
2024.12.20
組織図のどこにある課題だって解決する。
あらゆる支援ができる、「HiPro Biz」コンサルタントのおもしろさ。
-
有馬 優美 (ありま ゆみ)
新卒4年目
タレントシェアリング事業部 HiPro_Biz統括部 東日本コンサルティング第3部 HiPro Bizコンサルタント
プロ人材紹介サービス「HiPro Biz」のコンサルタント。大学時代の授業でパーソルキャリアの新卒採用担当者と出会ったことをきっかけに、パーソルキャリアやそこではたらく人に興味を持つように。入社後は、IT領域のコンサルタントとして活躍中。
人材業界と聞いて、「人材紹介で人の転職支援を行う仕事」をイメージする方が多いかもしれません。しかし今日では、採用の形にとらわれない企業と転職希望者への支援スタイルも増えてきています。その一つが、「HiPro Biz」。企業が描く未来図の実現、課題の解決など幅広い支援ができると語る有馬優美さんに、仕事の魅力を教えてもらいました。

週5日も自分を偽ることなんてできない!ありのままではたらこう。
今日は、「HiPro Biz」のコンサルタントをしている有馬さんへのインタビューということで、お仕事の内容や魅力についてたくさんお話を伺えたらと思っています!
有馬
よろしくお願いいたします!
まずは、パーソルキャリアへ入社したきっかけからお聞かせください。
有馬
大学時代、「はたらくこと」に関して学ぶゼミを受講したのがきっかけでした。そのゼミの講師が、パーソルキャリアで採用に携わっている社員さんだったんです。パーソルキャリアについて勉強したわけではないのですが、その方の話を聴きながらはたらくことや仕事について真剣に考えるようになりました。率直に「はたらき方はいろいろあるんだな」と感じたのを覚えています。
「はたらき方はいろいろある」とは?
有馬
私はそれまで、はたらくことはお金や生活のためにすることだと思っていたんです。でもそのゼミでの経験を経て、はたらくことは人生を豊かにするための選択肢の一つだと考えるようになりました。例えば、社会をより良くすることに貢献するためのはたらき方もあるし、自分のスキルアップを重視したはたらき方もありますよね。ただ、そこですぐパーソルキャリアへ入社したいと考えたわけではありません。就職活動の最初のころは、さまざまな業界を見ていました。
どのような経緯でパーソルキャリアへの入社を決められたのでしょう?
有馬
まず、さまざまな企業を見た上で、扱っているものが有形商材か無形商材か、どちらかを選ぶことにしました。それぞれに魅力がありますが、有形商材はモノに価値や力のあるビジネスです。逆に無形商材の場合は、モノではなくヒトがお客さまに価値をもたらします。私は後者を仕事にしたいと思ったので、無形商材、そして人材業界への志望度を高めました。
なぜ最終的にはパーソルキャリアに入社を決めたのでしょうか。
有馬
面接を通して、パーソルキャリアはありのままではたらける場所だと感じたからです。面接で無理やり自分を良く見せようと思った場面はなく、自然体でいられたと感じました。「有馬さんは有馬さんのままでいいんだよ」と肯定してもらえるような面接で、緊張もせず素のままでいたら選考が進んでいったんです。なので、パーソルキャリアの文化や考え方が自分に合っているのだろうなと。一般的に、入社したら週5日ははたらくことになりますよね。だから、「週5日も自分を偽って生きることなんてできない!」と普段から思っていました。こうした思いもあり、ありのままでいられる場所ではたらきたいと考えたんです。

「とにかくAIで何かしたい!」 こんなオーダー、どう応える?
現在のお仕事内容についてお聞かせください。
有馬
タレントシェアリング事業部で、「HiPro Biz」コンサルタントをしています。「HiPro」は、正社員雇用だけにとらわれず、フリーランスや副業の方も含めさまざまな分野の専門家と企業とのマッチングを行い、経営課題を解決するサービスです。私が担当しているのは主にIT業界。一口にITにと言っても、本当に幅広いんですよ。
幅広いとは、どんなことですか?
有馬
例えばIT企業でエンジニアのスペシャリストを探しているような場合ももちろんあるのですが、企業が抱える課題はそれだけじゃないですよね。新規事業の立ち上げに際して外部パートナーを探していたり、監査役や取締役を探していたり。「中期経営計画を作りたい」「人事制度を刷新したい」といったニーズだけでなく、「AIで何かしたいからアイデアが欲しい!」なんてオーダーをいただくこともあります。
「こういう人材を探してほしい」と言われて、その通りに探す、といった仕事ではないのですね。
有馬
まったく違いますね。そもそも「こういう人材を探してほしい」と言われることはほとんどありません。企業さまの状況を定期的に伺い、そしてこちらからも情報提供をしながら、そのときの課題や必要なことに合わせて必要なプロ人材を提案するような形です。一つの企業の中で、複数の部署の方からご依頼いただくこともあります。時には提案するお相手が事業部長や経営層の方々だったりすることもあります。
そうなると、その企業のことを深く知っていないといけませんね。
有馬
はい。あくまで経営課題の解決を担うのは紹介するプロ人材の方です。しかし、適切な人材とのマッチングを行うためには、そもそも私が課題に気づいたり、仮説立てをしたり、そこに必要な専門性を提案したりすることが欠かせません。なので、勉強は大変です。
ただ、完璧にすべてを知っている必要はありません。むしろ、分からないことはきちんと担当者さまに聞いて、教えていただくことがとても大切です。社内でも、似たような企業や事例の経験がある先輩へどんどん質問します。できないことがあっても学ぼうと取り組むことが重要で、それが信頼関係にもつながります。まずは「有馬さんにお願いしたらなんとかしてくれそう」と思っていただきたいですね。
深く関係を築くのが重要な仕事なのですね。
有馬
そうですね。一つの仕事に対してただプロ人材を紹介するというよりは、その企業はそもそもどんなことを目指していて、その中にどんな役割を担う組織があって、今の課題が何で、どんな専門性が足りていないのか……と、多くのことを考えながらの提案になります。

