HATARACTION! for NEW GRADUATE

2023.10.30

学部の文理は関係ない。ビジネス×ITで事業を動かすITコンサルタントになろう。

  • 山口 佳穂 (やまぐち かほ)

  • 齋尾 健将 (さいお けんしょう)

IT系の職種は人気がある一方、「ITの知識はないから……」「文系にはできないのでは……」といった声が聞かれることもあります。そんな不安に応えてくれるのが、ITコンサルタントとして活躍する中途入社3年目の山口佳穂と、新卒入社5年目の齋尾健将。学生時代の専攻やスキルにとどまらず、これからの社会に必要な力やこれから生み出す世の中へのインパクトについて、話を聞きました。

Profile

  • 山口 佳穂 (やまぐち かほ)

    中途入社3年目

    doda企画本部 採用ソリューション企画統括部 コンサルタント

    大学卒業後、2018年に新卒で商社系SIerに入社し、インフラエンジニアを経験。その後、SaaSベンチャー企業にてSalesforceを使った業務改善施策を経て、パーソルキャリアへ中途入社。

  • 齋尾 健将 (さいお けんしょう)

    新卒入社5年目

    doda企画本部 エージェント企画統括部 コンサルタント

    IT初心者として現在の部署でキャリアをスタート。「doda」に関する業務システムの保守・運用などを経験後、現在は「doda」の予約システムや「doda」サイトなど、幅広いプロジェクトに携わっている。

Index

ITの仕事に向いているのは、理系?文系?

まずは自己紹介をお願いします。これまでの経歴やパーソルキャリア入社の動機について教えてください。

山口

パーソルキャリアへは中途入社です。新卒では商社系のSIerへ入社し、エンジニアとして働いていました。その後SaaS(※1)系企業を経て、パーソルキャリアへ転職。転職のきっかけは、自社でサービスを持っている事業会社で働きたかったからです。クライアントから依頼されたものをつくるよりも、自社のサービスに関わりたいと考えていました。

※1 SaaS:Software as a Service。クラウド上のソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのこと

齋尾

私は新卒入社で、「はたらく」をよりよいものにしたいと考えパーソルキャリアへ入社を決めました。職種にこだわりはなく、「どの職種に就くかは実現のための手段でしかない」「どの職種であっても目指す方向性は一緒だ」と思っていました。

「はたらく」をよりよく、とは?

齋尾

お金のためだけに仕事をするのは、あまり面白くないなと(笑)。学生時代からそうでした。お金のためにはたらくよりも、誰かのためにはたらきたい。そんな中で出会ったのが、「はたらいて、笑おう。」をビジョンとするパーソルキャリアでした。お金のためだけではなく、よりよい「はたらく」をつくるための仕事であれば、自分も能動的にはたらけそうだなと。

おふたりとも理系学部の出身ではないと聞いています。実は学生さんから「文系だとITコンサルタントになるのは難しいのでは?」と質問いただくことが多く、今回おふたりにお話を聞きたいのです。

山口

私は法学部卒です。業務について、文系学部出身だから不便だと感じたことはありませんね。ただし私の場合、専攻は関係なく、そもそものPCスキルがゼロの状態でスタートしたのですが……。

PCスキルがゼロ?

山口

はい。私の大学では、授業のレポートなどもほとんどが手書きで作成でした。だからPCに触る機会がそもそも少なくて……。社会人になって初めて「コピー&ペースト」を覚えたくらいです(笑)。

齋尾

それは大変でしたね(笑)。私は、文理が分かれていない学部の出身です。高校では理系を選択していましたが、大学での研究内容は経済学や社会学に近い内容だったと思います。

「IT=理系の仕事」という思い込みを捨て、 仕事で本当に必要な力を身に付ける。

ITコンサルタントになるには、文系・理系はあまり関係ないと思っていいのでしょうか?

齋尾

学生さんからすると、不安になってしまう部分ではありますよね。でも、関係ないと言っていいと思います。そもそもの話になりますが、これからはどんな職種でも、ITやデータ、統計と無関係ではいられません。ITスキルは理系だけでなく、文系の人も身に付けるべきものになるはずです。

山口

そうですね。大学卒業時の「できる/できない」の話ではなく、これからの社会で身に付けたいものとして捉え、文理のカテゴリーに縛られず仕事を考えてみてほしいです。

齋尾

プログラミングも実は文系の人のほうが得意なのでは?と、私は考えているくらいです。だって、プログラミングは言語だから。言語を習得するのは、文系のほうが得意でしょう?

たしかに、考え方によってはその通りですね!

山口

ITコンサルタントの仕事内容を話すと、イメージしやすいかもしれません。ITコンサルタントが連携するのは、主に企画職とエンジニア職です。まず企画職が、サービスの新規機能や改修について「どんなことがしたいか」の大枠を提案してくれます。

齋尾

その企画に基づいて、予算を組んだりスケジュールを決めたり。エンジニアの人に依頼をして、開発が始まってからプロジェクト全体をマネジメントするのがITコンサルタントの役割ですね。だから企画とエンジニア、両方の目線が要るんです。ビジネスとしてはどうだろう? 技術的にはどうだろう? と考えながら、全体をまとめ上げていく。

山口

そうですね。もちろん担当サービスやプロジェクトによっても違いますが、「ビジネスをつくること全体をコントロールする仕事」であることを意識しています。コミュニケーション力やマネジメント力、人を巻き込む力、交渉する力、スケジュールやお金を把握する力などが重要になる。これって、文系でも理系でも身に付けられる力ですよね?幅広いスキルを鍛えられるのがITコンサルタントの特徴です。

