【連載】はたらく!となりのキャリアオーナーシップ
「転職したときの初心に立ち返る」
第9回 田村侑也(doda企画本部プラス企画統括部 戦略企画グループ)
パーソルキャリアでは、個人が自分のキャリアや人生に対して主体性(=オーナーシップ)を発揮する「キャリアオーナーシップ」を育む社会の創造を目指しています。主体性やオーナーシップと聞くと「意識高く臨む」「大きなことを実行する」など大変そうと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、キャリアオーナーシップは、日々のふとした瞬間にも発揮されているとパーソルキャリアでは考えています。
本連載では、パーソルキャリアの社員が日常業務の中で発揮している「キャリアオーナーシップ」を紹介。また、次回登場する社員は掲載社員からバトンを渡すリレー形式でつないでいきます。
第9回は、川嵜拓海から紹介の田村侑也。川嵜からは「事業における課題を『自分ゴト化』して主体的に取り組んでいく姿勢があり、周りのメンバーにも伝わる」と信頼されている田村。そんな田村に自身のキャリアオーナーシップを感じるときを聞いてきました。
田村 侑也(たむら ゆうや)
doda企画本部プラス企画統括部 戦略企画グループ
―具体的な仕事の内容を教えてください。
私は「doda」プラスという非対面型のエージェントサービスを提供している事業部で、転職希望者へのスカウトメールについて企画する部署にいます。「メールの企画」と聞いてもピンとこないかもしれませんが、私は「三者にとっての機会の最大化」を考える仕事だと思っています。この三者は「企業」「当社」そして「個人」。企業の求人を掲載したスカウトメールを当社の担当者が転職したい個人に送信します。ここで、企業には人との出会いの機会が、個人には自身のキャリアを広げる企業との出会いの機会が生まれ、当社はそのマッチングの機会を最大化することを目指しています。どこかに偏りがなく安心して使えるサービスになるようにしていきたい、これは自分のキャリアオーナーシップにもつながっています。
▲週末は家族で外出しリフレッシュするそう。
先日息子さんと水族館に行って金魚がいることを指差しで教えてくれた写真
―そのキャリアオーナーシップとはなんですか?
「機会を広げる」ですね。この考え方は私が転職活動したときの体験に基づいています。転職するときはキャリアに悩みましたし、たくさんの転職サービスも利用しました。そして転職サービスから届くメールに「こんな視点があったのか」「こんな求人もあるのか」という気づきもあり、それが自分の可能性を広げてくれた機会にもなりました。一方で、メールに対して「こういう情報があったらいいのになぁ」「ここまでメールがくると大変だな…」という思いがあったこともよく覚えています。メールが少なくても多くても機会を逃してしまうし、情報の質も問われるということを体感しました。だから自分が転職サービスを提供する側になった今も「転職時の初心」を大事にしています。そして、転職希望者に「機会」を適切に届ける方法を考えることが「サービスの本質」につながっていくと思っています。
―田村さんの「機会」がメールによって広がったのですね。
はい。そして、転職という「機会」があったからこそ、自分自身のキャリアをどうしていきたいのか、どういった価値を世の中に届けたいのか、真剣に考えるようになりました。それは私にとって大きな転機になりました。そんな機会を「企業」「個人」にも届けたい。だからこそ、スカウトメールを通じて支援し、機会の最大化に貢献できることにやりがいを感じています。
―「機会」を通じたキャリアオーナーシップのお話、ありがとうございました! では次の方の紹介をお願いします!
戦略統括部ブランドエクスペリエンス統括企画グループの「齊藤和音(さいとうかずね)」を紹介します。彼のキャリアオーナーシップへの考え方がとても参考になり、転職後に自分のキャリアを再度考えるきっかけとなりました。ぜひ皆さんにも聞いてほしいなと思います!
―ありがとうございました! 次回は「齊藤和音」を紹介します!
※掲載している内容・社員の所属は取材当時のものです。
編集:パーソルキャリア広報部