HATARACTION! for NEW GRADUATE

2022.11.02

自分自身の「最大化」が、
お客さまの機会も選択肢も最大化させる。

  • 中熊 彩 (なかくま あや)

    新卒3年目

    dodaプラス事業部 プロジェクトエージェント

    看護大学在学中に、人生に対して仕事が与える影響の大きさに気づき、人材業界を志すようになった。2020年新卒入社で、プロジェクトエージェント(PA)のメディカル領域に配属。法人の採用活動と個人の転職活動、双方の支援を行う。

「非対面であること」と「両手型であること」が特徴の、プロジェクトエージェント(PA)という職種。一般的な人材紹介のイメージとは少し異なる動きをする役割において、中熊が強調するPAの価値とは、「最大化」です。自らの価値を最大化させることで、お客さまへの価値も最大化できると、中熊は信じて積極的なチャレンジを続けています。

Index

まずは自分自身が、納得できる選択をしたい

中熊さんは、看護大学卒業だと聞いています。

中熊

はい。看護師になるつもりで、看護大学へ通っていました。しかし振り返ってみると、患者さんと接するうちに仕事に対する考え方が変わったように思います。実習中にさまざまな患者さまと出会い、家族の存在や仕事のやりがい、成し遂げたことの思い出は、治療と同じように「患者さまを支えるもの」だと感じました。仕事に対する満足度が、人生の満足度にも影響をもたらすことがある――。そう気づいたとき、仕事やはたらくことそのものにも興味を持つようになったんです。

仕事の満足度を高めるには、どうしたらよいと考えたのですか?

中熊

大事なことは2つあります、「自分で決めること」と「選択肢が複数あること」です。看護師への夢は、自分の意志よりも「親からの評価を気にしている自分」が大きいことに気づきました。自分の意思を乗せないまま、誰かの期待に応えようとしていた頃は、すべての人を欺いているような気持ちにもなり、このまま人の命に関わる仕事をしていいのかと考えるようになったんです。誰かの命や人生に向き合うのであれば、まずは自分と向き合うことが大切で、そのために自分自身も納得感のある選択をしたいと思うようになりました。そうすることで、大変なことやつらいことがあっても諦めずに乗り越えられるし、振り返れば「楽しかった!」という感覚になります。私はもちろん、多くの人たちが納得のある選択や納得のいく人生を過ごすためには、社会全体にたくさんの選択肢があるべきなのでは――と考えました。

納得感を持って仕事を選んでほしいという思いから、人材業界への就職を?

中熊

そうですね。そのうえで、お客さまに提供できる選択肢は多いほうがいいと考えていたので、人材業界のなかでも特に多くの業界業種を扱っているパーソルキャリアを選びました。

「両手型」の強みを生かし、機会を最大化する

入社後に配属されたのはプロジェクトエージェント(PA)でしたね。どんな仕事なのか、教えてください。

中熊

企業さまに対し、転職したい求職者の方を紹介するという点では、他の人材紹介サービスと同じです。特徴的なのは、「両手型」と呼ばれる形を取ることと、非対面の商談・カウンセリングを行う点です。両手型というのは、企業のお客さまとも個人のお客さまとも私がやりとりするスタイルのことです。どちらとも直接お話しできるため、内容をブレなく、早く、率直に伝えられるのがいいところだと思います。

非対面とは、具体的にどのようなことでしょうか?

中熊

企業のお客さまも個人のお客さまも、直接お会いすることはあまりありません。電話やメールなどでヒアリングやカウンセリングを行います。直接会う必要がないので、遠方で転職活動をしている方や、事情があって家から出られない方にも転職の機会を提供できるし、企業さまにとってもこれまで出会えなかった人材と出会うことができます。つまり、雇用・採用の機会を最大化することができるのです。

なるほど。中熊さんはプロジェクトエージェントのどんなところにやりがいを感じますか?

中熊

それなんですが……。実は私、最初はPAの配属が決まったとき、あまり前向きに考えることができなかったんです。企業さまと求職者の方、両方を担当するのは難易度が高いと思っていましたし、非対面でどうやって関係構築をしていくのかイメージがわかず、とにかく不安でした(笑)。

それでも続けてこられたのはなぜでしょう?

中熊

やっているうちに、PAの魅力に気づくことができたんだと思います。企業と求職者、双方とやりとりをすることに対して「業務が中途半端になるのでは?」と思っていたのですが、実際は逆でした。どちらとも直接お話しできるからこそ、自分次第でできることがたくさんあると分かったんです。

たとえば、どんなお仕事が印象に残っていますか?

