HATARACTION! for NEW GRADUATE

2023.10.27

自ら考え、行動するエンジニアへ。成長を重ねるから、誰かの人生を動かすサービスがつくれる。

  • 齊藤 もなみ (さいとう もなみ)

  • 渡辺 爽太 (わたなべ そうた)

パーソルキャリアには、直接企業や個人のお客さまと向き合いながらよりよい「はたらく」を考える職種もあれば、社内のメンバーと連携して間接的に社会へよりよい「はたらく」を提供する職種もあります。後者の職種の中で、今回フォーカスするのはエンジニア。パーソルキャリアで得られるエンジニアとしての成長について、ふたりのエンジニアに語ってもらいました。

Profile

  • 齊藤 もなみ (さいとう もなみ)

    新卒入社5年目

    プロダクト&マーケティング事業本部 システムアーキテクト部  エンジニア

    2019年にパーソルキャリアへ新卒入社。ITコンサルタントとしてはたらく中、キャリアチャレンジ制度を利用し、自ら異動希望を出してエンジニアへ。「dodaサイト」のフロントエンドエンジニアを務める。

  • 渡辺 爽太 (わたなべ そうた)

    新卒入社2年目

    テクノロジー本部 タレントシェアリングサービス開発部  エンジニア

    学生時代からエンジニアとして活動し、自主プロダクト制作などに取り組む。エンジニアとして成長できる環境を求め、新卒でパーソルキャリアへ入社。「HiPro Direct」のフロントエンドエンジニアを担当。

Index

エンジニアの成長環境を探すなら、 技術イベントで見極めろ!?

最初に、おふたりがパーソルキャリアに入社したきっかけから教えてください。

齊藤

私が入社した当時は、まだポジション別採用(※1)が実施されていなかったため、エンジニアになろうと思って入社したわけではありませんでした。どちらかというと「はたらく」の充実に興味があり、パーソルキャリアと出会ったんです。人が生きる上で長い時間関係するトピックである、「はたらく」。それを前向きに捉える人でありたいと考え、入社を決めました。

※1 パーソルキャリアではビジネス職採用のほかに、企画・エンジニア・ITコンサルタントのように、配属されるポジション(=職種)を確約した採用も実施しています

エンジニアを志したのは、入社してからなんですね。

齊藤

はい。入社後、私はITコンサルタントという職種を経験しました。ITコンサルタントはエンジニアと関わることの多い職種なのですが、ITコンサルタントの経験も活かしながら、もっとエンジニアとしての知識やスキルを身に付けたいと考え、キャリアチャレンジ制度(※2)を使って自ら異動希望を出しました

※2 社員のキャリアデザインとその成長のために、社員自ら異動希望を出せる制度。応募タイミングは年2回。社内だけでなく、パーソルグループのさまざまなポジションに申請できます

対照的に、渡辺さんは最初からエンジニア志望だったと聞いています。

渡辺

そうなんです。エンジニアを大切にしている企業を探す就職活動でした。

齊藤

面白いですね。「エンジニアを大切にしている企業」って、どうやって探すんですか?

渡辺

まず、技術イベントのスポンサーをやっている企業を調べました。

齊藤

なるほど!!

齊藤さんはピンとくるんですね。どういうことですか?

渡辺

技術イベントのスポンサーをやっているということは、そういう場にきちんとお金をかけてでもエンジニアを成長させたい、育てたいと考えている企業だということです。そしてお金を出せるだけの、企業としての体力や安定性もあるだろうと考えられます。エンジニアの成長環境が整っている企業へ就職したいと考えるなら、この方法かなと。

齊藤

納得です。

渡辺

そうやって調べた企業のうち、エンジニア社員と面談をしてもらってとくにいいと感じたのがパーソルキャリアでした。決まりきった面談という感覚がなく、技術者同士の会話ができたというか。たとえば、当時まさに大学の仲間と進めていたプロジェクトについて意見を求めたら、的確なアドバイスがもらえました。「楽しかった」「面白かった」といった感想で面談を終えることができたんです。

言われたとおりだけじゃうまくいかない。 自分なりに考えられるのがいいエンジニア。

パーソルキャリアにおいてエンジニアは、どのような仕事を担っているか教えてください。

齊藤

まずは大枠を説明しますね。たとえばサービスに新しい機能を追加したり、ページの改修をしたりするとき。最初につくるものの大枠を決めたり、スケジュールや予算を決めたりするのはディレクターやITコンサルタントなどが行います。それを実際に開発したり実装したりするのがエンジニアですね。プロジェクト全体の管理は、ITコンサルタントやプロジェクトマネジャーなどが行います。

渡辺

部署や担当サービスによって、役割や連携する職種は異なります。ITコンサルタントと強く関係するエンジニアもいますし、リクルーティングアドバイザー(RA)やキャリアアドバイザー(CA)などのビジネス職と直接やりとりをするエンジニアもいます。

おふたりのそれぞれの仕事内容についても伺いたいです。齊藤さんは、サービスでいうと「doda」を担当していますね。

齊藤

はい。「dodaサイト」のフロントエンドエンジニアとして、アプリやサイトの中でもユーザーが直接見たり触れたりする部分に関わっています。目下は「リビルドプロジェクト」というものを担当しています。これは簡単にいうと、「dodaサイト」の開発において、レガシー化したシステムをモダンなものに作り替える動きです。20年ちかくの長い歴史があるサービスだけに、技術的に古い部分やルールが残っている。よりモダンなものに作り替えることで開発者体験を向上し、開発サイクルを速め、よりよいサービスをユーザーに迅速に提供できる状態を実現したいと思っています。

歴史あるサービスならではの仕事ですね! 渡辺さんはどのような仕事をしていますか?

