
対談・座談会インタビュー
2023.04.04
「包容力のある上司」と「信頼できる部下」。転職後もSNSでやりとりする仲です
パーソルキャリアでエンジニアとして活躍する奥野 堅斗は、2022年1月同じ部署のシニアエンジニア佐藤 政美の紹介でパーソルキャリアに入社しました。奥野 堅斗が以前はたらいていた会社の上司だった佐藤 政美からのリファラル採用の経緯を紹介していきます。
Profile
プロダクト&マーケティング事業本部 カスタマープロダクト本部 プロダクト開発統括部 dodaサイト開発シニアエンジニア
プロダクト&マーケティング事業本部 カスタマープロダクト本部 プロダクト開発統括部 リードエンジニア
「包容力のある上司」と「信頼できる部下」。転職後もSNSでやりとりする仲です
- 2022年1月、同じ部署のシニアエンジニア佐藤 政美さんから紹介され、パーソルキャリアに入社した奥野 堅斗さん。2人はもともと、どのような関係でしたか?
- 奥野
- 新卒で不動産会社に就職したのですが、IT業界に興味があり、働きながら夜間や週末にプログラミングの学校で技術を学んでいました。第二新卒で会計ソフトのパッケージベンダーに転職。当時、配属されたチームのリーダーだったのが佐藤さんです。
- 佐藤
- 奥野さんはIT業界未経験だったのですが、IT技術の習得にとても意欲的で、配属前の集合研修でも成績上位者でした。私のチームに配属された後は、エンジニアとして会計パッケージの開発に携わり、みるみる力をつけていましたね。素直でまっすぐな性格で、気持ちも強く、大変な状況でもへこたれない姿が印象に残っています。
当時、クリスマスイブにどうしてもテストをしなければならない案件があったときには、奥野さんもチームメンバーと一緒に出社してくれて、とても助かりました。
- 奥野
- 佐藤さんに出会うまで、エンジニアはお互いにあまりコミュニケーションをとらず、自分の机に向かってもくもくと仕事をするイメージがありました。でも、佐藤さんのチームはとにかく明るく、いつも会話が絶えず、和気あいあいとして、とてもいい雰囲気だったんです。佐藤さんのことは、包容力があって、いいリーダーだなと思っていました。
- 佐藤
- 私がパーソルキャリアに転職するころ、奥野さんは開発チームの主力メンバーになっていました。優秀なだけでなく、人としてもいい人だなと感じていたので、転職後も気になって、何度かSNSでやりとりしていたんです。このSNSのやりとりが、今後の私たちをつなぐものとなりました。
転職するメリットも、気になるところも正直に伝えることこそがおもいやり
- 転職活動を意識し始めた奥野さん。どのようなきっかけで佐藤さんにご相談をされましたか?
- 奥野
- 前の職場では何年も同じ仲間と一緒にはたらいていたためコミュニケーションがとりやすく、待遇にも特に不満はありませんでした。ただ、エンジニアは転職しながらスキルを磨いていく人が多いものです。同じ技術にばかり触れていると成長機会を失うのではないかという漠然とした不安を抱くようになっていました。そんなとき、佐藤さんからSNSで連絡をもらったのがきかっけです。
- 佐藤
- チームのマネジャーと1対1での対話の機会があり、優秀なエンジニアを採用したいという話題になり、そのときにふと奥野さんの顔が浮かんだのです。今、私たちの部署で使っているプログラミング言語は、奥野さんが持っている技術とマッチしています。チーム内には、奥野さんと同年代のメンバーが多いので、年齢的にもちょうどいいと思いました。
エンジニアにどんどん挑戦する機会を与えるパーソルキャリアの風土も、奥野さんの成長につながるのではないかと考えました。そこで、まずはSNSで「最近、仕事の調子はどう?」と軽い感じでメッセージを送ったのがはじまりです。
- 奥野
- SNSをもらったときは、本格的な転職活動をしていたわけではないのですが、ほかのエンジニア組織のはたらき方を知りたいと思っていたので、「実はちょっと転職も考えていまして……」と返信をしました。
- 佐藤
- その後、何度かオンラインで会話をして、いろいろと会社の魅力を伝えましたね。たとえば、部内で使っている技術や仕事内容、現場の雰囲気など。また、失敗をとがめられることなく挑戦して成長できる会社だということ、雰囲気のいいチームだということは特に意識して伝えましたね。
一部ではまだ古い技術を使っているシステムがあり、必ずしも最先端の技術だけに触れられるわけではないということも正直に話しました。会話の中で奥野さんが「マネジャーの方とお話ししてみたいです」と言ってくれて、実際の紹介へと進めることになったのです。
- 奥野
- 佐藤さんから話を聞いて、半分は今まで身につけたスキルを生かせる仕事、もう半分は新しいチャレンジができそうだと感じました。そして何よりチームの雰囲気がいいという点にも魅力を感じましたね。
入社前後の不安な時期に、何でも相談できる人が近くにいる心強さ
- 面談や面接で社員とお話しいただくことになった奥野さん。その中で感じたことや不安に思ったことはありましたか?