中熊

「転職を検討している企業の仕事内容ややりがいには惹かれているが、年収が前職より400万円も下がってしまう」と悩まれている求職者の方のサポートをしたときの話です。お客さまが大切にしていることや、今後成し遂げたいことを、一緒に紐解きました。ご家族もいる方だったので、ご本人の仕事だけではなく、その先にいるご家族の生活まで任されているような感覚でした。

実は、ご支援がかなった企業さまの求人は、もともと「doda」で取り扱いがなかったんですよね。そのため、私自ら企業さまにお声掛けし、案件を「doda」にお預けいただいたんです。その求職者さまは、最終的にその企業へ転職されました。

もし担当が企業と個人で分かれていたら、直接交渉はより壁が高かったかもしれません。法人・個人に対して、自分の考えをもって自らアクションできるのはPAの醍醐味です。自分の頑張りを最大化することで、お客さまの機会も最大化できる。私次第で成果が変わるので、「毎日がチャレンジ」という感覚ですね。

自ら積極的になれば、成長できる環境がある

「自分自身の最大化」については、日々どのように取り組んでいるのでしょうか。

中熊

自ら積極的に学び、それを生かして新たなチャレンジをするというサイクルを小さくても繰り返し行っています。パーソルキャリアには「アカデミア」や「ミライヘ」など、任意で参加できる社内研修・勉強会がいくつもあります。自分がコロナ禍での入社で、リモートワークの日も多く、社内の知り合いが少なかったことから交流を求めて参加したのがきっかけでした。しかし実際に参加してみると、自分が当初思っていたよりも積極的に学ぶことができたと感じています。

勉強会ではどんなことを学ぶのでしょうか?

中熊

ほかの職種の方たちと広く交流したのが印象的でした。PA以外の方がどんな仕事をしていて、普段何を思いながら働いているのか。そうしたさまざまな視点が勉強になりましたし、他を知ることは「PAとは何だろう」とあらためて考えるきっかけにもなったと思います。それから、「待ちの姿勢ではもったいない!」ということにも気づきましたね。

待ちの姿勢ではダメですか?

中熊

「ミライヘ」はただ教えてもらう勉強会ではなく、参加者自らが学びたいことを学ぶために企画・運営します。一例としては、元PAの方の座談会や戦略人事担当の方をお呼びし、PAの仕事の意義やその後のキャリアについてお話を聞く機会を設けました。自分でやりたいと思って動くことで、日々の業務だけではなかなか実践の機会が少ない企画・運営の力もついてきたと思います。

勉強会などのインプットの機会が多かったことで、成長できたのですね。

中熊

はい。インプットだけでなく、言語化の練習を兼ねてアウトプットも意識したのがよかったと思います。実際に、「仕事中の学びを言語化し、社内に共有する」という目的で社内向けに提出するレポートで、何度か「ベストプラクティス賞」をいただきました。こうしたノウハウを共有できるのが組織のメリットですし、自分にとっては言語化によって業務理解がより深まるので、すごくいいチャレンジです。

そういったアウトプットの機会があるのはすごくいいことですね。

中熊

アウトプットを意識するのが大事だと分かってからは、「ベスプラ賞」に関係なく、日々の業務の中でも意識的にアウトプットの量と質を上げられるよう努めています。「提案は複数パターン考えてみよう!」とか、そのときの小さなチャレンジと小さな成功体験を重ねていくのが大事ですね。ただ与えられた仕事だけをやるのではなく、自分で考えたり工夫してみたりしたいことを発信できるようになったんです。もともと「私が発信してよいのだろうか」と不安に思う性格だったので、その点はすごく成長したと思います。

なぜ成長できたのでしょうか?

中熊

パーソルキャリアの組織文化が後押ししてくれたんだと思います。もちろん、間違っているところがあれば指摘されますが、発信すること自体を否定されることはないですし、むしろ「広めていきなよ」と背中を押してくれる環境です。だからこそ主体的に学びにいけたし、積極的に発信できるようになりました。

チャレンジできる機会を活用して、人生に彩りを!

今後の目標について教えてください。

中熊

ちょっと抽象的ですが、「引網」のような人になりたいんです。漁で魚をとるときに使う大きな網ですね。自分が何かにチャレンジしたり課題を解決したりして成長することで、上へ上へと人を引っ張り、結果的に誰かの背中を押す存在となりたいです。企業や個人のお客さまにはPAとしてより大きな価値提供をすることで、パーソルキャリア内では自分の経験をアウトプットして共有することで、そういった理想に近づいていける気がしています。いろいろ経験し、自分の選択肢を広げながら、自分の提供価値も最大化させたいです。

最後に、これを読んでいる方へ向けてメッセージをお願いします!

中熊

はい。ぜひこれからキャリアの選択をされる方も、後悔がない、胸が高鳴る選択肢に挑戦してほしい です。私がPAとしての業務でもPA外の活動でも積極的に行動できているように、パーソルキャリアには手をあげればチャレンジする機会があります。役職や部署の枠を超えて応援やアドバイスをくれる環境もあるので、ぜひ一緒に多くのチャレンジをして楽しみながら人生を彩っていきましょう!

※年次・所属部署は取材当時のものです。

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