
2025.01.21
想像以上にクリエイティブ!「採用も事業成長も私次第」なリクルーティングコンサルタントの仕事。
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髙松 可奈 (たかまつ かな)
新卒5年目
採用ソリューション事業部 SD統括部 首都圏営業部 リクルーティングコンサルタント
アートやメイクに興味を持ち、大学時代はSNSなどでも積極的に発信。友人からの誘いをきっかけに、就活では人材業界へ“一目惚れ”した。起きている時間の大半を費やす仕事を充実させたいと考え、パーソルキャリアへ新卒で入社。初期配属以降はリクルーティングコンサルタント(RC)を担当しており、3年目以降は後輩の育成にも注力している。
「リクルーティングコンサルタント(RC)の仕事は、誰がやるかでまったく違うものになる!」と語るのは、入社5年目の髙松可奈さん。「doda」の法人営業と一口に言っても、ただ広告枠を売る仕事とはまったく異なり、顧客企業ごと、想定ターゲットごとに、やるべきことは変わる――と、その醍醐味を強調します。もっと多くの人に知ってほしい、RCのクリエイティブな側面に迫るインタビューです。

うまくいかないときもチャンスのある環境が魅力だった。
今日はリクルーティングコンサルタント(RC)をしている髙松さんに、仕事内容や仕事をする上で大切にしていることなどをお聞きしたいと思っています。まずは、そもそも今のお仕事に興味を持ったきっかけから教えてください。
髙松
よろしくお願いします!きっかけは合同説明会です。当時の私は、そもそも仕事とは何なのか、どうやって就活をすれば良いのかもよく分かっていない学生でした。でも真面目な性格ということもあって、まずは合同説明会に行ってみようと。自分より先に就活を始めていた友人が人材系の企業を検討していると聞き、私もそのブースへ行ってみることにしたんです。話を聞かせてもらったのは人材系のベンチャー企業だったのですが、企業紹介をしている人がとてもキラキラして見えました。翌日に個別企業説明会があると言われたので、そちらの説明会にもすぐ申し込みましたね。
翌日に!行動力がありますね。
髙松
「今行かないと一生行かないかも!」という思いがあったんですよね。そこで話を聞いて、人材業界というものに一目惚れしてしまいました。
どんな点に“惚れた”んですか?
髙松
聞く話すべてに、「たしかにそうだ!」と納得した感じですね。1日8時間はたらくとしたら、それは1日の1/3を占める。それが40年続くわけですよね。だったら起きている時間の大半を費やす仕事をどう選ぶのかは大事だし、それくらい重要な「はたらく」をより良くする人材業界の仕事にはすごく価値があると思いました。また、私は人と関わることが好きだったので向いているかもなと。
人材業界の中でも、パーソルキャリアを良いと思ったポイントはどこだったのでしょうか。
髙松
いくつかありますが、「対話を通して気づきや成長を促す文化」や「失敗しても挑戦する機会をくれる文化」に惹かれました。それらは、面接を通して感じたことです。今振り返ると、自分で行う自己分析はやっぱり甘い部分もありました。パーソルキャリアの面接では、幼少期から振り返ってたくさん質問していただいたので、気づきのある面接になることが多かったです。話しながら「自分ってこうなんだ」とあらためて確認できました。あとは、うまくいかなかった面接でもチャンスをもらえました。
チャンスとは?どんなことですか?
髙松
一度、全然うまく話せなかったときがありました。そのとき、面接担当の社員の方に「今日の面接は自分で何点だったと思う?」と聞かれたんです。
うまく話せていないことを見抜かれたんですね。
髙松
そうかもしれませんね。私は「40点」と答えて、続けて良くなかったと思う点を挙げました。そうしたら社員さんは、「うまくいかなかったことを自己認識して振り返れているのは良いことだと思うから、次の選考に進んでもらうね」と言ってくれたんです。面接の内容は、「100%通過させたい」と思ってもらえるものではなかったかもしれません。でも、振り返りの内容まで聞いた上で判断してくれる企業なのだと思いました。