- 奥野
- カジュアル面談でお話したマネジャーの方は物腰がやわらかくて、こういう方がトップにいるチームなら、きっとはたらきやすいだろうと感じましたね。その後も何度か面談があったのですが、毎回面談が終わる度に「今終わりました!」と佐藤さんに報告をしていました。実は、最初のアポイントの際に履歴書を持っていかなかったのでリスケになってしまったんです。
「あぁ、もうダメかもしれない」と落ち込んで佐藤さんに連絡したら、「書類を忘れたことを理由に不合格にする会社ではないから大丈夫だよ」と言ってくれて、とても心強かったのをよく覚えています。
- 佐藤
- そんなことがありましたね。パーソルキャリアは、そういう部分でエンジニアの資質を判断するような組織ではないとわかっていたので、私はまったく気にしていませんでした。奥野さんに実力があることはよく知っていますし、信頼できる人柄もきっと伝わると思っていましたから。
- 奥野
「あぁ、もうダメかもしれない」と落ち込んで佐藤さんに連絡したら、「書類を忘れたことを理由に不合格にする会社ではないから大丈夫だよ」と言ってくれて、とても心強かったのをよく覚えています。
- 佐藤
- そんなことがありましたね。パーソルキャリアは、そういう部分でエンジニアの資質を判断するような組織ではないとわかっていたので、私はまったく気にしていませんでした。奥野さんに実力があることはよく知っていますし、信頼できる人柄もきっと伝わると思っていましたから。
- 奥野
- 佐藤さんからポジティブな言葉をかけてもらったので、不安なときも、焦らず落ち着いて過ごすことができました。
- 佐藤
- 私自身がエンジニアとして当社に転職したときは、リファラル採用ではなく、一般応募にて採用されました。そのため、部署にどんな人がいて、実際はどんな仕事なのか、いろいろと不安だったことを覚えています。なので、新しい会社へ行くとき、転職先に知っている人がいるのは、転職する人にとって心強いことだと思うんですよね。
- 奥野
- その通りです!入社した後も、誰に聞けばいいのかわからない細かいことをすぐ佐藤さんに相談できるので、めちゃくちゃ心強かったです。
- 佐藤
- 採用する側にとっても、数時間の面談だけではわからない人柄や実力を知った上で入社してもらえることは、とても大きなメリットです。実際に、奥野さんは入社後すぐに活躍してくれています。技術的にも、前職で一緒に仕事をしていたときからさらに成長していることを感じます。同僚から「奥野さん、いい方ですね」と声をかけられることもあり、本当に鼻が高いですね。
リファラル採用なら、入社前に現場の「ぶっちゃけた話」を聞ける
- パーソルキャリアに入社された奥野さん。転職後はどのような仕事をしているのですか?
- 奥野
- 現在は、ディレクターの要望を受けて行うdodaサイトの機能改修や、古い技術を最新のシステムに置き換える「リビルドプロジェクト」に携わっています。佐藤さんから新しいチームだと聞いていたのですが、ナレッジがしっかりと整理され、スムーズに仕事をスタートすることができました。
リビルドプロジェクトには自分から手を挙げて参加したのですが、本当にやりたい仕事ができているので、とても楽しいですね。前職で身につけた経験や、コミュニケーションスキルも生かせていると感じます。
- 佐藤
- 奥野さんの仕事ぶりや人柄はよくわかっているので、入社後もコミュニケーションがとりやすいです。チーム内で技術的な情報発信をしてくれたり、担当が決まっていない仕事を「やります!」と積極的に引き受けてくれたりと、とても頼れる存在です。今後はさらに成長し、組織を引っ張っていく存在になることを期待しています。
- 奥野
- リファラル採用では、もともと知っている人から現場の雰囲気や仕事の進め方などの「ぶっちゃけた話」を聞くことができます。エンジニアにとっては、自分のスキルや目指したいキャリアの方向性と、実際の仕事内容のギャップを減らせるので、メリットしかない制度だと実感しました。
- 佐藤
- 声をかける側としても、「また一緒にはたらきたい」と思う人を制度を通して誘えるにはとてもいい仕組みだと思います。信頼し合える人が会社の中に増えていけば、組織の成長にもつながります。より働きやすい環境を実現できるのではないでしょうか。
- ※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。
- ※社員の所属事業部名称は、2025年4月時点での名称となります。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。