクノロジー統括部 スカウトプロダクト開発部 サブマネージャー
新卒で総合電機メーカーへ入社し、組み込み系エンジニアとして大型アンテナ/望遠鏡の監視制御システムの開発に従事。その後、出産を経て、2022年にパーソルキャリアへ入社。Webエンジニアからスタートし、後にリードエンジニアを務め、現在はサブマネジャーとして「doda ダイレクト」の開発を担う。
プロダクト&マーケティング事業本部 クライアントプロダクト本部 テクノロジー統括部 スカウトプロダクト開発部 サブマネージャー
SIerに新卒で入社し、SEとしてプロジェクト管理・保守などを経験。2019年にパーソルキャリアへITコンサルタントとして入社し、「doda」求人広告のDMや「doda ダイレクト」を担当。その後、2020年にエンジニアへキャリアチェンジし、現在は「doda ダイレクト」の内製開発チームに所属。
自分のキャリアを切り拓く。転職活動で感じたパーソルキャリアを選んだ理由
まずは、お二人のこれまでのキャリアと転職の動機について教えてください。
- 徳田
- 私は新卒で総合電機メーカーの組み込み系エンジニアとしてキャリアをスタートしました。大学では天文学を専攻していたので、天文台向けの装置開発に携わっていたんです。
ただ、結婚や出産を経て、出社中心のはたらき方では家庭との両立に苦労を感じるようになり、リモートワークが可能なWeb業界へとキャリアチェンジしました。
私の場合、前職はSIerに入社し、システムエンジニアとして約7年間勤めていました。開発プロジェクトのマネジメントを担当し、クライアントと直接やり取りしながら提案や保守対応を進める日々でした。
SIerでの現場はやりがいがある一方で、制約も多く、最適な解決策を取れない場面も少なくありません。その中で、自分の意見をより反映できる環境を求めるようになりました。
30歳に近づくころだったこともあり、事業会社で新たにチャレンジするために、パーソルキャリアへの転職を決めました。
転職活動の中で、人材サービスは価値ある仕事だと気づいたことが大きかったですね。初めての転職で勇気のいる決断だったので、エージェントの支援を通じて、「転職という人生の大きな決断に寄り添う仕事ってすごく意義があるな」と感じました。
単なる技術職にとどまらず、社会に貢献できる仕事をしたいと考えたことが、パーソルキャリアを選んだ理由です。
初めての転職だからこそ勇気がいる話は、とても共感できます。私は幼少期のころから敷かれたレールを進んでいくような人生でしたが、そのレールを自ら壊して、新しい道に進むような一大決心でしたね。
転職先を選ぶ際は、佐川さんと同じように、企業の理念や価値観に共感できるかを大切にしました。特に、「自分の成長」と「はたらきやすさ」の両方を実現できる環境を求めていました。柔軟なはたらき方ができ、エンジニアとして新たな挑戦に取り組める環境が整っていることが、大きな決め手です。
もちろん待遇面も確認しましたが、将来、子どもに誇れる仕事だと実感するためにも、その会社が「何を成そうとしているか」も重要です。こうした考えから、パーソルグループの「はたらいて、笑おう。」というビジョンには強く共感しました。
チャレンジ機会×社会貢献を実感できる環境が、エンジニアとしてのやりがい
入社してまず驚いたのは、想像以上に柔軟にキャリアを築ける環境があることです。私はもともとITコンサルタントとして入社しましたが、最適な開発をしていくためにも、自分の技術レベルを高めつつシステムの内部構造をしっかり理解したいと考え、エンジニアへの異動を希望しました。こうして自分の意思を尊重しながらキャリアを切り拓ける点は、パーソルキャリアの大きな特徴だと思います。
また、異動後は実際に開発業務に携わっていましたが、ある程度エンジニアとしての業務を経験した後は、ITコンサルタント領域の業務にも再び関わっています。プロジェクトマネジャー(PM)として業務を進める際も、システムの内部構造を把握したうえで取り組めるので、できることの幅や仕事のやりがいが違いますね。エンジニアに限定されることなく、柔軟に業務を担えるのも、積極的にチャレンジできる環境につながっている強みだと感じています。
そうですね。私も「実務の中で挑戦できる機会が多いこと」が、キャリアを広げるうえで大きな強みだと感じました。パーソルキャリアでは、挑戦の機会を得やすく、自ら動けば新しいことに取り組める環境があります。失敗しても「そこから何を学んだか」が重視されるため、安心して新しいことに取り組めるのも大きな魅力です。
徳田さんは、入社直後から目標に対するコミット力が非常に高いですよね。それはどこからくるものですか。
挑戦する機会が多かったことが、自分の成長に大きく影響しました。成功体験を重ねるうちに、目標を達成するプロセスが明確になり、「やればできる」という実感が強まったことで、より主体的に取り組めるようになったんだと思います。
