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人・仕事・はたらき方を知る HATARACTION! for New Graduate

2025.01.14

35歳で家業の経営者を目指す私が、プロジェクトエージェントとして体現するプロ意識。

  • 小林 海 (こばやし かい)

    新卒3年目

    プラスサービス事業部 プロジェクトエージェント統括部 プロジェクトエージェントGE部  プロジェクトエージェント

    採用支援サービス「dodaプラス」のプロジェクトエージェント。中学校時代は「走り高跳び記録全国トップ」、大学時代は「経営学の本を500冊読破」などさまざまな経験を積む。経営と営業を学ぶためにパーソルキャリアへ入社。

パーソルキャリアの人材紹介領域には、法人のお客さまと向き合うリクルーティングアドバイザー(RA)、個人のお客さまと向き合うキャリアアドバイザー(CA)のほかに、法人のお客さまと個人のお客さまを同時に支援するプロジェクトエージェント(PA)というポジションがあります。双方の間に立つ、調整力や誠実さが重要になる仕事のやりがいやそこで身につく力、重要なスタンスについて、小林海さんに聞きました。

「本気で達成したい?」 面談でのフィードバックが入社の決め手に。

小林さん、今日はよろしくお願いいたします。まずは、パーソルキャリアへの入社経緯からお伺いしたいです。学生時代は、どのような就職活動をしていましたか?

小林

こちらこそよろしくお願いいたします。実は、「マジか……」という絶望感をもって就活をスタートしました。というのも、私は大学卒業後、実家の家業を継ぐつもりでいたからです。だからもちろん就活もしていませんでした。ところが大学3年生の3月になって、親から「一度ほかの会社を経験してからのほうがいいだろう」と言われてしまったんです。3月はすでに内定を持っている人もいるくらいの時期なのに、情報収集もイチから……。それでもやるしかないので、動き始めました。

かなり短期間での就活だったんですね。イチからの情報収集だったとおっしゃっていましたが、どのような基準で企業を選んでいましたか?

小林

将来的には家業を継ぐ前提で、経営の力が身につく仕事に就きたいと思っていました。そのために、企業の成長をサポートできる仕事がいいなと。身につけたいスキルの面で分解すると、モノを売る営業力や人を動かすマネジメント力などです。企業や業界を選ぶ上では、周りの人の影響も大きかったかもしれません。学生時代にインターンをした経験があるのですが、インターン先には就活で人材業界を受けている人が多かったんです。彼ら・彼女らの話を聞かせてもらいながら、無形商材の領域で企業の支援をするような仕事が自分の求める「営業力」に一番近いだろうと考えました。

「人材業界で企業支援を」と考えたときに、パーソルキャリアが選択肢に入ってきたのですね。入社の一番の決め手は何でしたか?

小林

誠実で熱量の強い文化に惹かれたからです。直接の決め手となったのは社員の方との面談でした。インターン先で人を巻き込みながら仕事をするのに躊躇してしまった経験について、面談でお話ししたことがあったんです。当時の私は、自分の仕事のために他人の時間をもらうのは申し訳ないと思っており、なかなか周りと協力しながら成果を出せないことに悩んでいました。その話を聞いたパーソルキャリアの社員の方に、「本当に目的を達成したいと思っていますか?」と言われたんです。できるかできないかとか、周りの人への遠慮とか、そういうことを気にしていたらそもそも達成なんてできません。そう指摘され、ハッとさせられました。

なかなか厳しいフィードバックですね。

小林

でも、本当に私のことを想って誠実なフィードバックをしてくれたのだと思います。そこから感じた誠実さや熱意、貪欲さに惹かれて入社を決意しました。

PAの仕事は進化中。 自ら体制やフローを作り、成果を実感できる。

現在のお仕事内容についてお聞かせください。

小林

PAは「両面型」と呼ばれる、法人のお客さまとも個人のお客さまとも直接やりとりをする職種です。私が主に担当しているのは、インターネット広告関連企業さまが中心ですが、造船業の企業さまなどもいて、担当する業界は幅が広いですね。

PAの仕事の面白さはどんなところにありますか?

小林

一番特徴的なのは、企業さま、転職希望者さま、両方と直接やりとりできることだと思います。たとえば面接の後にすぐ電話をして反応を聞ける。自分がやってみようと思った施策がどのような効果をもたらしたのか、すぐ目に見える。採用が決まった際には双方からの感謝の言葉もいただけるので、スピーディーかつ成果の見えやすい仕事ではないでしょうか。

成果が見えやすいと、日々成長実感がありそうですね。

小林

そうなんです。しかし、PAのやりがいや魅力は、入社前の方にあまり知られていないかもしれません。

それはどうしてでしょうか?

小林

メールや電話でのやりとりが多いイメージがあるため、仕事内容ややりがいが想像しづらいのかもしれません。でも実は、PAの仕事ってどんどん進化して面白くなっているんです。オンラインで商談をして課題をくみ取り、解決に向けた提案を行ったり、リクルーティングアドバイザー(RA)と連携してともに顧客企業先へ商談に行ったりすることもあります。

たとえば小林さん自身が、PAの仕事の「進化」を体感した経験はありますか?

