パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」(編集長:喜多 恭子)は、2021年7月の転職求人倍率をまとめた「doda 転職求人倍率レポート」を発表します。
※ 転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、dodaエージェントサービス登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
<算出式:転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷転職希望者数>

■2021年7月の概況
2021年7月の転職求人倍率は、前月比+0.30ポイントの2.31倍となりました。求人数は前月比105.8%、前年同月比138.6%となりました。転職希望者数は前月比91.9%、前年同月比100.9%でした。
業種別では、「その他」を除く8業種のうち、「小売・外食」以外の7業種で求人数が前月より増加しました。求人の増加率が最も高かったのは「サービス」(前月比107.7%)、次いで「メディア」「メディカル」(いずれも前月比106.8%)でした。職種別では、11職種すべてで求人数が前月より増加しました。求人の増加率は、高い順に「技術系(電気・機械)」(前月比107.3%)、「技術系(建築・土木)」(前月比107.1%)となりました。

■解説
求人数は2019年同月比で9割を超える回復
7月の求人数は、前月より増加しました。前年同月比では前月に引き続き大幅に増加。コロナ前の2019年同月比で91.4%まで回復している状況です。中でも、業種別では、大型ビルや高速道路施設の建て替えなどの需要により建設・プラント系で求人が増加しています。全体に求人数が伸びた要因として、前月に引き続き、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が行き渡ったあとの景気回復を見据えた採用活動を開始する企業が増えたことが考えられます。一方、転職希望者数は前月より減少したため求人倍率は上昇しました。
8月は、引き続き首都圏などで緊急事態宣言が発出されていますが、上半期に採用予定の求人を充足させようと力を入れる時期であることから例年どおり採用活動がより活発化することが予想されます。加えて、IT業界を中心に新型コロナウイルス感染症の拡大以降抑えていた未経験歓迎求人の回復もみられ、求人数は増加すると思われます。一方、転職希望者数は中長期的には引き続き増加傾向ですが、8月については、新型コロナウイルス感染症拡大前の年間推移と同様に微減する見込みです。(doda編集長 喜多 恭子)

※ dodaサイトでご覧いただける「doda転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しています。 
     https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/ 
※ 調査は2008年から行っています。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。

■解説者プロフィール doda編集長 喜多 恭子(きだ きょうこ)
1999年、株式会社インテリジェンス(現社名:パーソルキャリア株式会社)入社。
派遣・アウトソーシング事業で法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティング等を経験した後、人材紹介事業へ。法人営業・キャリアアドバイザーのマネジャーとして組織を牽引。その後、派遣事業の事業部長として、機械電子系の派遣サービス立ち上げやフリーランス雇用のマッチング事業立ち上げなどを行う。中途採用領域、派遣領域、アルバイト・パート領域の全事業に携わり、アルバイト求人情報サービス「an」の事業部長を経て、2019年10月、執行役員・転職メディア事業部事業部長に就任。2020年6月、doda編集長就任。

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