齋尾

そうそう。だから文系や理系は関係ないし、ビジネス創造に興味を持っていることのほうが大事です。もっと正しく知ってもらって、ITコンサルタントになりたい人が増えたら嬉しいなと思っています。

研修、文書、話しかけやすさ、自分に合った書籍。 あらゆる方向から、成長を支援してもらえる。

文系や理系よりも、ビジネスへの興味が重要であることがよくわかりました! 続いては、パーソルキャリアにおけるITコンサルタントの成長環境についてお聞きしたいです。

齋尾

新卒で入社すると、基本的なITに関することは一通り勉強します。全社研修ののち、プログラミングの基礎、ITに関して、PM(※2)とはどんな仕事か……などなど。このあたりは座学が多いですね。それが終わると、OJT(※3)。日次で1on1(※4)の時間があるので、わからないことや不安なことはその日のうちに解消できます。

※2 PM:Project Managerのこと

※3 OJT:On the Job Training。実際の仕事を通じて指導・教育をすること

※4 1on1:上司や先輩と部下が1対1で行う面談のこと

山口

私は中途入社ですが、学べる機会はかなり充実していると感じました。他の企業と比べて驚いたのは、業務に関するノウハウがちゃんと体系化されていることです。たとえば仕事にも「虎の巻」と呼ばれる教科書的な資料があったり、提出書類はフォーマットがあったり。過去のミスやトラブルに関する共有資料もあります。すべてがマニュアル一辺倒というわけではなく、しかしある程度の「型」が学べるので、ITコンサルタントとして自立できるまで成長するのは早かったです。

なるほど。学べる環境がしっかり整っているのですね。

山口

中途入社の私としては、社内交流会が企画されているのもありがたかったです。誰が何をやっているか知ることで、質問したり依頼したりしやすくなると感じました。

齋尾

社内であっても全然知らない人にはやっぱり話しかけづらいですし、それだと問題点や不明点をひとりで抱え込むことにつながりやすいですからね。「頼りやすい」といえば、社内チャットに「誰でも相談窓口」のようなものが設置されている点もいいと思っています。誰に質問すればいいかわからないことでも、とりあえず頼れる。

山口

リモートワークの環境でもすぐ頼れる先があるのは、ありがたいですよね。

齋尾

個人で学ぶことも、非常に推奨されていると感じます。たとえば、パーソルキャリアでは社内に推薦図書が用意されているんですよね。スキル別に、これくらいの人はこのあたりの本を読むといいよ、と定められていて。個人で闇雲に本を読みあさるよりも、ずっと効率的に質の高い勉強ができますね。

規模の小さな仕事も、 自分の成長や世の中の変革に、必ずつながっている。

パーソルキャリアでITコンサルタントとしてはたらくやりがいは、どんなところに感じますか?

齋尾

成長できる環境の話ともつながっているのですが、大小さまざまなプロジェクトがある点を、私はいいと感じています。最初は規模の小さいプロジェクトから、若手でも未経験でもどんどん任せてもらえるからです。

山口

クライアントのITコンサルティングをするような大手企業ならば、一つひとつのプロジェクト規模が非常に大きいでしょう。その規模感はやりがいになるかもしれませんが、その一方で若手の頃から裁量を持つのは難しいかもしれませんよね。そういった環境では、必然的にアシスタントの期間が長くなる。

齋尾

そうなんです。ちょっとした機能変更やページ追加などでも、自分が裁量を持って、プロジェクトマネジメントの経験がしたい。それができるのは、パーソルキャリアならではじゃないかな。自分が責任をもって決断する、他のチームと交渉する、プロジェクトを最後までやり抜く。そんな力が身に付くと思います。

山口

自社のサービスを扱うからこそ深く入り込むことができる点も、やりがいがあります。事業会社であればプロジェクトの前後が見えるから、なぜそのプロジェクトをするのかがわかるし、プロジェクトをリリースしたあとにどのような成果があるかまで、近くで見えます。自分にとっては、パーソルキャリアという事業会社の成長を見届けられるのがモチベーションの源泉です。

齋尾

クライアントのITコンサルティングをする仕事だと、「依頼されたものをつくるだけ」「つくったら終わり」になりやすいですよね。なぜつくるのか、つくったあとどうなったか、をしっかり追えるのは面白いと思います。

山口

そうですね。社内向けの業務システムをつくるなら、自分がつくったものによって、社内の人の行動が明日からガラッと変わる。世の中向けのサービスをつくるなら、自分のやったもので、何万もの人の行動が変わる。さらにパーソルキャリアは、人の「はたらく」をよりよくする会社。人生と「はたらく」は切っても切れないものなので、人生そのものを変える可能性も秘めています。そう考えると、とてもおもしろい領域ですよね。

齋尾

誰かの行動や生活に影響を与えているという実感が得られるのは、この仕事の醍醐味ですね。

事業会社だからこそ、社会へインパクトを与えている実感が持てるんですね。

齋尾

とくにパーソルキャリアは、経営陣が自社のビジョンやミッションを積極的に社内へ発信してくれていると感じます。どんな社会にしたいのか。世の中へどんなインパクトを与えたいのか。そういったことを理解する中で、日々の仕事を何のためにしているのか、進むべき方向がはっきり見えるんですよね。自分はパーソルキャリアの一員として、世の中の「はたらく」をよりよくしている――そういう実感を持ちながら働けることは、大きなやりがいですね。

※年次・所属部署は取材当時のものです。

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