「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2024」受賞!
パーソルキャリアのDEI推進の取り組みについてご紹介!
パーソルキャリアはこのたび、Forbes JAPANが主催する「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2024」で、企業ランキング 4位を受賞しました。
そこで今回は、パーソルキャリアのDEI推進の取り組み、およびDEI推進部が語る継続することでの変化や、今後の展望などについてご紹介します。
Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2024 受賞理由
企業ランキングは、企業の非財務データ(ダイバーシティ、労働環境、人的資本等)と財務データの総合スコアからランキングが作成されており、当社は今回、主に下記3点を評価いただき、4位受賞となりました。
・女性従業員の割合や採用率が高く、取締役バックグラウンドの多様性が優れていること
・福利厚生やキャリア支援、女性管理職研修などが充実していること
・男女の勤務年数の差が少ないこと
パーソルキャリアの取り組み
パーソルキャリアでは、社を挙げて DEI推進を掲げ、女性活躍推進をはじめさまざまな取り組みを実施しています。「社員本人へのはたらきかけ」「組織へのはたらきかけ」「各種制度の整備・拡充」「多様性尊重に関するもの」という4つのカテゴリで、各対象に向けた施策や制度を用意しています。
現在は、以下のDEI推進の取り組みを行っています。それぞれの詳細は、以下ページをご覧ください。
https://www.persol-career.co.jp/sustainability/diversity/
当社のユニークな施策や制度
制限のあるはたらき方理解研修
管理職以上の全員が、時間に制限のあるはたらき方を理解し、さらなる組織マネジメントに活かすことを目指し実施している研修。具体的には、1週間のNO残業体験、育児による時短事由で多く発生する突然の子どもの体調不良想定での業務切り上げ体験、時短勤務社員との少人数のディスカッションや、参加者同士の振り返り会を行い、理解するだけでなく、会社や組織としての行動変容を促すことも目指しています。
▼本研修に参加した管理職のインタビュー記事はこちら
育休ウェルカムバック制度
育休中の社員が、法的条件を満たす範囲での就労を一時的・臨時的に行うことができる制度。社会・会社・同じ育児中社員とのつながりを醸成することや、仕事の感覚を取り戻すことで不安感を軽減して、スムーズな復職を支援することを目的としています。
▼本制度の設計者および制度利用者のインタビュー記事はこちら
育休中の不安を解消し、スムーズな復帰をサポートする「育休ウェルカムバック制度」 | パーソルキャリア - PERSOL CAREER (persol-career.co.jp)
女性管理職との座談会
キャリアの選択肢を広げることや、管理職に対する理解を深め昇格へのきっかけをつくることを目的に、女性メンバーに対し実施している座談会。年間2回の座談会を開催し、その後は希望するメンバーが有志で参加しています。座談会では、所属事業部が異なる利害関係がない管理職とメンバーをマッチングすることで、安心して自身のキャリアについて相談できるように設計しています。
▼座談会企画者のインタビュー記事はこちら
「管理職」のリアルを知る!女性管理職×女性社員の座談会を継続実施 | パーソルキャリア - PERSOL CAREER (persol-career.co.jp)
女性のヘルスリテラシー向上研修
月経に関連する不調による業務遂行やキャリアに対して不安の解消を目的とした、女性向け・管理職向けのセミナー。女性特有の症状である生理痛やPMS(月経前症候群)を理解するためのインプットや、メンバーから女性特有の不調について相談を受けた管理職がどのようなサポートをすべきかに関するインプットやアドバイスを行います。
▼研修に関する過去記事はこちら
生理痛・PMSに対する適切なマネジメントとは オンラインイベントで管理職同士が意見交換 | パーソルキャリア - PERSOL CAREER (persol-career.co.jp)
スポンサーシッププログラム
メンター制度からさらに踏み込んだキャリア形成の支援方法。女性上級管理職(スポンシー)と執行役員以上層(スポンサー)がペアとなり、月に1度の1on1を通して、1年単位で徹底的に伴走しきり、キャリア開発を促進・支援するプログラムです。
家事育児代行サービスの利用サポート制度
仕事と家事・育児の両立に悩むパパ・ママを応援するため、家事・育児代行サービスを利用する際にサポートを受けられる制度。サービスを法人価格にて格安で利用できる制度や、月額1万円までの利用料金を補助する制度があります。
DEI推進部に、受賞にあたってお話を聞きました。
――パーソルキャリアがDEI推進を掲げている背景や、思いを聞かせてください。
パーソルキャリアは、キャリアオーナーシップを育む社会の創造を目指しています。そのために、まず社員がキャリアオーナーシップを育み、発揮していくことを大切にしており、DEI推進はその重要な土台の1つと考えています。
すべての多様なバックグラウンドを持つ社員がキャリアオーナーシップを発揮できるよう、まずは従業員比率の高い女性活躍をメインテーマとした制度や施策を多く実施してきました。社員の声を一つひとつ拾いながら、制度・施策を実施した結果、今回の栄えある賞の受賞につながったと考えています。
――2021年にも、「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」企業部門 特別賞を受賞していますが、今年は企業ランキング4位でした。以前受賞したときからの変化や、DEI推進を継続していることでの社内・社員への影響はどのようなものがありますか?
DEI推進部では、幅広く施策を実施していますが、同時に施策に参加した社員の声をもとに、常にアップデートもし続けています。
例えば、これまで管理職のみに実施していたアンコンシャスバイアス研修は、現在は管理職直前層のメンバーにも対象を拡大して、順次研修を実施しています。参加した管理職から「メンバーにもぜひ知ってもらいたい」という声が挙がったことや、平均年齢が比較的若い会社だからこそ、若年時から自身のバイアスに気づき、コミュニケーションをより円滑に育める環境の醸成が必要と考えました。
また以前特別賞を受賞した時と比較して、DEI推進に関する社内での認知がさらに広がっており、エンゲージメントサーベイでも82%の社員がDEI推進の取り組みは必要と回答しています。
DEIが組織に浸透していく中で、年代、性別関係なく、様々な状況の社員が輝けるような制度や施策が増え、利用者・参加者も増加しています。状況の異なる人達がより尊重し合う環境を推進し、今後もより多くの社員がキャリアオーナーシップを発揮するためのサポートができるよう努めます。
――今後に向けて、取り組んでいきたいことを教えてください。
属性を問わず、多様なはたらき方が世の中で注目される中で、今後よりいっそう、多様性にあふれるメンバーを認め合いその人に合わせたはたらき方を選択できるよう、DEI推進を目指し、制度や施策を進化させていきたいと考えています。
※掲載している内容・社員の所属は取材当時のものです。
編集:パーソルキャリア広報部