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キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2023 開催決定
はたらく個人の自律的な成長により、事業の持続的な価値向上を目指す
取り組み(キャリアオーナーシップ経営)をしている企業を表彰
~人的資本が最大化される「個人と企業の新しい関係性」を築きながら、より良き社会を目指して~

※本ニュースリリースは、「キャリアオーナーシップ経営AWARD2023 実行委員会」を代表し、運営事務局のパーソルキャリア株式会社が発表しています。
「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」および法政大学キャリアデザイン学部・大学院 田中 研之輔教授は、「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023 実行委員会」を設立し、組織の持続的な成長を実現するため、キャリアオーナーシップ人材を「見える(可視化する)」、「増やす」、「(経営や事業と)つなぐ」取り組み、「個人と企業の新しい関係づくり」を推進する企業を表彰する「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023」の開催を決定しました。
本アワードは、人的資本の最大化に取り組む有識者やCHRO(最高人事責任者)の皆さまを審査委員に迎え、2023年1月16日(月)から応募を開始、2023年4月にアワードの発表・授賞式を行う予定です。
募集要項およびエントリーシートのフォーマットは、本日12月19日より、キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアムの公式サイト内に設置したキャリアオーナーシップ経営AWARD 2023 特設ページで公開しています。
■キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023 特設ページ:
https://co-consortium.persol-career.co.jp/com-award/
■キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023 開催背景
「はたらく」をとりまく社会環境が激変する中、一人ひとりの個人が自律的に成⻑し続けるために“キャリアオーナーシップ” の必要性が見直されています。はたらく個人の力を最大化させ、企業、そして社会の力にしていくには、個人と企業の新たな関係構築が不可欠です。この状況に鑑み、先進企業の実践現場の兆しを、多くの経営者、企業人と共有し育てたい。そんな思いから、個人と組織の持続的な成⻑を実現するキャリアオーナーシップ経営に取り組んでいる企業をフィーチャーし、実践論として進化させることを目的とした“キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2023”を設立します。
本アワードは、はたらく個人の自律的な成長により、企業の持続的な価値向上を目指す取り組みを、発見・共有・集合知にしていく活動です。従業員の多様性、事業環境や企業文化などの複雑性といった複合要因を、キャリアオーナーシップを軸にいかに紐解いていくのか、解き方は決して一つではありません。
事業活動の現場で見えてきた兆しを、集合知にすることで、日本の「はたらく」を変える推進力を生み出していきたいと願っています。
■キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023 概要
はたらく個人の自律的な成長による企業の持続的な価値向上(キャリアオーナーシップ経営)を目指し、キャリアオーナーシップを発揮する人材を①可視化(見える)、②増やす、または、③事業や組織の成長と接続する(つなぐ)、活動/仕組み/施策として、アウトプットを伴う取り組みをしている企業を広く募集します。
応募部門
2023年は、キャリアオーナーシップ経営を導入・実践していく上で重要となるテーマの中から、4つの領域を選び、応募部門としました。
①人事/HRの変革 部門
経営や事業視点を加味した新たな人事/HRの役割と、必要なケイパビリティの拡張につながる取り組みをしている企業を表彰
します。
②企業文化の変革 部門
キャリアオーナーシップを土台とした、新たな企業文化・風土を生み出すための取り組みをしている企業を表彰します。
③マネジメントの変革 部門
キャリアオーナーシップ人材を育て活躍の機会を提供する様々な取り組みの中で、特にマネジメント層のあり方や育成に
フォーカスした取り組みをしている企業を表彰します。
④キャリアの変革 部門
副業/兼業や、リスキリングなど、社員の非連続なキャリア育成につながる取り組みをしている企業を表彰します。
応募資格
2022年12月までに取り組みをしている企業が対象です。 企業・グループ・個人など、応募する活動主体に制限はありません。
審査対象は日本国内での取り組みに限ります。
応募形式
本アワードのウェブサイト(URL:https://co-consortium.persol-career.co.jp/com-award/)より、指定のエントリーシートをダウンロードの上、必要事項を記載し、応募フォームからご提出をお願い致します。
応募は取り組みの実施関係者自身で行うものとし、所属企業・団体内での応募に関する承諾を得た上で行なってください。また、
本アワード事務局から、企業・団体に応募の働きかけを行うこともございます。
応募期間
2023年1月16日(月)~2月28日(火)17:00 (日本時間)
応募方法
・指定のエントリーシートは、本アワードのウェブサイト(URL:https://co-consortium.persol-career.co.jp/com-award/)にて、
2022年12月19日(月)から公開しています。応募される方は、ダウンロードしてご使用ください。
・本アワードのウェブサイトにある応募フォームに必要事項を入力し、エントリーシートをアップロードの上、ご送信下さい。
・希望部門を1つ選択いただけます。1社で複数の部門にご応募される場合は、個別にエントリーください。また、事務局の方で
適切な部門へ変更する場合がございますので予めご了承ください。
・エントリーシート2枚分に加えて、任意で参考資料をスライド3枚分まで提出することができます。資料形式はA4サイズ5枚以内、
