多様性の尊重

パーソルキャリアが考える
キャリアオーナーシップを育むための6つの取り組み
~①多様性の尊重~

パーソルキャリアは、“人々に「はたらく」を自分のものにする力を”というミッション実現に向けて、個人が自分のキャリアそして人生に対して主体性(=オーナーシップ)を発揮する「キャリアオーナーシップ」を育む社会の創造を目指しており、そのために社内でもさまざまな制度の導入や取り組みを行っている。

今回はその取り組みの一つである「多様性の尊重」をひもといて紹介する。

▲今回は「多様性の尊重」について紹介

パーソルキャリアが目指すDEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)

パーソルキャリアでは、ジェンダー・国籍・性的指向・障害・年齢など、多様なバックグラウンドを持つ社員がはたらいている。また、育児・介護・病気など、なんらかの事情と仕事を両立しようと努力する社員もいる。パーソルキャリアのDEIでは、こうした多様なバックグラウンドや個々の事情があっても、公平なチャンスとサポートのもと、一人ひとりが強みや個性を発揮できる環境作りを大事にしている。

2025年度末までの目標「制限の有無にかかわらず活躍できる環境を作る」

2023年度~2025年度の3年間は「制限の有無にかかわらず活躍できる環境を作る」を目標に掲げている。そこで、採用から退職まですべてのフローにおいて、どのような制限があり何が活躍を阻害しているのか、社員自身が「制限」と感じること・ものは何なのかを明らかにし、対応していく。例えば、育児や介護などを行う人は時間による制限を受けやすい。そうした時間の制限を緩和するため、会社全体で「残業時間の抑制」に取り組み、年5時間ずつの削減を図っていく。時間の制限のない社員においても、削減した時間をプライベートの充実や自己研さんどの時間に充ててもらいたいと考えている。

 

また、仕事と育児との両立では、常に時間に追われている感覚を抱いている社員が多い。そこで「家事/育児代行サービス費用補助」を行い、家事や育児の負担を減らすことで、家族と過ごす時間、趣味や自己研さんど自分の時間を少しでも持てるようにサポート。

 

さらに、制度整備だけでなく、制限ある働き方をしている人の気持ちや実態を理解するため、「管理職育児体験」という管理職向けの研修を行っている。育児、介護、病気など、さまざまある制限の中でも、代表例の一つである育児による時短勤務を疑似体験し、制限があってもなくても活躍できるような組織運営の在り方の検討、改善に取り組んでもらうことが狙いだ。ほかにも、体の仕組み上受ける制限や育児休暇による制限などの緩和に取り組んでいる(詳細は「パーソルキャリアのDEI」へ)。

 

今後も、社員の活躍の阻害要因に応じて、制度の見直しやサポート体制の構築などを行っていく。そして、制限の有無にかかわらず、社員の持つ知識や経験が遺憾なく発揮され、キャリアオーナーシップを育みながら、自分らしい「はたらく」が実現できる会社を目指す。

多様性の尊重で、顧客体験価値の向上につなげたい

パーソルキャリアが目指す「多様性の尊重」は、社員個人のありたい「はたらく」の実現だけでなく、顧客に向けたサービスの向上にもつなげていく。あらゆる制限にかかわらず、社員一人ひとりの強みや個性を最大限に発揮することができれば、サービスやプロダクトに対するアイデアや企画、新しい視点などが生まれるだろう。社内での多様性の尊重への取り組みから、パーソルキャリアが提供するすべてのサービスの質や、企業やはたらく個人の顧客体験価値の向上につなげていきたい。

多様性の尊重の先にある「はたらく」人生の豊かさ

パーソルキャリアの社員が自分の望む姿に成長することができ、自分自身を活かせている実感が持てる状態、つまりキャリアオーナーシップを育んでいる姿は、より幸福を感じて「はたらく」こと、つまり「はたらくWell-being」の実感につながると考えている。そして、社員一人ひとりの充実した「はたらく人生」を起点に、はたらく個人や企業、さらには社会全体でのキャリアオーナーシップの醸成、はたらくWell-beingの創造につなげていくことに寄与していきたい。

 

※掲載している内容は取材当時のものです。

編集:パーソルキャリア広報部 

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