学び/越境体験

社内表彰制度とは?
具体例と社員にとってのメリットを紹介

仕事に対して目標を持っていると、やる気を持って取り組むことができる。しかし、「仕事における明確な目標がない」という人や、仕事へのモチベーションを維持するのが難しい人もいる。パーソルキャリアでは、社内にいるロールモデルを示すとともに、目標やモチベーション維持の参考にしてほしいと社内表彰制度を設けている。今回は社内表彰制度と、実際にパーソルキャリアで取り組んでいることを紹介する。

社内表彰制度とは

社内表彰制度は、社員の仕事に対するモチベーションを高めたり、企業全体の生産性の向上を目指したりと、さまざまな目的で導入される。社内表彰制度自体は法律によって定められてはいない。しかし導入する場合は労働基準法により、就業規則への記載が義務づけられている。

特に、優れた功績を残した人を表彰するMVP賞や、活躍した新入社員に贈られる新人賞などは、社内表彰制度として設けている企業も多いよう。

パーソルキャリアで実施している社内表彰制度

パーソルキャリアでも社内表彰制度を導入している。社員のやる気を引き出すだけでなく、部署での仕事のつながりを深めることにもつながっている。主な制度は以下のとおり。

  • MISSION VALUE Award
  • MISSION VALUE Award for Rookie
  • 事業部MVP
  • ベストマネジャー賞
  • HEROES(選抜型インセンティブツアー)

以下に各制度の詳細を紹介する。

MISSION VALUE Award

「MISSION VALUE Award(ミッション・バリュー・アワード)」では、「人々に「はたらく」を自分のものにする力を」というMISSIONを推進し、VALUEを最も体現した社員を表彰する。※
1年の仕事を振り返り、MISSION推進・VALUE体現にあたり、自分なりに工夫したこと、こだわったことを棚卸しして、社員同士がお互いの事例から気づきや学びを得ることを目的としている。

数々の選考を通過した案件にはブロンズ賞、シルバー賞、ゴールド賞が授与される。

MISSION VALUE Award for Rookie

「MISSION VALUE Award for Rookie(ミッション・バリュー・アワード・フォー・ルーキー)」は、新卒で入社した1年目の社員の中で、最も活躍した人に贈られる。
経験を問わず、はたらきがいを持って自主的に取り組むことを推進する賞で、同期入社の仲間と切磋琢磨するきっかけともなっている。

選考を通過した案件には、Rookieシルバー賞、Rookieゴールド賞が授与される。

事業部MVP

「事業部MVP」は最も活躍した社員を事業部ごとに半期に1度表彰する制度だ。VALUE体現度の定性面を重視し、NPSスコア、法人満足度などの定量情報などを含めて選出し表彰している。

ベストマネジャー賞

「ベストマネジャー賞」とはベストマネジメントの社員を決め、半期に1度表彰する制度である。VALUE体現度の定性面だけでなく、配下のメンバーの定量的成果やサーベイスコアなどの定性的情報を加味し、マネジメント総合力を鑑みて選出・表彰している。

HEROES(選抜型インセンティブツアー)

「HEROES(ヒーローズ、選抜型インセンティブツアー)」は、年2回開催されるインセンティブツアー。目的は大きく2つ。1つは、事業部を超えてつながり醸成し、さまざまな価値観や考え方に触れる中で、自身の新しい可能性に気づく機会を提供すること。そしてもう1つは、新たな活力を生む機会を提供し、質の高いサービスやプログラムにより参加者をねぎらい、新たな活力を生む機会を提供するということだ。

パーソルキャリア内で新人賞、キャリア新人賞、クオーターMVP・MVG、顧客親密賞、ベストマネジャー賞、事業部推薦など、各事業部から選抜される高いパフォーマンスを発揮した社員が対象となる。

社内表彰制度とキャリアオーナーシップ

社内表彰制度は、社員自身のはたらき方を考えるきっかけになり、キャリアオーナーシップを持つことにもつながっている。
 
表彰された社員は自己効力感が高まり、仕事へのモチベーション維持につながりやすくなっているという。また受賞社員の周囲では、「次は自分も」という活力が生まれる。また、チームで取り組んだプロジェクトも授賞対象になるため、職場全体の雰囲気が良好になり、はたらきやすさが増す効果も見られる。誰もが可能性を持って取り組めるうえに、社内で表彰されるため、前向きに業務に取り組める。これがより主体的に自分のキャリアを考えていくことになり、キャリアオーナーシップにもつながっていると言える。

編集:パーソルキャリア広報部 

最新記事キャリアオーナーシップに関する最新の取り組みをご紹介!