
2024.02.07
人の前向きな変化に貢献したい。 24卒内定者が描く、未来の「ありたい姿」。
-
濵野 怜耶 (はまの れいや)
内定者
2024年度入社予定
服飾系専門学校へ入学後、より広く深くビジネスや経営を学ぶことを望み退学。完全オンラインの大学で経営学を学ぶ傍ら、ファッションイベントの企画・運営やオンライン高校でのインターンシップ運営といった活動に従事。
「HATARACTION!」ではパーソルキャリアではたらくさまざまな社員へ、それぞれが持つ価値観やはたらき方についてのインタビューを行ってきました。今回スポットを当てるのは、社員ではなく2024年春に入社予定の内定者。どんなきっかけでパーソルキャリア興味を持ったのか、そしてパーソルキャリアでどんなことをしてみたいのかを、濵野 怜耶さんに聞きました。

学生時代から広く経験を積むため、 完全オンラインの大学を選択。
まずは自己紹介をお願いします!
濵野
現在は完全オンライン授業の大学で経営学を学んでいます。高校卒業後、ファッションビジネスを学ぶために服飾関連の専門学校へ進学したのですが、より広く経営やリーダーシップについて学ぼうと考えた結果、専門学校を退学して大学に入学しました。完全オンラインの大学を選んだのは、学校の授業以外にもさまざまな活動をしたいと考えていて、時間の融通が利きやすかったから。学生のうちからたくさん活動し、たくさん失敗したいと思っていました。
最初はファッションを学ばれていたんですね。
濵野
そうですね。人はファッション次第で元気になれたり、自信が持てたり、違う自分に出会えたりする。そういった「ファッションによる人の変化」に興味があったんです。私は、親が離婚を繰り返していることや、子どもの頃から急な引越しを何度も経験してきていることにコンプレックスがありました。そういった悩みがある中でも、自分が変わるきっかけになってくれたのがファッションだったんです。
大学に通いながらの学外活動では、どのようなことに力を入れていたんでしょうか?
濵野
主に2つの活動に力を入れていました。ひとつは、ファッションイベントの企画・運営。専門学校時代に学んだことを活かしたいという気持ちもありましたし、自分の企画が社会に対してどんな価値を提供できるのか知りたかったからです。実際に来場者アンケートで皆さんから直接意見をいただくことができました。自分のアウトプットが社会と結びついている感覚を得る、貴重な経験をさせてもらえたと考えています。
もうひとつの活動はどのようなものですか?
濵野
オンライン授業をメインとした高校での、学生インターンです。高校生同士がチームを組んで課題に取り組むプロジェクトのファシリテーションをしたり、授業で使用する教材制作に参加したり、生徒から相談を受けたり。進路や家庭、キャリアなど、さまざまな相談をしてもらいました。大学4年生の今も続けていて、教育の分野にも興味があった自分にとってやりがいのある活動です。

自分がしてもらったぶん、 自分も誰かの「変わりたい」に寄り添いたい。
教育分野にも興味があるのですね。
濵野
そうですね。先程お話ししたように、自分は家庭環境のことでコンプレックスを抱えていました。そのとき、学校の先生や塾の先生に何度も相談に乗ってもらった経験があります。当時の自分と同じように「今のままじゃダメだ」とか「変わらなきゃ」と思いながらも、どうしていいかわからず悩んでいる生徒がいる。そんな誰かの変わりたい気持ちをサポートできたらと思うんです。
ファッションで人が変われること。教育で人が変われること。濵野さんは、人の「変わる」に興味があるのかなと思いました。
濵野
そうですね。まさに、人の前向きな変化に貢献したいと考えています。今もそう思っているし、今後パーソルキャリアに入社した後も、やりたいと考えていることです。
実際に学生時代、人の変化に貢献できた経験があれば教えてください。
濵野
変化の機会をつくることと、変わりたい人へ直接働きかけること、この両方を経験できました。前者では、ファッション関連イベントを開催したときに、来場者間で新しい取り組みを始める動きが起きたり、運営メンバーの企業インターンが決まったりしたことがありました。自分が提供した機会で、人や物事がつながっていくのは嬉しいですね。
変わりたい人へ直接働きかけた経験は、オンライン高校の生徒からの相談に乗ったときのこと。グループワークでなかなか思うようにリーダーシップを取れず悩んでいたので話し合い、アドバイスをしました。ちょっとしたアドバイスでしたが、そこからその生徒のマネジメント姿勢が大きく変わり、チームとしてもよりよいグループワークができるようになったのです。どちらも、「誰かの変化に貢献できた」と感じることができました。小さなことかもしれませんが、「怜耶さんがいたからできました」と言ってもらえた瞬間、自分の貢献を感じられてすごく嬉しかったことを覚えています。

