パーソルキャリアでは、「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」というミッション実現に向けて、個人が自分のキャリア、そして人生に対して主体性(=オーナーシップ)を発揮する「キャリアオーナーシップ」を育む社会の創造を目指しており、そのために社内外でさまざま取り組みを行っています。その一つに、「タニモク」という他人と目標をたて合うワークショップがあります。「タニモク」は利害関係のない人(=他人)で3~4人1組のチームとなり、自分がその人だったら何をするかを考えて目標を提案する、というものです。
「知らない人と目標をたて合うの?」と不思議に思う方もいるかもしれませんが、このワークショップの面白さは知らない人同士で行うことにあります。今回はその「タニモク」の魅力がぎゅっと詰まった記事を「タニモク」noteから紹介します!
そもそもタニモクとは…
前述のとおり、「タニモク」とは利害関係のない人同士が3~4人のグループを組み“お互いの目標をたて合う”ワークショップです。「タニモク」は、以下のような手順で進めます。
(1)グループの中の1人が主人公となり、自分の現状をほかのメンバーに説明します。
(2)ほかのメンバーは、主人公の目標をたてるために知りたいこと、興味があることについて質問を行います。
(3)ほかのメンバーは、主人公の話を聞いた上で「自分がその人だったら」という視点で目標を提案します。
この流れを1人当たり約30分で実施し、グループの人数分このセッションを繰り返します。知らない人同士だからこそ、思いもしなかった目標や行動の切り口が見つかるんです。
「タニモク」の良いところとは?
他人に目標をたててもらう良さはどこにあるのでしょう。実際に受けたことのある方のコメントを拾うと大きく3つのメリットがありました。
①自分になかった発想や選択肢が得られること
②自分がモヤモヤと考えていたことが具現化されること
③ほかの人の目標を考えることが、自分の考え方のヒントにもなること
今まで参加した方が体験記を書いているので、そちらも参考に。
「タニモク」フェスって何?
企業や団体、学校など、さまざまな場で活用できるオープンソースのようなワークショップで、実施した企業や団体が「タニモク」の方法をアレンジするなど新しい広がりを見せています。こうした活用方法を持ち寄り、ナレッジを共有することで組織の活性化に役立てる、年に一度のイベントが「タニモク」フェスです。
「タニモク」フェス2024では何をした?
今回は、2024年1月10日~11日に開催され、企業の人事担当者だけでなく、関心を持った個人の方も多数参加していました。
DAY1:タニモク未体験の方にぜひ!「タニモク体験イベント」
DAY2:ナレッジ共有会
パーソル総合研究所 小林祐児氏
キャリアオーナーシップの向上、社員の主体性を引き出す企業の実践例
「タニモク」体験イベントも実施中!
一度タニモクを体験してみたい! という方は、イベントも定期的に開催していますので、参加してみてはいかがでしょうか?
編集:パーソルキャリア広報部、タニモク編集部