dodaスカウトサービスの利用開始時における
「企業ブロック」設定機能の不具合に関するお詫びとお知らせ

この度、当社が提供するdodaサービスにおいて、個人のお客様があらかじめ登録していた「企業ブロック設定」が、スカウトサービス利用開始時に自動的に解除される不具合があったことが判明しました。なお、現在は不具合を解消し、自動的に解除された企業ブロック設定は復元されております。

この不具合の影響により、dodaスカウトサービスを通じて企業のお客様に公開される情報が、個人のお客様の認識のないまま、ブロック設定していた企業（スカウトサービスをご利用の企業に限る）も閲覧できる状態だった可能性があります。スカウトサービス利用開始以後にのみ企業ブロックを設定いただいた方には影響はありません。

なお、直近の勤務先からの閲覧をブロックする補助機能は正常に作動しております。

本件の対象となった個人のお客様、ならびに関係者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。

対象サービス

個人向けサービス「dodaスカウトサービス」

事象概要

「dodaスカウトサービス」利用開始時のシステム上の不具合により、あらかじめ登録していた「企業ブロック設定」が自動的に解除された結果、スカウトサービスを通じて公開される情報が、解除前にブロック設定していた企業（スカウトサービスをご利用の企業に限る）も閲覧可能な状態となり、スカウトメールの送信も可能となっていました。
なお、「企業ブロック設定」は会員専用ページ等にて常時ご確認いただけます。スカウトサービス利用開始以降に設定が解除されていることをご認識のうえ再設定いただいた場合は、登録された企業ブロック設定は正常に作動しており、スカウトサービス利用企業から公開情報を閲覧されることはありません。

影響範囲

1．対象となる個人のお客様の人数
①解除前にブロック設定していた企業から情報を閲覧された方　1,763名
ブロック設定が自動的に解除された時点から、個人のお客様による再設定または当社による復元までの期間に、dodaスカウトサービスをご利用のブロック設定対象企業から求職者詳細画面を閲覧されたログがある人数です。

②解除前にブロック設定していた企業から情報が閲覧可能な状態だった方　49,486名
ブロック設定が自動的に解除された時点から、個人のお客様による再設定または当社による復元までの期間に、dodaスカウトサービスをご利用のブロック設定対象企業がログインしたことが確認できている方（①を除く）の人数です。企業のお客様が、対象となる個人のお客様の登録情報と一致する条件で求職者を検索した場合に、その検索結果の一覧に情報が表示された可能性があります。求職者詳細画面は閲覧されておりません。

2．情報の閲覧が可能な状態だった期間
2016年1月19日(火)（企業向け「DODA Recruiters」サービス開始）～ 2025年2月2日(日)

3．ブロック設定していた企業から閲覧が可能だった個人のお客様の情報
a) dodaスカウトサービス利用に必要なご登録情報
年齢、性別、都道府県、最終学歴（学校名・学部学科名・卒業年月）、勤務状況、転職回数、直近の職務経歴（勤務先会社名（公開設定の場合のみ^＊1）・勤務期間・年収・職種・職務内容の一部）
①のお客様については、これらに加え、企業向けの求職者詳細画面に表示される次の情報も対象となります。
最終学歴（校種・専攻）、保有資格、普通自動車免許、経験業種・職種、スキル、英語力、その他語学、海外赴任経験、直近の職務経歴（雇用形態・業種）、希望条件（業種・職種・勤務地・転居転勤可否・年収、転職時期）、自己PR
＊1 直近の「勤務先会社名」は、公開設定で「公開しない」を選択された場合には、スカウトサービス利用企業向けの画面に表示されないため、閲覧されておりません。

b) doda サービスの利用状況　※「行動履歴情報」公開設定の方のみ該当
会員専用ページへの最終ログイン日、転職活動の状況、よく閲覧する職種（①のお客様のみ）、スカウトメール受信数など

※「氏名」「生年月日」「都道府県以外の住所」「電話番号」「メールアドレス」は企業へは開示されておりません。
※ dodaスカウトサービスを通して企業に公開される情報の詳細については、こちらをご確認ください。

発覚経緯

dodaスカウトサービスをご利用の個人のお客様よりお問い合わせをいただき、企業ブロックに関する動作・処理の詳細な調査を行った結果、企業ブロック設定が自動的に解除されるケースがあることを確認し、本事象を検知しました。

発生原因

「dodaスカウトサービス」利用開始時のシステム不具合が原因です。本来、「dodaスカウトサービス」利用開始前にあらかじめ「企業ブロック設定」が登録されていた場合、その登録情報を引き継いだ状態で「dodaスカウトサービス」の利用開始が処理される必要がありますが、登録情報が引き継がれないプログラムになっておりました。
「dodaスカウトサービス」利用開始処理の開発において、当該パターンの検証が不足していたため不具合を発見することができませんでした。