小林

入社1年目のころの話です。私が入社した2022年の上半期、パーソルキャリアと新規で取引を開始した企業さまが多数ありました。しかし、私の部内ではすでに取引のある企業さまへの支援のみにとどまってしまい、新規取引開始企業さまへの支援実績がゼロの状態……。そこで下半期は、私を含めた2名が専任で新規取引開始企業さまを担当し、支援実績を創出して深い関係を築くためのプロジェクトが始動しました。通常は、一人あたり50~60社ほどの企業さまを担当する中、私の担当は120社。成果を出せるか不明瞭なマーケットではあったものの、数をこなしていくうちに課題が見えてきたり、うまくいく法則を発見できたり。その都度得られた学びや情報に合わせて、体制やフローを改良しました。既存のやり方にとらわれず、自分なりの勝ち筋を見出し、成果を上げることができたと思っています。

パーソルキャリアは会社規模も大きいので、「裁量権が少ないのでは?」と思われる方も多いですが、自分なりのやり方や考えで行動していく機会があるんですね。

振り返りをしながら、仕事に「再現性」を生み出そう。

小林さんのモチベーションの源について教えてください。

小林

ひと言で言うならプロ意識ですね。楽しいから頑張るとか、大変だからやりたくないとか、そういうのはそもそもプロの仕事じゃない。お金をいただいている以上、手を抜かずやり切るし、成果にこだわるのが当たり前だと思っています。パーソルキャリアでは、こうした精神を「グリット(Grit)」と言います。グリットとは、簡単に言えば「やり抜く力」という意味。「やれるかやれないか」じゃなく、「やる」んです(笑)。

「仕事だから成果にこだわる」ということは、プロならば当たり前ということですね。

小林

個人的には、昔から成果にこだわるタイプでもあったと思います。小学校時代、周囲から距離を置かれてしまった経験がありました。目立ちたがり屋な性格だったので、「なんだコイツ」って思われていたのかな。そういった経験から見返してやりたいという思いもあって、何か成果を出そうという意識が強くなったように思います。当時は陸上競技を頑張っていて、全国トップの記録を残したこともあるんですよ。

すごいですね!成果を出し続けるために、小林さんが意識的に行っていることなどはありますか?

小林

振り返りや内省はいつも行っていますね。散歩をしながら。1回につき10kmくらい歩くんですけど(笑)。これはうまくいったなとか、この経験は次も使えるなとか。スタンス面も重要で、最近自分はこういう考え方をよくしているな、昔と比べるとこんなふうに価値観が変化したなとか、そういったことを定期的に振り返る機会を設けています。スタンスと、行動と、成果と、何に因果や相関があるのかを確認するようにしています。

振り返りを大切にするのはなぜですか?

小林

自分の思考や行動に再現性を持たせたいし、やりっぱなしにしたくないからですね。もちろん仕事にはやりながら覚える部分もありますが、自分の中でうまくやれる基準をつくることも大事。一定うまくいく基準に従うことと、量を経験しながら学ぶことの両方を大切にしています。

経営者の視座と多角的視点を学び、経営の道へ。

今後の目標についてもお聞かせください。

小林

最終的には家業を継ぎたいと考えています。そのために、短期的な目標としては、経営者としての視座の高さと多角的なものの見方を身につけたいです。前者については、私が普段仕事で接する方は企業の人事担当者なので、その方の目線を知りに行くようにしています。ただ、もしかしたら担当者目線と経営者目線だと、違った結論に行き着くこともあるかもしれない――。そういうときのためにも、経営者的な視座の高さを身につけておきたいです。

後者の「多角的な視点」というのは、どのようなことですか?

小林

将来的には、家業を経営する立場になります。組織において人は重要ですが、経営とは人を見ることだけではありません。ですから今は人材の領域を学びながらも、たとえば経理・財務といったほかの領域から経営を考える視点も養っていく必要があると考えているところです。

将来的に経営者を目指すとなると、たしかにさまざまなことを学ばなければなりませんね。

小林

そうですね。マネジメントなども学びたいです。具体的には、階層マネジメント。経営者のマネジメントと管理職のマネジメントと現場のマネジメントは異なるため、それぞれ経験したいと思っています。35歳になったら家業のほうへと決めているので、それまでに役職で言えばゼネラルマネジャーを任されるようになりたいですね。

1社にずっといるのではなく、「いつかは自身の事業を!」と望めるところにパーソルキャリアの多様性が表れていると感じました。

小林

キャリアの多様性はありますね。キャリアチャレンジ制度などは象徴的ですが、そういった制度的なもの以外に、日常でも多様なはたらき方ができるなと感じています。たとえばリモートワークができるし、残業時間を減らす取り組みも全社的に行われています。その時間で複業してもいいし、勉強してもいいし、やりたい人はもっと仕事をしてもいい。他部署の情報やデータも開示されているので、メンバーのころから「これやりたい!」「こういうことできそう」と考える材料がたくさん得られると思います。人それぞれの幅広い挑戦ができるんじゃないでしょうか。

※年次・所属部署は取材当時のものです。

監修者:HATARACTION!編集部

"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。

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