ミッション推進に向けた
2026年までの中期経営指針SEASONAL MISSION

Career SBU※ 2026とは

私たちは2019年にミッション「人々に『はたらく』を自分のものにする力を-GIVE PEOPLE THE POWER TO OWN THEIR WORK-LIFE.」を策定し、ミッションドリブンでの経営を行っています。
このミッションの実行力を高めるために、2026年3月までの中期経営指針として定めたのが「Career SBU 2026」です。

「Career SBU 2026」では、2026年までに目指したいSEASONAL MISSION(シーズナルミッション)「多様なキャリアを一緒につくる」を掲げ、その達成に向けて、「個人のお客さま」「法人のお客さま」、お客さまへ価値を提供していくに当たっての「社内」、という3つの領域に向けたコミットメントを設定しました。

「Career SBU 2026」では、2026年までに目指したいSEASONAL MISSION(シーズナルミッション)「多様なキャリアを一緒につくる」を掲げ、その達成に向けて、「個人のお客さま」「法人のお客さま」、お客さまへ価値を提供していくに当たっての「社内」、という3つの領域に向けたコミットメントを設定しました。
各コミットメントを全社一丸となって実現することで、就職・転職支援、副業・フリーランス支援、ラーニング提供など、パーソルキャリアが持つさまざまなサービスを通じて、はたらく人々の多様なキャリアの実現をサポートし、キャリアオーナーシップを育む社会の実現を加速させます。

  • Career SBU:パーソルグループはSBU(Strategic Business Unit)体制を敷いており、Career SBUは人材紹介(経験者、新卒)、転職メディア、ダイレクトソーシング、副業・兼業・フリーランス支援、再就職支援、外国人材就労支援などのキャリア関連の戦略的事業単位を指します。パーソルキャリア株式会社はCareer SBUの中核会社です。
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SEASONAL MISSION「多様なキャリアを一緒につくる」に込めた思い

今、社会には、未来に向けて解決していきたい「はたらく」に関する課題が多く存在します。
その社会の中で、私たちがミッションとして掲げている、「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」を推進するためにはどうすればいいだろう? この問いを、私たちは本気で考えました。

文化的背景・教育制度・社会システム…たくさんのことが絡まり合った複雑な問題の根底には、今解決すべき大きな課題として「はたらき方の多様性の乏しさ」があると考えています。同質的な社会の中で、一人ひとりが自分の意思に基づいてキャリアを選択できていないこと。そしてその結果として自分自身のキャリアを歩めず、はたらき方の多様性がない社会になってしまっていること。その解決に全社で取り組んでいくために、2026年までのSEASONAL MISSIONとして「多様なキャリアを一緒につくる」を設定しました。

一人ひとりが自分の「キャリア」を自分の意思で選択し、その実現に向けて行動する。
今の職場で努力し続ける「キャリア」も一つ。家族との時間を多く取るために仕事の比重を変える「キャリア」も一つ。複数の仕事で経験を積みながら夢に向かって歩んでいく「キャリア」も一つ…。

今、社会全体が課題解決の推進に向けて一歩踏み出したところです。
私たちは、たくさんの「多様なキャリア」を、ひいては意思ある自己決定を当たり前に応援する社会を、お客さまと一緒に、そしてこの課題に挑む多くのパートナーと一緒につくっていき、キャリアオーナーシップを育む社会の実現を目指していきます。

キャリアオーナーシップが育まれる社会をどう測る?

キャリアオーナーシップとは、一般的には「個人が自分の『キャリア』に対して主体性(=オーナーシップ)を持って取り組む意識と行動」のことをいいます。

私たちは、キャリアオーナーシップを「①自己のキャリアの現状把握」「②キャリアの自己選択・決定」「③ありたい姿に向けた、キャリアにおける経験の積み重ね」という3つの要素で構成される概念であると考え、それらをCOI(Career Ownership Indicator)と名づけた指標で計測しています。

また、パーソルグループは、グループビジョンである「はたらいて、笑おう。」の実現度を測るため、世界最大の世論調査であるGallup World Pollを通じ、世界約150カ国・地域で、世界の“はたらくWell-being”の状態を調査しています(“はたらくWell-being”指標)。