やり方ひとつで応募は何倍にも。 介在価値の高さが面白い、クリエイティブな仕事。
現在の仕事内容について教えてください。
髙松
RCは採用に課題を感じている法人のお客さまに対して、求人広告の「doda」やスカウトサービス、転職フェアなどのさまざまな手法を提案し、課題を解決する営業職です。部署にもよるのですが、私のいるSD統括部では、基本的には新規のお客さまへアプローチし、営業機会を自ら取りにいく必要があります。
新規のお客さまにアプローチすることに大変さはありましたか?
髙松
私が入社した2020年はちょうどコロナ禍が始まった時期。電話でのご挨拶から対面の商談へつなげようとしても、多くのお客さまから「コロナ禍なので来ないでください」と断られていました。やる気はあるのになかなか成果につながらないという状況で、なんとなく気持ちが張り詰めている時期でしたね。私の初めての受注は1年目の9月末。配属は6月で、早い同期は6月、7月に初受注を決めていたので、「私だけできない……」と感じてしまったこともありました。
最初は苦戦していたんですね。それでも、入社から一貫してRCの仕事に取り組み続けていますよね。
髙松
そうですね。取り組む中で、想像以上にクリエイティブな面白みがあることに気がついたんです。RCの仕事って、担当する人によって全然違ったアウトプットになるので、介在価値の高い仕事なんですよ。たとえば、営業職の経験者を採りたい企業さまがいたとします。でも、「営業職 経験者募集」と書いたところで募集は来ません。給与や福利厚生など条件が良い競合求人はいくらでもありますから。なので、「この企業さまではたらきたい人はどんな人なんだろう」「この企業さまがほかの求人と差別化できる魅力はどこだろう」を、お客さまと一緒に考えます。誰に向けて何を伝えるのか。また、どんな手法を使ってアプローチするのか。同じ求人なのに、RCの提案次第で応募数が何倍にもなったり、応募の質が変わったりするんですよ。

間接的に、事業にも人の人生にも、大きな影響を。
髙松さんが実際に自身のRCとしての介在価値を発揮できた事例があればお聞かせください。
髙松
家電量販店などにおける販売スタッフの方の募集広告を掲載した事例をお話ししますね。販売スタッフは、現在あまり人気とは言えない職種で、どの企業さまも採用に苦戦しています。その上、給与や福利厚生においてもほかの仕事とそこまで差がないんです。ではどうするかと考えたとき、私はその企業の特徴的な社風に注目しました。プライベートを大切にしている人が多く、職場でも仕事の話より趣味の話で盛り上がる環境。そして、誰よりも社員のことを一番に想っている面倒見の良い社長さま。「この仕事がしたい」より「この人たちとはたらきたい」と思ってもらえるように、社風を前面に押し出した広告表現にしたのです。そうしたところ通常では10件程度の応募数が見込まれるところ、78件まで応募を伸ばすことができました。
すごい!髙松さんの戦略次第で、本当に応募数が何倍にもなるんですね。
髙松
そうですね。提案の仕方はさまざまで、本当にクリエイティブな仕事だと思っています。「休日数はこれくらいあったほうが良いですよ」「他社と比較した結果年収を上げましょう」など、条件面を変えてもらえるよう企業さまに相談することもあるんですよ。
ただオーダー通りの広告を掲載するのではなく、かなり踏み込んだ提案をする仕事なのですね。
髙松
そうです。自分が考えたプランが採用決定につながるとやはり嬉しいです。新しく人を採用することで、事業成長につながるかもしれないとか、現場の残業が減るかもしれないとか、間接的にですが企業さまに良い影響をもたらせることにはやりがいを感じますよね。RCが個人のお客さまと直接やりとりをすることはありませんが、企業さまへの提案を通じて個人のお客さまの人生にも良い影響を生み出せていたらいいなと思います。

自分が助けてもらったから、自分もまた次の人を助けたくなる。
RCの仕事を通して大きく成長してきたことが聞いていてよく分かりました。
髙松
はい!パーソルキャリアは、新卒で入って成長したいなら本当に良い環境だと思います。
そう思う理由をぜひお伺いしたいです。
髙松
売上目標など数値面の成果を評価するだけでなく、「外向き」や「成長マインド」など、取り組んだプロセスの評価項目が明確である点です。仕事についての知識や経験が何もない状態からでも、その評価項目に対する周りの人のフィードバックが、自分を社会人として成長させてくれる――。自分に必要なのは、成長したいという意志だけです。
「評価項目が明確で、周りの方がフィードバックしてくれること」について、もう少し具体的にお聞きしたいです。
髙松
たとえばパーソルキャリアでは、何ごとも「自分ゴト化」して取り組むことを大事にします。「自分ゴト化」という定性評価項目があるんですよね。それは定期的な上司との評価・振り返りの場でも重視されますし、日常的な場面でもフィードバックがあります。会議などで「この企業さまの求人は給与が低いため、なかなか採用成功につなげられなくて……」と伝えた場合、「それはお客さまの課題を『自分ゴト化』できていないのでは?」と、気づきを与えるような指摘をしてもらえます。
なるほど、その場で指摘があるからすぐ修正できるんですね。
髙松
指摘というと厳しそうに聞こえるかもしれませんが、ビジネスパーソンとして成長していくためには適切に指摘いただける環境のほうが良いと私は考えています。そしてパーソルキャリアは、こちらが何か相談をしたら全力で助けてくださる人たちばかりです。私も先日、「地方でITエンジニア経験者の採用がうまくいった事例を知りませんか?」と周りの人へ質問してアドバイスをいただきました。自分の成長のために、遠慮なく周りの人の時間をいただき、助けを借りても良い環境なのだなと思います。だから安心して頼れるし、誰かを頼らせてもらうことで成長した人がまた次の誰かを助ける。そういう、好循環がある環境です。

※年次・所属部署は取材当時のものです。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。