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人・仕事・はたらき方を知る HATARACTION! for New Graduate

2023.04.03

長くはたらくには「価値観マッチ」が重要。
パーソルキャリアを2度選んだ、アルムナイ社員の本音。

  • 栗本 弥生 (くりもと やよい)

    中途9年目

    採用ソリューション事業部 ゼネラルマネジャー

    大学卒業後、2009年にパーソルキャリア(当時のインテリジェンス)へ新卒入社。「an」の広告営業を経験後、化粧品会社の企画職へ転職。2014年にパーソルキャリアへアルムナイ入社した。現在は採用ソリューション事業部のゼネラルマネジャーを務める。

近年、企業にとっても個人にとってもひとつの選択肢として当たり前になり始めている、「アルムナイ」。アルムナイは一度退職した企業へ再び入社することを指す言葉ですが、いちど退職してもなお、またパーソルキャリアを選んだ背景にはどんな理由があったのでしょうか。「2度目のパーソルキャリア」で実現したいことについて、アルムナイ社員である栗本 弥生に答えてもらいました。

人の可能性をエンパワメントしたい。仕事内容より、想いを軸にした。

さっそくですが、 栗本さんは「アルムナイ」社員だとうかがっています。

栗本

そうなんです。一度退職した社員を採用する「アルムナイ採用」や「カムバック採用」は、最近注目されていると思います。私はまさに、そのアルムナイ採用で、再度パーソルキャリアへ入社しました。

1度目は、新卒でパーソルキャリアへ入社したのでしょうか。

栗本

はい。新卒の就職活動の際は、留学などをきっかけに多様な価値観が尊重される自由な社会をつくりたいとか、人の可能性を広げエンパワメントしたいといったことを考えていました。

業界や職種ではなく、「社会に対する価値提供」が就活の軸だったんですね。

栗本

そうです。テレビ局を志望していた時期もありました。

まったく別の業界も検討されていたんですね!パーソルキャリアへ入社した決め手はどんなことでしたか?

栗本

多様な人が活躍できる、人の可能性を広げる。これらは人にとって「仕事」が大きく関わる部分なので、そういった観点から人材業界も検討するようになったんです。最終的にパーソルキャリアを選んだのは、面接や面談でお会いする社員の誠実さが印象的だったからでした。

「誠実さ」とは、具体的にどんなことですか?

栗本

例を挙げると、面接で出会った先輩社員が、わからないことに対してきちんと「わからない」と言ってくれたことが特に印象深かったです。実はもともと別の企業が第一志望で、内定も獲得していたのですが、その企業のリクルーターからのコミュニケーションは「私に内定承諾をさせるための話」がほとんどでした。一方で、パーソルキャリアのリクルーターはなんとなく納得できそうなことや上辺だけのことを言わない。「調べてから追ってご連絡します」「社内の意見も聞いてからきちんと答えたいです」といった具合ですね。きっと仕事をする上でも誠実な対応をする方が多いと感じましたし、自分もそんな風に仕事がしたいと思ったので、入社を決めました。

逃げずに取り組んだ経験は、どこでも通用するスキルになる。

パーソルキャリアから別の企業へ転職しようと思ったきっかけは何ですか?

栗本

入社してしばらくは、「手を挙げたらやらせてもらえる環境」を楽しみながら働いていました。しかし5年ほどたったころ、女性として長く働けないかもしれない、と不安に思い始めたんです。今思えば自分の視野が狭かっただけなのですが、当時の自分の周囲には長くはたらいている女性の先輩社員があまり見当たらなくて。

だから、女性が長くはたらけると思える企業への転職を?

栗本

職場に女性が多いとか、残業時間が短いとか、そういった条件を重視して化粧品会社の企画職へ転職しました。

まったく違う業界での仕事ですが、不安はなかったですか?

栗本

それはなかったですね。業界や仕事内容は違っても、パーソルキャリアで学んだことは活かせたと思います。

どんなことが活きたのでしょう?