たしかに、自分のやりたいことに挑戦できる環境が整っている点が、はたらきやすいと感じる理由のひとつですね。
事業の成長に貢献するための提案ができ、それを実行に移せることが、大きなやりがいにつながっています。一般的にエンジニアは「技術に専念する分、やれる範囲が狭くなる」と思われがちですが、パーソルキャリアではエンジニアであってもマネジメントや改善プロセスに深く関われます。
こうした挑戦ができるのは、他部門との密な連携が日常的に行われていることが大きな要素です。カスタマーサクセスの方からユーザーの声を直接聞く機会も多いため、開発の意義がより強く実感できます。
結果として、「このプロダクトは社会にとって本当に必要なものだ」と確信しながらプロダクトを作れる。それを実感できる瞬間が、エンジニアとしてのやりがいにつながっています。
佐川さんと私は仕事に対する考え方が似ていますよね。私も「自分のはたらきが社会を良くする」と実感できることに、大きなやりがいを感じています。
開発した機能が事業にどんな影響を与えたか、リリース後の数字やユーザーの反応まで確認できるため、成果を実感しやすい環境です。企画チームが立案した施策を形にし、その結果がデータで示されることで、「自分の仕事が社会に貢献している」と強く感じられます。
また、私はエンジニアとして入社した後、リードエンジニアを経て、現在は管理職候補としてマネジメント経験を積むポジションであるサブマネジャーを担っています。こうしてキャリアを着実に築けたのは、明確な目標設定や評価制度など、成果を出せば正当に評価される仕組みが整っているからこそです。自分の成長がプロダクトや事業の成長に直結する点も、大きなモチベーションになっています。
一人ひとりのキャリアに向き合い、挑戦を後押しする文化がパーソルキャリアの魅力
特に魅力を感じる点が二つあります。
まず、主体的に決められる裁量の大きさです。パーソルキャリアは、エンジニアであっても幅広い工程に携われる環境が用意されています。エンジニアとして成長したい、自らの意思で挑戦したいという人にとっては、理想的な職場だと思います。
もうひとつは、キャリアを考える機会が多いことです。パーソルキャリアはHR業界の企業として、社員自身のキャリア形成にも力を入れています。「自分のキャリアのハンドルを自分で握る」という意識を持ち、長期的なキャリア設計ができます。
私も、パーソルキャリアは、挑戦を重ねながら成長したい人には、最適な環境だと思います。特に、会社が個々のキャリアの希望に真剣に向き合ってくれる点が魅力です。もし現在の配属先でやりたいことができない場合でも、異動やプロジェクトの変更について積極的に相談に乗ってくれます。
さらに、ライフステージの変化に合わせたはたらき方ができることも大きな強みです。入社当初は「こういうことをやりたい」と明確な目標を持っていても、ライフスタイルの変化によってキャリアの方向性が変わることもあります。その際にも、会社からの柔軟なキャリア支援があり、長く成長し続けられる環境が整っています。
変化に適応しながら、成長し続けるエンジニア組織とより良いプロダクトを目指す
近い将来、サービスの根本的な部分を作り直す大規模な改修を計画しているので、そのプロジェクトをグループでやり遂げたいですね。さらに、その先には最新技術をいち早く取り入れられる柔軟な開発体制を構築したいと考えています。
将来的には、変化に敏感に対応できるエンジニア組織を目指し、組織マネジメントの面でも自分の経験を存分に活かしていきたいです。
私も、エンジニア組織の成長を牽引していきたいですね。技術課題の解決にとどまらず、より良いプロダクトを生み出す仕組みづくりにも注力し、一人ひとりが最大限に力を発揮できる体制を作ることが目標です。
はたらきがいも含めて組織マネジメントに力を入れることで、大きな成果につながると考えています。
- 佐川
- 私たちの現場では、日々さまざまな改善のチャンスや挑戦の機会があります。課題を成長の機会と捉え、前向きに取り組める人と一緒にはたらきたいですね。自分たちの仕事が事業全体の向上に直結すると信じ、意欲的に挑戦できる人ほど、活躍しやすい環境だと思います。
どんな課題も「自分ゴト化」して捉えられる人であってほしいですね。ただ挑戦するだけでなく、「どうすればもっと良くできるか」と試行錯誤しながら成長できる人が、パーソルキャリアには向いていると思います。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2025年4月時点での名称となります。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。