私たちがミッションを掲げる理由REASON

01ミッションのはじまり

2017年、インテリジェンス(現パーソルキャリア)とテンプホールディングス(現パーソルホールディングス)が経営統合し、パーソルグループが誕生。当時、パーソルグループでは「はたらいて、笑おう。」をブランドタグラインに掲げていました。

その2年後の2019年、「はたらいて、笑おう。」がグループビジョンとなった際、パーソルグループの一員として、そのビジョンを実現するために制定されたのが、パーソルキャリアのミッション「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」です。

「はたらいて、笑おう。」の実現に向けて、パーソルキャリアができることは何だろうと、当時の経営陣や社員たちで議論を重ねた結果、はたらくすべての人々が「自らの可能性や人生の選択についてより深く知り、選択し、行動すること」を支援することが、パーソルキャリアが社会に提供する価値であるという結論に至りました。

そして生まれたのが、この言葉です。

02幸せのカギは「はたらく」を自分で選ぶこと

自己決定感が幸福度を左右する

国際的な研究組織「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク」(SDSN)が発表した「世界幸福度ランキング2023」によると、日本はG7で最も低い47位。また、パーソルグループが約150の国と地域を対象に行っている、はたらく主観的価値についての調査では、「あなたは、日々の仕事に、喜びや楽しみを感じていますか?」という問いに対し、日本は世界で103位と、日本の幸福度は総じて低い傾向にあります。
では、「はたらく」ことと、個人が主観的に感じる「幸福感」には、どのような関係があるのでしょうか。
近年、幸せに関するさまざまな研究が進み、主観的幸福感には、自己決定が強い影響を与えることが分かってきました(※)。多くの人にとって「はたらく」ことは人生の重要な部分を占めています。それを、自らの手で選択できるか否かが、その人の幸福度を大きく左右するのです。

キャリアには多様な選択肢がある

私たちが思い描く、一人ひとりの「キャリア」は多種多様です。昇進・昇格を目指す人、仕事も家庭も両立したい人、プライベートを大切にしたい人など、理想の人生は人それぞれ。一人ひとりのライフステージや価値観のもと、多様な選択肢があり、それを自分で選び取ることが「はたらく」楽しさや喜びにつながっていく。そんな「はたらく幸せ(はたらくWell-being)」を多くの人に味わってもらいたい。それが、私たちの願いです。

03人々が「はたらく」を自分のものにしている世界とは

毎日、ワクワクしながら仕事に励む人たち。 夢や目標に向かって、精力的に新しいことを学ぶ人たち。
育児、介護や病気など状況に応じて、柔軟に「はたらく」を選択する人たち。
「はたらく」には多種多様な形があり、ひとつとして同じ形はありません。人と同じである必要はなく、誰かに強制されるものでもありません。どのような「はたらく」を選ぶかは、一人ひとりの人生の選択です。

はたらく一人ひとりが、自分の人生・キャリアにオーナーシップを持ち、自らの意志と行動で、行きたいと思った道へと自由に進んでいくことができる社会。そして、自らが選んだ「はたらく人生」が幸せや満足感につながる、「はたらくWell-being」を感じられる社会。
それはきっと、明るく、活力に満ちた未来であるはずです。
私たちパーソルキャリアは、はたらく一人ひとりが持つ可能性を誰よりも信じ、人々が「はたらく人生」において輝き続けられる社会の実現に向けて挑戦していきます。

  • 西村和雄・八木匡「幸福感と自己決定―日本における実証研究」(経済産業研究所 DP18-J-026、2018)

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