事業・サービス

キャリアアドバイザーのカウンセリングスキルを競う
「PCACグランドチャンピオンシップ」
出場者が語る「doda」のカウンセリング品質

パーソルキャリアは、人材業界全体のキャリアアドバイザーのスキル向上を目的とした、キャリアカウンセリングのロールプレイング大会「Professional・Career・Adviser・Contest(以下PCAC)」を2022年より運営しています。今回初の試みとして、過去大会の優勝者の中からチャンピオンを決める「PCACグランドチャンピオンシップ」を開催。さらなるレベルアップを図りたいと意気込む参加者の中で、パーソルキャリアのキャリアアドバイザー、田村 春仁が準優勝を果たしました。大会出場の感想や日々の仕事についてインタビューしてみると、田村が「天職」と語るキャリアアドバイザーの仕事に懸ける、強い思いがうかがえました。

田村 春仁 エージェント事業部 
ハイキャリア支援統括 
アシスタントマネジャー
国家資格キャリアコンサルタント

業界内の垣根を払い、キャリアアドバイザーのスキルを高め合う「PCAC」

キャリアアドバイザーは、キャリアや業界・業種に関する知見、転職市場に関する幅広い知識を駆使し、転職希望者とのカウンセリングなどを通じて、その方のキャリア実現に向けたサポートを行う仕事です。

「Professional・Career・Adviser・Contest」、通称「PCAC」は、人材業界全体の専門性向上を目的とした取り組みで、2022年からパーソルキャリアが運営しています。キャリアアドバイザーのスキル向上が命題であるということに共感いただいている参加各社の代表者が年に3回集まって定期的に開催。参加者同士が自発的に情報交換の場を設けるなど、「業界の横のつながり」をつくるきっかけにもなっています。

今回は、参加者のさらなるレベルアップのために、過去大会の優勝者の中からチャンピオンを決める「グランドチャンピオンシップ」を初めて開催。4社から計8名が参加し、ハイレベルな戦いを繰り広げました。

ロールプレイングはオンラインで実施。審査も真剣!

準優勝を果たしたキャリアアドバイザー・田村 春仁

―準優勝、おめでとうございます!出場された感想はいかがでしたか?

ありがとうございます。1位を目指していたので、悔しい結果となりました。とはいえ、審査員の方からいただいたコメントはとても納得感があり、今後のカウンセリングに活かしたいと思っています。懇親会で参加者の方々と意見交換ができたのも刺激になりました。1位の方にも懇親会で「次回、また戦いましょう!」と宣言して帰ってきました。(笑)

―さすがです…!そもそも、どうして「PCAC」に参加しようと思ったのですか?

私はこれまで3回出場しているのですが、ふと『「doda」のカウンセリングって、どれくらいのレベルなんだろうか?』と思ったのが参加のきっかけです。「doda」ではカウンセリング品質を大事にしていて、「カウンセリング段位」という独自の判定基準を設けてキャリアアドバイザーのカウンセリング力検定を行っていたり、会社の研修以外にもキャリアアドバイザー同士で勉強会を開いたりして、日々研鑽を重ねています。ですが、実際のところ他社のキャリアアドバイザーの皆さんとどれくらい違うのか、どのように違うのか知らないのに、自信を持って「うちの会社はいいカウンセリングを提供している」とは言えないなと思ったんです。2回目の出場で、会社の代表として優勝することができたとき、ようやく「自信を持って面談スタイルを磨いていきたい」と思えるようになりました。

―田村さん自身は、どのようなキャリアをお持ちなのでしょうか。

私は新卒でパーソルキャリアに入社して、今年で丸6年、ずっとキャリアアドバイザーをしています。入社前はリクルーティングアドバイザーといって、法人企業を顧客として採用の支援をする仕事を希望していたのですが、配属は個人顧客のキャリアの支援をするキャリアアドバイザー組織に。希望とは異なりましたが、目の前の仕事に没頭していると、もともといろいろなタイプの人と話すことや、社会や経済に関する知識を増やしていくことが好きだったのもあって、いつしかキャリアアドバイザーが「天職」だと思うようになりました。私が「PCAC」に出場し続ける理由のひとつは、この素晴らしい仕事をもっといろんな人に知ってほしい、多くの人から頼られる仕事にしたいという思いからなんです。

主宰のdoda副編集長・川嶋 由美子(左)と田村 春仁(右)

「天職」と言いきれるキャリアアドバイザーの仕事。一番大事にしていることは

―キャリアアドバイザーとして、カウンセリングをする上で大事にしていることはなんですか?

一番大事にしているのは、「はたらく意義を見つける」ということです。ただ話を聞いて、希望や経験に合った求人を紹介するだけなら今の時代、誰でもできますよね。だからこそカウンセリングでは、転職希望者の方が「はたらく意義を感じられる仕事・環境が何か」ということをじっくり聞いて、一緒に言語化することを第一にしています。自分らしい「はたらく意義」が見つかれば、それが自分で自分のキャリアを主体的に選んでいく指針になっていくと思うんです。転職だけでなく、その先の長い人生・キャリアにおいて、きっかけになるようなカウンセリングになればと思っています。

―カウンセリング品質向上のために、取り組んでいることはありますか。

会社としては、先にお話しした「カウンセリング段位」の検定や業界・職種勉強会の実施、AIを活用した提案力の向上などさまざまな取り組みを行っています。個人的には新聞・ニュースなどのマーケット情報を集めるのとおなじくらい、生の一次情報を取りにいくことを意識しています。例えば、企業の商談に同席して、経営課題や人材ニーズについて役員や現場社員に直接ヒアリングを行ったり、「PCAC」で出会った同業界の方と定期的にお会いして情報交換をしたり。転職市場の変化をより早く、正確につかむことによって、転職希望者の方へのカウンセリングでの情報提供はもちろん、その後の転職活動・キャリア支援にも役立てると思っています。

 

「doda」のキャリアドバイザーとして、ありたい姿

―今後、どんなキャリアアドバイザーを目指したいですか?

これからも変わらず「はたらく意義を見つける」ことを続けていき、そのために転職希望者の方と「ディスカッション」ができるキャリアアドバイザーでありたいです。不確実性の高い時代なので、ゴールへ導くといった、一方向のコミュニケーションではなく、双方向の意見交換を行いながら一緒に答えを見つけていきたい。その方の「はたらく意義」を一緒に見つけ、キャリアの選択肢を広げていけるような存在を目指したいと思っています。また、この春からはマネジャーとして、私個人だけではなく、組織全体でこのような伴走支援ができる仕組みづくりにも尽力したいです。

 

―どのような方にカウンセリングを受けていただきたいですか?

カウンセリングを受けるかどうか迷っている方の多くは、おそらく今の仕事に大きな不満があるわけではなく、今後のキャリアに対して漠然とした不安や、モヤモヤした感情がある方ではないかと思います。なぜ自分がモヤモヤしているのか分からない、どのように目標を定めたらいいか分からないといった方こそ、「doda」のカウンセリングを受けてみていただきたいです。専門知識を持ったキャリアアドバイザーが壁打ち相手となり、現状の整理から今後のよりよいキャリア形成のプランまで、アドバイスや意見交換をさせていただくことで、その人らしいはたらき方の実現をサポートします。

 

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※掲載している内容・社員の所属は取材当時のものです。

編集:パーソルキャリア広報部 

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