渡辺

「HiPro Direct」という、比較的新しいサービスを担当しています。新しいサービスなので、かなりハイペースで新規リリースがありますね。サイト内のページや機能追加などで、だいたい2週間に1度は何かしらのリリースがある状態です。

2週間に1度リリースがあるというのは、忙しそうですね!

渡辺

そうですね。やっているときは、かなりがむしゃらかも(笑)。しかし、半年とか1年とか、一定期間つくったものを振り返る機会があると感動できます。こんなにたくさんのものを自分がつくったんだなぁ、と思えて。

新しいものをつくる機会が多い分、新しい成長も実感できそうですね! 同じエンジニアでも、多種多様なフェーズのサービスに関わっていることがわかりました。逆に、共通する部分はありますか?

齊藤

言われたものをただつくるだけではない姿勢は、共通しているのではないでしょうか。企画やディレクターの指示をそのまま飲み込むのではなく、何のためにやることなのか確認する。仕様を読み込んで、なぜその仕様なのか、本当に必要なことなのか、自分なりに考える。企画やディレクターなど他の役割の方とも距離が近いので、質問したり議論したりすることを重要視する人が、パーソルキャリアのエンジニアには多いと思います。

渡辺

たしかに。ときにはエンジニア側から「こんな機能はどうですか?」と提案することもありますよね。企画とエンジニアが一緒に議論するので、納得した開発ができます。私たちはそれぞれ違うプロダクトを担当していますが、「実はつながっている部分がある」というのは面白いですね。

齊藤

そうそう。意外とつながる部分もありますよね。今回のような意見交換の場も、刺激になると感じています。

留学制度、応援文化。 制度と文化の両面で、成長環境がつくられる。

エンジニアとして成長できる環境についてお聞きします。パーソルキャリアには、どのような成長環境がありますか?

渡辺

特徴的なものだと、パーソルキャリアのエンジニアには、「留学」という制度があるんです。「プロジェクト間留学」や「部署間留学」。エンジニアとして、他のサービスやプロジェクトを一定期間経験できる仕組みです。

齊藤

プロジェクトや部署が変わっただけでも、仕事内容が全然違うということはよくあります。使用言語や開発ツール、チームの雰囲気なんかもそうですね。

渡辺

Mac/Windowsなど、使用するOSすら変わることがありますもんね。エンジニアとしてはやはり、ひとつの技術や手法に固執せず、つねに学ぶことが大切です。「他の人はどうやっているんだろう?」がモチベーションのひとつでもあるので、とてもいい制度だと思います。

齊藤

「留学」する本人だけでなく、受け入れるチーム側にも学びがありますよね。

渡辺

そうなんです。それまで当たり前のようにやってきたことをあらためて言語化し、共有する作業が発生するので、自分たちの業務を見直すいい機会です。パーソルキャリアにはさまざまな事業・サービスがあるので、留学先が多いのもメリットではないでしょうか。

齊藤

成長に重要なことといえば、「誰かのやりたいことをみんなが後押しする」という文化があると思います。1on1などで本人のキャリアに対する考えや意志をきちんと確認してくれますし、「その技術を身に付けたいならこのプロジェクトに入ってみたら?」「そういうことがやってみたいなら、ぜひやってみてよ!」と、提案や応援をしてもらった経験があります。

渡辺

自由度の高い文化がありますよね。プロジェクトにアサインされるようになって1カ月ほど経った頃、プロジェクト内でデザイナーとエンジニアの間に距離があることを課題に感じていました。そこで「僕が動いてもいいですか」と、ふたつの職種を近づける施策を提案したところ、チーム内ですぐに実現。やりたいと思ったらすぐ動ける環境は、成長に欠かせないと感じました。

誰かの人生に貢献できるサービスをつくる。

おふたりは、どんなところに仕事のやりがいを感じていますか?

渡辺

成果が見えるのはうれしいです。企画や営業といった職種のメンバーから月次で報告をもらうのですが、登録者数の変化や売上達成率、有料プランの加入数など、さまざまな指標で自分の仕事が可視化されるように思います。いい結果が出て、喜んでもらえるのはやっぱりうれしいですね。

齊藤

数字で見えるのは大きいですよね。自分の仕事が何万という多くの人に届いているんだ! と感動できます。それから「doda」は転職サービスなので、間接的に誰かの人生に携わっているのだと思えるのも大きなやりがいです。実際に私の周囲にも「doda」を使って転職した、という人がいました。人生の重要な選択に寄与している実感があり、いつも背筋が伸びます。

渡辺

ですよね。学生時代は、コードを書くことそのものが楽しいと思ってやっていました。つくったものが誰かに使われている実感はあまりなかったし、そこに重きも置いていませんでした。しかし社会人になってから変わった。「使ってもらえている」「誰かの生活に貢献できている」というのが本当にうれしいです。

やりがいの大きな仕事なのだと感じました。この記事を読んでいる人の中には、エンジニア志望の学生さんもいるかと思います。パーソルキャリアのエンジニアには、どのような人が向いているのでしょうか?

渡辺

コードをうまく書ける人が必ずしもエンジニアとして優秀な人材とは限りません。むしろ、コミュニケーション力が大事であることを伝えたいです。エンジニアというと、一人で黙々と作業をするイメージがあるかもしれませんが、パーソルキャリアのエンジニアは違いますよね。

齊藤

そうですね。パーソルキャリアは「サービスはみんなでつくるもの」という意識を持っています。だからコミュニケーションが大切なんです。特定の職種に任せきりでもなく、自分ひとりで抱え込むでもなく。よりよいものをつくるために議論したり、困ったことがあったらすぐ相談したりしながら。それができるエンジニアが、成長できるエンジニアだと思いますね。

※年次・所属部署は取材当時のものです。

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