影響力も責任も大きな仕事。 でも、先輩がいるからチャレンジできる。
若手のころから、事業部長や経営層の信頼を獲得する、大きな責任のあるお仕事をしているのですね。
有馬
私も最初からうまくできたわけではありません。最初はテレアポすら怖くて、受話器を持ったまま発信ボタンを押せず、15分くらい悩んでいたこともありますよ。
不安だった時期もあるのですね。それはどのように克服されたのでしょうか?
有馬
周りに先輩方がいたからだと思います。いつも「何かあったらサポートするから」「万が一怒られたら私が代わってあげる!」と言ってくれたので、安心して挑めました。そうやって新人のことをきちんと応援してくれる環境だから、その後のチャレンジも怖くなくなりました。事業や経営に深く関わる仕事にも、「これまで学んできたことを活かそう」という気持ちで落ち着いて取り組むことができています。
新人の背中を押してくれる、素敵な先輩たちがいたのですね。最初は電話をするのも悩んだとのことですが、その後はどのようなチャレンジを経験されたのでしょうか?
有馬
1年目はとにかくがむしゃらにやりました。その年に担当させていただいたSIerさまの新規開拓は、自分にとって大きな挑戦だったと思います。接点も実績もゼロの状態から始めて、徐々に成果を出して……。少しずつ関係性を広げ、これまでに100名以上の方と接点を築き、30件以上のプロジェクトをご一緒させていただきました。
ゼロからのチャレンジも、企業さまとの関係を深めていくチャレンジも、両方を経験されているんですね。
有馬
そうですね。新規顧客の開拓も既存顧客の深耕も、両方のスキルを身につけられました。
「HiPro Biz」コンサルタントとしてはたらくことのやりがいは、どんなところに感じますか?
有馬
幅広い課題解決にアプローチできる点です。私たちは、どんな組織の課題も解決できる可能性を持っています。企業の未来を作るためにやるべきことを、さまざまな観点から対応できると思っています。そんな影響力のある仕事を、1年目から任せていただいていることはとても嬉しいです。

ビジネスを作る一員として、スキルで課題を解決したい。
「HiPro Biz」コンサルタントには、どのような方が向いていると思いますか?
有馬
「まずやってみる」というスタンスを大事にできる方が良いと思います。先ほど申し上げたように、「HiPro Biz」コンサルタントの仕事は、いくら勉強しても分からない、できないといった状態が当たり前なんです。だから、できない自分を受け入れ、じゃあできるようになるにはどうするかを考える。そこから120%頑張れる方が良いと思います。
できるかできないかではなく、できないと分かってからどうするかが大切なのですね。
有馬
これは以前、私が先輩から教えていただいたことでもあります。当時、自分の売上目標が大きかったことに対して、「こんなに高い目標はどうせ達成できないだろう」と最初から諦めていました。「8割くらい達成していれば怒られないかな」くらいに考えていたんです。そうしたらその先輩は、「そもそも考え方が違う」と。
給与というのは、自分の目標を100%達成することに見合うよう設定されているもの。だから、給与をもらうに値するはたらきをするなら目標を達成しなければならないと教わりました。そして、「どうすれば達成できるか考えなさい」とも言われました。達成できるかできないかを考えるのではなく、どうすれば達成できるか考えることからスタートするのが大事なんですよね。自分の達成マインドは、この時の経験が基礎になっています。
素敵な先輩ですね。
有馬
素敵な先輩ばかりです。愛が大きいんですよ。サービスにも、メンバーにも、もちろん企業さまやプロ人材の方にも。
最後に、これを読んでいる学生のみなさんへメッセージをお願いします!
有馬
大学生のころの私は、「社会人は楽しくないんだろうな」って思っていました。大学生活が楽し過ぎたんですよね。そこから、社会人を何十年もやるのか……。スーツを着て、会社の方針に従わされて、お金を稼ぐ手段として頑張るんだろうな……と思っていたこともあります。
でも、全然そんなことはなかったです。最初にお話ししたように、はたらくことは人生を豊かにするための選択肢の一つ。私は今、パーソルキャリアに従わされているのではなく、自分がやりたいと思って、自分の軸に従ってはたらけています。もちろん仕事で大変なことはありますが、仕事が大変だから人生楽しくないと感じたことはありませんね。「社会人、意外と楽しいよ!」と、学生の皆さんに伝えたいです。

※年次・所属部署は取材当時のものです。
監修者:HATARACTION!編集部
"はたらく課題"と"ビジネス"をつなげてとらえ、自分ゴトとして、その解決プロセスを楽しむパーソルキャリアの社員をご紹介します。