総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎、以下パーソルキャリア)は、「タニモク(他人に目標をたててもらうワークショップ)」(以下「タニモク」)< https://tani-moku.jp/ >を2018年9月より本格スタートしました。
6月1日より新卒採用活動がスタート。企業は自社に合う人材を求めて学生とのコミュニケーションを強化していく重要な時期となりました。また、学生にとっても、就職活動が本格化し、より就職後をイメージして活動していく重要な時期になっています。今回当社では、企業・学生それぞれにとってより良い就職活動に取り組んでもらうために、新入社員の入社前の「目標」と入社後の「仕事の満足度」との関係性について、全国の2019年度新社会人300名と大学4年生300名を対象に調査を行いましたので、その結果をご報告します。

【 主な調査結果 】
①<大学4年生>働くうえで大切にしたいこと1は「仕事に満足感を持って働くこと」(46.3%)
②<新社会人>入社1カ月時点で、“3人に1人(4%)”が「仕事に満足していない」
 入社前に目標があった人は、4人に3人(77.8%)が「満足している」
 一方、目標がなかった人が仕事に満足度している割合は約半数(51.0%)に留まった。
③<新社会人>目標がある人は他人にアドバイスを求める傾向が高い。

■「タニモク」ファシリテーター兼プロジェクトリーダー 三石原士(みついしもとし)からの総括コメント
本調査から、学生は入社後に「仕事に満足感を持って働きたい」と考えていることがわかりました。そして、満足感を持って働くためには、入社前の目標のアリ・ナシが大きく影響しており、目標があった人の方がより「仕事に満足している」という結果が出ています。入社直後から誰もが満足できる希望通りの仕事に就けるわけではありません。しかし、目標があることで、希望通りでない仕事の経験も今後の成長につながっていくのだと理解できれば、満足感を持って働けるでしょう。
また、目標設定は一人だけで行うものと思われがちですが、自分以外の視点を入れることでこれまで思いつかなかった自分の可能性に気づくことがあります。本調査では「目標がある人は他人にアドバイスを求める傾向が高い」という結果が出ており、目標がある人は自身の成長に貪欲なことがうかがえます。他人のアドバイスはより良い目標をたてることにつながり、より良い目標は成長の意欲につながり、ひいては満足感を持って働くことにつながります。みなさん積極的に「他人」の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

大学4年生の約半数(46.3%)は「仕事に満足感を持って働きたい」
大学4年生に今後社会人として働くうえでの心持ちについて聞いたところ、最も回答が多かったのは、「仕事に満足感を持って働きたい」(46.3%)でした。次いで「常に成長を意識して働きたい」(44.0%)、「目標達成を追い求めて働きたい」(33.7%)などの回答が上位となりました。(グラフ①参照)
【グラフ①】<大学4年生対象> あなたは、今後就職するにあたってどのような心持ちで働きたいと思いますか?あてはまるもの全てお選びください。(全体 n=300)

■入社1カ月時点で、新社会人の3人に1人以上(35.4%)は仕事に満足していない!しかし、入社前に目標があった人は、入社1カ月時点でも満足度が高い!
新社会人1年目に、入社1カ月時点での仕事の満足度を聞いたところ、35.4%が仕事に「満足していない」という結果に。(グラフ②参照) 入社後1カ月は研修などが中心で、実務に関わることが少ない人が一定数いることを踏まえても、「仕事に満足していない」という状況は、「仕事に満足感を持って働きたい」という希望を持って入社した新社会人のモチベーション低下につながる恐れがあります。
さらに、学生時代に仕事や人生における目標があった人となかった人で比較すると、学生時代から目標があった人のほうが、入社1カ月時点で「仕事に満足している」と答える傾向が高いことがわかりました。新社会人にとって学生時代の目標の有無は、入社直後の仕事の満足度に大きく影響するようです。(次頁、グラフ③参照)
【グラフ②】<新入社員対象>現在(入社1カ月時点)従事している仕事にどれだけ満足していますか?(全体 n=300)

【グラフ③】<新入社員対象>現在(入社1カ月時点)従事している仕事にどれだけ満足していますか?(全体 n=300)

 ■学生時代に目標があった人は、他人に意見やアドバイスを求めている傾向が高い
次に、「他人に意見やアドバイスを求めるか」について調査したところ、学生時代に目標があった人は「他人からの意見を求めたことがある」人が約6割(58.5%)だったのに対し、目標がなかった人は約4割(34.6%)に留まりました。目標がある人は、その目標を達成するために、もしくは達成までの課題を解決するために、他人に積極的にアドバイスを求める傾向にあると考えられます。(グラフ④参照)
【グラフ④】<新入社員対象>自分から他人に意見を求めたり、アドバイスをもらったりしていますか?(全体 n=300)

<調査概要>
・調査期間:2019年4月26日~2019年5月4日
・調査対象:全国の新社会人1年目 300名、大学4年生 300名
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式

■他人に目標をたててもらうワークショップ「タニモク」
「タニモク」は、自分以外の視点を取り入れて選択肢を増やし、新しい目標設定を行う“ライフキュレーション”ワークショップです。人生100年時代、これからはだれもがさまざまな選択を迫られる時代になっていきます。パーソルキャリアでは、多くの方に多様なキャリアや働き方を考える機会として、利害関係のない人(=他人)同士が、お互いに目標をたててもらう「タニモク」を、2018年9月から本格スタートいたしました。本格スタートに伴い、Webサイトでは運営マニュアルや資料などを無料で開放し、公式ワークショップの定期開催なども行っています。
※「タニモク」についての詳細はこちら < https://tani-moku.jp/

<「タニモク」の3つのメリット>
1.自分の発想にない選択肢を得られる
2.自分の考えに強烈な後押しをもらえる
3.他人の計画を立てる面白さ

■「タニモク」の取り組み方
利害関係のない人(=他人)で4人1組のグループとなり、1人(当事者)が自分の現状を他の3人に説明します。他の3人は自分がその人だったら何をするかを考えて目標を提案する、という30分のセッションをグループ人数分行っていく、3時間程度のワークショップです。

■「タニモク」ファシリテーター兼プロジェクトリーダー 三石原士(みついしもとし)
大学卒業後、渡独。設計事務所にてキャリアをスタート。帰国後、大手情報サービス会社を経て転職サービス「doda」の立ち上げメンバーとして、パーソルキャリア(株)(旧社名:インテリジェンス)に入社。求人広告では、500社1,000名を超える取材、執筆を担当。2011年より、マーケティング部門にてコンテンツ企画を担当。2015年6月より、これからのはたらくを考えるメディア&コミュニティ“未来を変える”プロジェクトを立ち上げ、編集長に就任。2017年「タニモク」を開発。

■パーソルキャリア株式会社について< https://www.persol-career.co.jp/
パーソルキャリア株式会社は、パーソルグループの「リクルーティングセグメント」中核会社として、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、労働・雇用の課題の解決を目指します。

■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/
パーソルは、2016年7月に誕生した新たなブランドです。ブランド名の由来は、「人は仕事を通じて成長し(PERSON)、社会の課題を解決していく(SOLUTION)」。働く人の成長を支援し、輝く未来を目指したいという想いが込められています。
パーソルグループは、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」やアルバイト求人情報サービス「an」をはじめとし、ITアウトソーシング、設計開発にいたるまで、国内外の幅広い企業群で構成されています。グループのビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を実現するために、労働・雇用の課題の解決に総合的に取り組んでいます。