10MB以内のpdfファイルとしてください。
・ご応募いただいた取り組みは、本アワードの広報やPR活動に利用する場合がありますので、必ず応募者が所属する企業や
グループの承諾を得た上でご応募をお願いします。
審査の流れ・発表について(スケジュール)
・募集要項・エントリーシート公開 2022年12月19日(月)
・応募受付開始 2023年 1月16日(月)
・応募締切日 2023年 2月28日(火)
・審査 2023年 3月中
・審査結果発表 2023年 4月中旬
・表彰 2023年 4月下旬
審査/選考方法
有識者等で構成する審査委員会において、応募企業の取り組みを厳正かつ公正に評価し、部門ごとに受賞企業を選定致します。
なお、審査の結果、受賞企業なしとなる場合がございます。
表彰
以下の表彰を行います。表彰候補となるノミネート企業一覧は事前に公表予定です。
・グランプリ (1社)※部門最優秀企業から選定
・部門最優秀賞(1部門1社)
※ノミネートされた企業については、2023年3月中旬以降、個別にご案内致します。
問い合わせ
キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2023実行委員会事務局(パーソルキャリア株式会社内)
E-mail: com_award@persol.co.jp
そのほか詳細はアワード特設ページにある募集要項をご確認ください。
■キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023 特設ページ:
https://co-consortium.persol-career.co.jp/com-award/
■キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023 実行委員長コメント
法政大学キャリアデザイン学部・大学院 田中 研之輔 教授
キャリアオーナーシップとは、はたらく個人が自分らしく、一人ひとりの人的資本を最大化させていく持続的な動力源となるものです。労働人口が慢性的に不足していく、減少社会のこの国の希望は、キャリアオーナーシップにあります。
人が足りないことを嘆くのではなく、人を活かしていく。自らのできることを増やしていく。主体的なキャリア形成に歩み出した個人は、目の前の仕事へのエンゲージメントを向上させます。キャリアオーナーシップ人材を増やしていくことで、企業は生産性や競争力を高めていくことができます。
今回、開催する「キャリアオーナーシップ経営AWARD 2023」は、戦略的かつ計画的にはたらく個人の人的資本の最大化に取り組んでいる企業を表彰させていただきます。経営戦略、事業戦略、人事戦略を相互に連携しながら、キャリアオーナーシップを推進していく企業群の取り組みが本アワードに集結することも楽しみにしています。組織は生き物です。私たちの取り組みで変えていくことができます。個人と組織の新たな関係性を構築していきながら、より良き社会を皆さんと創出していきます。
それでは、キャリアオーナーシップ経営AWARDでお待ちしています。
田中 研之輔 教授 プロフィール
法政大学キャリアデザイン学部教授/一般社団法人プロティアン・キャリア協会 代表理事
キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム 顧問
UC.Berkeley元客員研究員/University of Melbourne元客員研究員/日本学術振興会特別研究員SPD (東京大学)/一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。専門はキャリア論、組織論。社外顧問を33社歴任。個人投資家。著書29冊。
■「キャリアオーナーシップ経営」とは
「キャリアオーナーシップ経営」は、『はたらく個人の力を最大化させ、社会の力に変えていくために、企業が組織として新たな個人と組織との関係性を構築・再構築し、新人材戦略の策定と実施を通じて、経営戦略、事業戦略、人材戦略をダイナミックに連携させ、持続的な成長を促していく経営』を意味します。
「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」の参画企業が、「キャリアオーナーシップ人材を活用し、人的資本を最大化することで、企業の持続的な成長を生み出していくには、どうしていくべきか?」という問いについて、各社の経営戦略、事業戦略、人事戦略を相互に共有しながらオープンに議論した内容を、実践の現場から見えつつある兆しをもとに、人的資本を最大化する実践論として体系化した概念で、2022年に発表しました。
参考:キャリアオーナーシップ経営の考え方や構造などは、キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアムの研究成果レポート「はたらく未来白書 2023」として公開しています。
「はたらく未来白書2023」DLページ:https://co-consortium.persol-career.co.jp/report/hakusyo20220325/index.html
■「キャリアオーナーシップ」とは
キャリアオーナーシップとは、個人が自分の「キャリア」に対して主体性(=オーナーシップ)を持って取り組む意識と行動のことをいいます。
「我が国産業における人材力強化に向けた研究会」報告書(経済産業省、2018年)では、キャリアオーナーシップについて「個人一人ひとりが『自らのキャリアはどうありたいか、如何に自己実現したいか』を意識し、納得のいくキャリアを築くための行動をとっていくこと」と説明されています。
また、「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会 報告書~ 人材版伊藤レポート ~」(経済産業省、2020年)では、これからの個人と企業の関係性について、「企業は、画一的なキャリアパスを用意するのではなく、多様な働き方を可能にするとともに、働き手の自律的なキャリア形成、スキルアップ・スキルシフトを後押しすることが求められる」と指摘するとともに「個人は、キャリアを企業に委ねるのではなく、キャリアオーナーシップを持ち、自らの主体的な意思で働く企業を選択することが求められる」と報告されています。
参考:キャリアオーナーシップ リビングラボ 「キャリアオーナーシップとは?」
https://co-livinglab.persol-career.co.jp/knowledge.html