栗本

「解のないことに立ち向かう姿勢」は、パーソルキャリアで学んだ部分であり、どんな環境でも重要なことだと思いました。パーソルキャリアでの仕事って、すごくチャレンジングで自由なんです。「とりあえずやってみろ」と任せてもらえる。

「とりあえずやってみろ」とは?

栗本

毎日、何をするときもそうなんです。もちろん研修で基本的なことはインプットできますが、何をするにも答えを渡されることはなく、自分で考えて行動することを促されます。わかりやすい例で言うと、1年目からプロとして営業する機会はたくさんありますが、「どういう優先順位にしろ」とか「どうアプローチしろ」とか、そういった指示はありません。自分で調べて戦略を立てながら営業の手法を工夫していいし、もっと言えば、直接担当している媒体以外も組み合わせながらソリューションを提案していいんです。

本人が自ら考えることを重視するマネジメントなんですね。しかし逆に言えば、どうやればいいかわからなくて困るケースもありそうです。

栗本

大変ではありますね。大変だし、やってみて失敗したらお客さまにもご迷惑になってしまいます。お客さまのことを考えると「こわい」という気持ちもありました。でも、逃げずに立ち向かうからこそ成長できるんですよね。

どんな成長があったと思いますか?

栗本

手探りの中でも自分でゴールや課題を考える思考力。行動してみようとする行動力。あとは、そこから逃げない意識もそうですよね。失敗しながらPDCAを回す経験もできたし、コミュニケーション力やマルチタスクをこなす力もついたと思います。これらは、環境に左右されない大事なスキルではないでしょうか。

環境は、条件より価値観で選ぶ。

再びパーソルキャリアへ入社しようと思った背景についてもお伺いしたいです。

栗本

きっかけは、飲み会ですね。

飲み会!

栗本

正直、その化粧品会社への転職は自分の中では「失敗」だと思って、次の転職を考え始めていた時期でした。そんなときにパーソルキャリアの当時のマネジャーの方と飲んだんです。そこで転職を検討していることを相談して……。

「戻ってきたら」と?

栗本

そうなんです。

面白いエピソードですね。他の企業への転職も迷わず、パーソルキャリアを再び選んだ理由を教えてください。

栗本

自分が転職時に重視していた、「長くはたらける」とはどういうことかをあらためて考えたことが大きかったです。転職時の私は、長くはたらけるかどうかを条件面で判断していました。でも、条件だけじゃないんですよね。仕事が楽しいとか、やりたいことができる環境があるとか、そういったことも必要だと感じたんです。

条件以前に、そもそも楽しいと思える仕事や環境でなければ長くは続かないですよね。

栗本

そうなんです。そんなことを思い始めたとき、やっぱり自分はパーソルキャリアの文化があっているんだなと再確認しました。転職した化粧品会社は年功序列やトップダウンな文化もあり、あるいはユーザーより社内へ意識が向いている点も、自分が大事にしている価値観とは違いました。やはり自分には、実力で評価してもらえたり、正解のないことも自分で考えながら進ませてもらえたりするパーソルキャリアの環境が合っていたんだと。

栗本さん自身の、はたらく上で大事にしたいことがより明確になったんですね。

栗本

はい。その感覚を大事にしながら仕事をしたいし、新卒の就活時に考えていたような、多様な価値観の人が活躍して、人の可能性を最大化する仕事を再びしたいと考えるようになりました。

考え方やスタンスに共感できる環境が、栗本さんにとって長くはたらける条件だったんですね。

栗本

重要なのは価値観なのだと思います。最近では「カルチャーマッチ」という言葉もありますよね。条件やスペックだけでの就活・採用活動ではなく、考え方や風土、価値観を重視して、環境を選ぶことが重要だと考えています。

就活や転職は、価値観のマッチングが大事。

栗本

はい。価値観に、「いい/悪い」はありません。でも「合う/合わない」は、人によって異なります。たとえば「いろんな人の意見を聞きながら慎重に物事を進める文化の企業」と聞いて、「スピード感がなくて自分には合わなさそうだ」と思う人もいれば、「堅実な道を選ぶ、安心できる企業でいいなぁ」と思う人もいるはずです。その捉え方が、価値観のマッチングですよね。

就活の中で価値観が合う企業へ入社したいと思ったら、どんなポイントが大事になるのでしょうか?