その中で、私たちが定義するキャリアオーナーシップとも関係の深い“はたらくの自己決定”に関する質問項目(自分の仕事や働き方は、多くの選択肢の中から、あなたが選べる状態ですか?)についても、世界各国・地域の状態を調べ、公開しています。

「世界のはたらくWell-being」を詳しく見る新しいタブで開く

私たちは、はたらく方々がより良いキャリアを積み、キャリアオーナーシップを育む社会の実現に向けて、これらの指標を用いて社会の状況をモニタリングし、私たちができるアプローチを探索し、実行していきます。

「Career SBU 2026」の実現に向け、“あなただけの「はたらく」を一緒につくろう。”プロジェクトを発足

SEASONAL MISSION「多様なキャリアを一緒につくる」の実現に向け、具体的なアクションとして"あなただけの「はたらく」を一緒につくろう。"プロジェクトを発足しました。

本プロジェクトは、一人でも多くの人に自分らしい「はたらく」をみつけてほしい、という想いのもと、はたらくについて一緒に考えたり、描いたり、また、キャリアの壁にぶつかったときに解決のきっかけになるような、キャリアオーナーシップを育むためのさまざまな取り組みを実施してまいります。

た、パーソルキャリアが主体の取り組みだけでなく、本プロジェクトに賛同いただいた企業、メディア、団体のみなさまと一緒に「はたらく」について考え、“多様なキャリア”の実現に向けた取り組みも実施していくとともに、本プロジェクトの取り組み実績などは特設サイトにて随時紹介してまいります。

はたつくプロジェクト公式サイトを見る新しいタブで開く

個人のお客さまへのコミットメント

多様なキャリアを体現できる最適なサービスを通じて、「より良いはたらく」を実現するための頼れるパートナーになる。

多様なキャリアを体現できる最適なサービスを通じて、「より良いはたらく」を実現するための頼れるパートナーになる。

個人のお客さまに対しては、一人ひとりの現状・課題を理解した上で、目指したいキャリアが体現できるサービスの提供を通じ、「より良いはたらく」の実現に向けて伴走してまいります。
そのために、2026年までに、サービス間のデータ統合をさらに推し進め、お客さま自身の目指すキャリアに最適なサービスが選択できる状態を目指します。その土台として、「doda」のさらなる拡大と、「doda X」「HiPro」「PERSOL MIRAIZ」といったキャリア実現において核となるサービスの成長にコミットしていきます。
これらの取り組みを通じて、キャリアオーナーシップが発揮できる人を増やし、「キャリアオーナーシップを育む社会の創造」の実現に近づけてまいります。

法人のお客さまへのコミットメント

人材獲得力を高める最適なサービスを通じて、頼れるパートナーになる。

人材獲得力を高める最適なサービスを通じて、頼れるパートナーになる。

法人のお客さまに対しては、人材にまつわる課題を解決するサービスを全社一丸となって提供していくことで、人材獲得力の向上に向けて継続的に伴走してまいります。
そのために、当社の営業による「人」と、技術を駆使した「プロダクト」それぞれの強みを活かし、法人のお客さまとの接点を一段と増やしてまいります。さらに、サービス連携も一層強化することで、企業の情報を蓄積・一元化し、今まで以上に課題・ニーズの理解を深めてまいります。
これらの取り組みを通じて、企業とパーソルキャリアがつながりつづける状態をつくり、人材獲得力向上に寄与するとともに、法人のお客さまから頼られるパートナーになることを目指します。

社内へのコミットメント

社員一人ひとりが多様なキャリアを体現できる会社として、社会のロールモデルになる。

社員一人ひとりが多様なキャリアを体現できる会社として、社会のロールモデルになる。

個人・法人のお客さまへのコミットメントを確実に実行していくためには、私たち自身がキャリアオーナーシップを発揮し、多様なキャリアを体現できていることが必要だと考えています。そのために、「Career SBU」ではたらく社員一人ひとりのキャリアオーナーシップを育む社内環境・制度をこれからもつくっていきます。
これらの取り組みを通じて、「仕事・働き方を自分で選べる状況にある」と回答※する社員を増やしていくことを目指します。

  • 当社が年1回実施している社員向けアンケートの回答を想定。「“はたらくWell-being”指標」と連動し、「はたらくの自己決定(質問:自分の仕事や働き方は、多くの選択肢の中から、あなたが選べる状態ですか?)」の回答を取得しています。