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doda転職求人倍率
2024年1月は2.80倍(前月差‐0.42ポイント)
~求人数は依然として高水準を維持。4月入社を目指した転職希望者が増加し、転職求人倍率は下降~

パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:加々美 祐介)は、2024年1月の転職求人倍率をまとめた「doda転職求人倍率」を発表いたします。
なお、1月の業種別・職種別の詳細データや過去のデータについては、下記URLで公表しています。

doda転職求人倍率レポートhttps://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/
doda転職求人倍率は、中途採用市場における需給バランスを表すもので、dodaの会員登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>※分子・分母はdoda独自の定義により算出したものです

2024年1月の概況

・転職求人倍率
2024年1月の転職求人倍率は、前月から‐0.42ポイントの2.80倍となりました。求人数は前月比98.9%、前年同月比122.1%となりました。転職希望者数は前月比113.8%、前年同月比101.8%でした。

・求人数増加率 P.2「■業種別 求人数増加率」「■職種別 求人数増加率」参照
求人数は、業種別では12業種(「その他」は除外)のうち2業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「コンサルティング」(前月比115.2%)、次いで「建設・不動産」(前月比100.6%)でした。職種別では11職種(「その他」は除外)のうち「販売・サービス」の1職種で前月から増加(前月比101.1%)しました。

解説と今後の見通し(doda編集長:加々美 祐介)

・2024年1月の解説
求人数は高水準を維持。4月入社を目指した転職希望者が増加したため、転職求人倍率は下降
1月の求人数は、前月比で微減したものの、依然として高い水準を維持しました。微減した背景としては、昨年内で終了した求人があることや、一部充足し始めた募集ポジションがある等が重なったことが考えられます。求人数の増加率が大きい「コンサルティング」では、DX推進や業務改善に対するコンサルティング需要が高く、引き続き増加が見られています。一方で、転職希望者数は、例年4月の入社を目指して転職活動を始める人が増える傾向にあるため、増加しました。求人数は微減し、転職希望者数が増加したことで、転職求人倍率は下降しました。

・2月以降の見通し
2月の求人数は、年度内に採用を予定しているポジションの充足を目指し、企業の採用意欲は高止まりが予想され、横ばい、または増加が見込まれます。転職希望者数も1月に続き新年度に向け転職活動を始める人が多くなり、例年どおり増加する見込みです。転職希望者数のほうが求人数より大きく増加し、転職求人倍率は下降すると推測されます。

【解説者プロフィール】doda編集長:加々美 祐介(かがみ ゆうすけ)
doda編集長 加々美 祐介

2005年、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア株式会社)に入社。人材紹介事業、転職メディア事業で法人営業、およびマネジメントを担い、一貫して企業の採用支援、個人の転職支援に従事。
2013年にはカルチャー変革の仕組みづくりと推進をミッションとした新規部署を立ち上げ、企業変革を成功に導くためのチェンジマネジメントを主導。2014年には人事部門も管掌し、人事制度企画や採用、異動・配置転換、組織・人材開発など、ビジョンの実現と経営戦略の実行に向けた、戦略人事全般を担う。2019年、新しいマッチングサービスを開発する新規事業開発部門を立ち上げ、本部長に。ダイレクトリクルーティング全般、そしてハイクラス転職サービス「iX」(現「doda X」)の事業・プロダクト開発を牽引。2021年には執行役員に。2023年4月、doda編集長、プロダクト&マーケティング事業本部 事業本部長に就任。

転職サービス「doda」について< https://doda.jp >
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