【連載】はたらく!となりのキャリアオーナーシップ
「誰も手を付けられていない仕事を担当しながらも、家族との時間を大切に」
第10回 齊藤和音(経営戦略本部 ブランドマネジメント部 企画グループ)
パーソルキャリアでは、個人が自分のキャリアや人生に対して主体性(=オーナーシップ)を発揮する「キャリアオーナーシップ」を育む社会の創造を目指しています。主体性やオーナーシップと聞くと「意識高く臨む」「大きなことを実行する」など大変そうと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、キャリアオーナーシップは、日々のふとした瞬間にも発揮されているとパーソルキャリアでは考えています。
本連載では、パーソルキャリアの社員が日常業務の中で発揮している「キャリアオーナーシップ」を紹介。また、次回登場する社員は掲載社員からバトンを渡すリレー形式でつないでいきます。
第10回は、田村侑也から紹介の齊藤和音。齊藤は、この記事の主題でもあるキャリアオーナーシップに関する業務をしています。今回は自身のキャリアオーナーシップを感じるときを聞いてきました。
齊藤 和音(さいとう かずね)
経営戦略本部 ブランドマネジメント部 企画グループ
―具体的な仕事の内容を教えてください。
私は2022年の入社以来、パーソルキャリアというブランドの基盤をつくるための企画発案や市場調査を行っています。具体的には、企画内容の仮説が正しいかどうかをデータで裏付ける作業が主な仕事です。例えば、入社してすぐに、当社のブランディングが進んでいるかを確認する調査設計に携わりました。また、その調査の中で、パーソルキャリアのミッションに深く関わる「キャリアオーナーシップ」という概念が、世の中にはどれくらい浸透しているかを測るにはどうするか?ということも一緒に考えました。そこで、「キャリアオーナーシップ体現度」を測る指標を調査データをもとに分析・作成し、今でもその指標を用いて、キャリアオーナーシップとはどんな概念なのか、継続して調査・研究を続けています。
このように、市場調査やデータ分析を活用することで、言語化しにくい・されていない課題を言葉や数値に落とし込んで、理解しやすく提供する仕事をしています。
―普段の業務で、自身がキャリアオーナーシップを発揮していると思うことはありますか?
普段の業務で、私がキャリアオーナーシップを発揮していることは大きく2つ。1つは、「誰も手を付けていないけれど、大事な仕事」を見つけて自分から提案することです。私は「エキスパート」という職位で、会社全体の利益を考える役割もあります。なので、他部署の案件でも自分がサポートできると思ったら、その仕事を担当してよいか上司に相談します。同時に、評価項目にも含めてもらえるようにしています。これにより、自分のスキルや知識を活かし自分の成果につなげた上で、会社全体の底上げに貢献することができます。
もう1つは、「家族との時間を大切にする」ことです。私には小さな子どもがいて、夜中に子どもが泣いて起きてしまうこともあります。夜は私が対応し、その分朝遅くから仕事を始めることができるように調整しています。パーソルキャリアでは、フレックスタイムやリモートワークなど、自分の仕事のやり方をある程度コントロールできる制度がそろっています。それらをうまく活用することで、仕事と家庭の両立を図るという自己選択を達成しやすいと感じます。それこそが、自分が自身のキャリアのオーナーである感覚(=キャリアオーナーシップ)なのかもしれませんね。
▲毎日抱っこしているというお子さんとの一枚
―制度を活用して、自身のキャリアオーナーシップにつなげていくということですね。
はい、そのとおりです。会社の制度を活用することで、自身がこうありたいと思うはたらき方に近づけることができれば、自分のキャリアへのオーナーシップをより強く感じられるのではないでしょうか。
また、社内制度のみならず、例えば評価制度などもそうかもしれません。評価項目は、会社が自分に求める要件ですから、それに応えることが会社への価値提供といえます。だから、評価項目を理解して、自分の強みとつなぐことができれば、会社にとってもプラスで、自分も仕事をしていて楽しいと感じられるはず。そういった「能動的な仕事」ができれば会社・個人はwin-win、ひいては給与を上げてもらえることにもなるので(笑)、自分にとってより良いはたらき方の実現につながっていきますね。
▲お子さんといる時間が楽しいと話す齊藤。ご飯もニコニコ!
―ありがとうございました! 次の方の紹介をお願いします!
次に紹介したいのは、経営企画統括部 調査グループの米山綾子(よねやま あやこ)です。米山さんはパーソルキャリアのアルムナイでもあり、子育てで時短勤務をしながら管理職も務めています。私と業務内容が近いだけでなく、子育て中ということで相談に乗っていただくことも多いです。仕事と家庭の両立を見事にこなしており、キャリアの進め方も多岐にわたっているのでとても参考になると思いますよ!
―次回は、「米山綾子」を紹介します!
※掲載している内容・社員の所属は取材当時のものです。
編集:パーソルキャリア広報部