【連載】はたらく!となりのキャリアオーナーシップ 第11回 米山綾子(経営企画統括部調査グループ)
パーソルキャリアでは、個人が自分のキャリアや人生に対して主体性(=オーナーシップ)を発揮する「キャリアオーナーシップ」を育む社会の創造を目指しています。主体性やオーナーシップと聞くと「意識高く臨む」「大きなことを実行する」など大変そうと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、キャリアオーナーシップは、日々のふとした瞬間にも発揮されているとパーソルキャリアでは考えています。
本連載では、パーソルキャリアの社員が日常業務の中で発揮している「キャリアオーナーシップ」を紹介。また、次回登場する社員は掲載社員からバトンを渡すリレー形式でつないでいきます。
第11回は齊藤和音から紹介の米山綾子。米山は、新卒でパーソルキャリアに入社後、一度転職し、アルムナイとして当社に戻ってきました。そんな米山に自身のキャリアオーナーシップを感じるときを聞いてきました。
米山 綾子(よねやま あやこ)
経営企画統括部調査グループ
―具体的な仕事の内容を教えてください。
はい、私の仕事は主に市場調査とその結果の分析です。アンケート調査を通じて顧客心理や市場の動向を把握し、それをもとに示唆を出すのが私の役割です。具体的には、「doda(デューダ)」や「HiPro(ハイプロ)」をはじめとする事業部や経営ボードが重要な意思決定をする際に必要となる情報を提供しています。
例えば、顧客がどのようにサービスを選ぶのか、はたらく環境に対してどのような意識を持っているのかなど、細かい点まで深掘りして分析しています。分析するたびに新しい発見があるので、まるで宝探しをしているかのような楽しさを感じますね。
―調査・分析が業務なのですね。仕事を始められてからずっと調査を担当しているのですか?
実は、この仕事についたのは偶然の結果です。新卒でパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)に入社し、キャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザーなどフロントと呼ばれる業務を担当していました。その後転職して営業以外なんでもやる仕事に就き、その中で自分がすごく数字が好きであることに気づきました。そして、再びパーソルキャリアに戻ってきたとき、調査業務を任されることになったんです。結果的に、数字やデータ分析が好きだった私にはぴったりの仕事でした。だから、経験を積みこの仕事を続けられていると思っています。
―まさに「キャリアの偶発性」! 偶然の出会いが最良の仕事につながったということですね。ではその仕事の中で、自身がキャリアオーナーシップを発揮していると思うことはありますか?
普段の業務でキャリアオーナーシップを発揮していると感じるのは、「第三者の視点を忘れずに持つこと」ですね。パーソルキャリアのサービスや製品を社内からの視点で見ると、どうしても主観的に偏りがちです。しかし、私たち調査部は客観的な情報を提供する役割が求められます。
例えば、新しいサービスの導入を検討している際、私たちが出す分析結果が経営ボードの意思決定に大きな影響を与えることがあります。その際、サービスの一面的な良さにとらわれず、顧客が本当に何を求めているかを冷静に見定めることが重要です。
また、調査結果をもとにした示唆を出すときも、常に「顧客の視点」=「第三者の視点」を忘れないようにしています。これにより、企業全体が正しい方向に進むための意思決定を支えることができるのです。私はこの第三者の視点を持ち続けることが、自分のキャリアオーナーシップを発揮する一つの方法だと考えています。
▲最近は親子3人でボルダリングにも挑戦中!
―どんな仕事でも「客観的な視点」は重要ですね。お話、ありがとうございました!
※掲載している内容・社員の所属は取材当時のものです。