大人の変化は、子どもに、その周りに連鎖する。
パーソルキャリアを知ったきっかけは?
濵野
最初は、インターン先の先輩に「合いそうだよ」と勧めていただいたことです。人の前向きな変化に貢献したいと考えていたので、たしかに人材業界ならダイレクトに貢献できるだろうと。大学3年生の春頃にはもう、人材業界で就職したいと気持ちが固まっていたと思います。
ファッションや教育の分野よりも、人材業界だったのはどんな理由がありましたか?
濵野
端的に言ってしまうと、自分自身の経験から、人が持つ価値観はその人の親の影響を大きく受けるのではと思ったからです。例えば私ははたらくことについてポジティブなのですが、私の妹はかなりネガティブです。「はたらくのって楽しくなさそう」という話をよくしていました。その理由を考えると、自分と妹は父親が違って、それぞれの父親が仕事に対して真逆のスタンスだったからだと気づきました。だから親世代、つまりまずは大人に働きかけることで、その先にいる子ども世代も含めた「前向きな変化」を起こすことができるのではと考えたのです。

パーソルキャリアには、 自分の変化を自分で生み出せる環境がある。
パーソルキャリアへの入社を決意した、決め手は何でしたか?
濵野
いくつかありますが、ひとつは転職以上の変化に貢献できると感じたからです。たとえば、転職支援をすることは、自分がフロントに立ってその人の人生の変化をサポートすることになります。でも人の変化ってそれだけではなくて、転職以外の選択肢が必要なこともあるんですよね。そのときに、パーソルのさまざまなグループ企業と連携し、より多くの選択肢の中からサポートを行えると聞きました。そういったグループ内で協業するアクションを「ONE PERSOL(ワンパーソル)」と呼んで会社でも推進していると知り、自分が担当するお客さまに対しては、組織の力を借りることで「自分の力以上の貢献」もできるだろうと期待したんです。
そうですね。パーソルグループ全体で考えると、できることは広がりますね。
濵野
もうひとつ理由があります。それは、パーソルキャリアなら自分のキャリアを自分でつくれることです。異動希望を自ら出せるキャリアチャレンジ制度(※1)や新規事業創出プログラムの「Drit(ドリット)」(※2)など、何かやりたいと思ったときにできる制度や仕組みがあります。自分の変化も、自分自身でつくることができるんですよね。それがとてもいい環境だなと感じました。
※1 社員のキャリアデザインとその成長のために、社員自ら異動希望を出せる制度。応募タイミングは年2回。社内だけでなく、パーソルグループのさまざまなポジションに応募できる
※2 パーソルグループ全体を対象に実施している新規事業創出プログラム。パーソルグループの資産やノウハウを活用しながら、次世代の柱となる新規事業を創出することが目的
具体的にはどんなキャリアパスを描いていますか?
濵野
キャリアは目の前にあるものを積み上げていった先にできるものだと思っているので、細かく固めたイメージを持っているわけではありません。だからこそ、積み上げる途中で何かやりたいことができたときに、挑戦するための機会や制度があることは魅力的でした。「どうなりたいか」というキャリアのゴールよりも「どうありたいか」というキャリアにおけるスタンスを大事にしていきたいと思っています。実は、就活の最後はパーソルキャリアともう一社で迷ったんですよね。このキャリア観を伝えたときに、もう一社からは「わかるけど、とはいえキャリアパスを描いてほしい」と言われてしまった一方で、パーソルキャリアでは「その考えは当社に合っているね」と言ってもらえたんです。それも入社の決め手になったかもしれません。
パーソルキャリアへ入社後、「こうありたい」と考えていることを教えてください。
濵野
やはり、常に目の前の人の前向きな変化に貢献し続けたい。そしてできれば、誰かひとりだけでなく、その先にある企業や社会全体の変化にも貢献したいです。子どもは親の影響を受けるという話をしましたが、誰かの変化をサポートできれば、その方の子どもや家族にいい影響が生まれるかもしれません。多くの人を支援すれば、社会全体の「はたらく」をよりよく変えていけるかもしれません。目の前の変化や、小さな変化でもいいのです。それを積み上げた先に、大きな変化があると感じます。その先にある世の中の変化を見据えて、価値を提供し続けられる人でありたいです。

※年次・所属部署は取材当時のものです。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。