栗本

それは今、これを読む学生のみなさんにもぜひ意識してみてほしいことですね。まずは企業の理念やミッション・ビジョン・バリューなどを調べてほしいです。パーソルで言えば、「はたらいて、笑おう。」に本気で共感できるかどうか考えてみる。あるいは、経営者のメッセージや採用のメッセージなどにも、価値観やカルチャーは表れていると思います。

自分でチャレンジしながら、誰かのチャレンジもエンパワメントする自分へ。

いちどは辞めた会社へ再び入社することに関して、抵抗はなかったですか?

栗本

本音を言えば、ありました。抵抗というか、送別会までやってもらったのに恥ずかしいな……みたいな気持ちが正直なところでしょうか(笑)。あとは、戻ったからにはいい成果を出さないと……というプレッシャーも最初はありましたね。

それでも今は、ゼネラルマネジャー(部長)として活躍しています。

栗本

プレッシャーもありつつですが、やはり任せてもらえることの面白さややりがいが大きかったですね。当時私はマネジャー職に就いていたのですが、3つの府県をまたぐ拠点を統合したプロジェクトの立ち上げを経験しました。また、担当していた事業が終了して異動になった際には、異動先ではイチから事業を学ぶのではなく、いきなりゼネラルマネジャーを任せてもらったりもしています。

チャレンジングな環境ですね!

栗本

この会社のベースには任せてもらえる、チャレンジさせてもらえる文化があるというのが、よくわかりますよね。

栗本さんが最初に感じていた「長くはたらけないのでは?」という不安は、2度目の入社時に解消されていたのでしょうか?

栗本

はい!大前提として、私が自分の周りの人だけを見て、女性が少ないと思いこんでしまっていたので……。さらに、当時よりも女性管理職や女性のはたらきやすさを考えようとするメンバーが増えていたことも後押しになりました。あとはやはり、自分のマインドが変わったことがいちばん大きかったかもしれません。

マインドが変わった、とは?

栗本

「環境に不安があるなら、自分で変えればいいじゃん!」ってことですね。パーソルキャリアは、チャレンジする人のことを応援してくれる会社です。それこそ、私はチャレンジを良しとする価値観が好きなんだったなぁと。だからもっと女性が長くはたらけるように、自分にできることをチャレンジしてみようと考えられるようになりました。

現在、どのようなチャレンジをしていますか?

栗本

女性の管理職比率向上を目指した社内プロジェクトに携わったり、時短勤務から復帰した社員のはたらく環境改善を提案して変更したり。自分にとってのチャレンジでもありますし、「管理職になりたい」「勤務形態が変わっても頑張りたい」と思う誰かのチャレンジをエンパワメントできていると感じます。

チャレンジできるチャンスが本当に多い環境なのだなと思います。

栗本

いろんなチャレンジがありました。だから自分も今、ゼネラルマネジャーとしてメンバーのチャレンジを応援し、可能性をもっと広げる存在になりたいですね。

誰かのチャレンジをエンパワメントできるのは、栗本さんが最初にやりたかったことと一貫していますよね。人の可能性を広げて多様な人が活躍できるように、栗本さんは世の中を変えていっているのだなと思いました。

栗本

そうですね。今でもつい先入観で物事を見てしまう瞬間はありますが、もっとフラットな目線で見たときに、「もっとこんなことできるかな」「こうしてみようかな」といろいろ考えられる人でありたいです。自分でチャレンジしながら、誰かのチャレンジも応援しながら、ですね。

※年次・所属部署は取材当時のものです。

監修者:HATARACTION!編集部

"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。

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