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HATARACTION! for NEW GRADUATE

2024.10.18

経済学部から、社会課題解決を目指すエンジニアへ。 入社1年目で気付いたビジネス視点の重要性。

  • 音田 澪希 (おんだ れき)

    新卒1年目

    doda企画本部 エージェント企画統括部 エージェントプロセス&システムデザイン部 システムデザイングループ エンジニア

    高校時代の海外ボランティア経験がきっかけで、社会課題の解決に興味を持つようになった。大学では独学でプログラミングを学びながら、陸上部の主将と両立。エンジニアとしての長期インターンを経て、パーソルキャリアのエンジニアとして入社した。現在は研修中。

「理想のエンジニア」って、どんなエンジニア? 「コードがきれいな人」かもしれませんし、「知識が豊富な人」かもしれません。定義はさまざまですが、入社1年目の音田澪希さんは「課題を解決するエンジニア」だと語ります。ただ言われたものをそのまま作るのではなく、社会課題に貢献したり、ユーザーが実際に使いやすいものにこだわったりできる人――。インタビューでは、音田さんが日々大切にするのはシステムや製品の「その先」にあるビジネスと社会課題を見ることだと語ってくれました。

最初は会計士になりたかった!エンジニアへ方向転換したきっかけとは?

音田さんは社会人1年目なんですね! まずはエンジニアに興味を持ったきっかけからお聞かせください。

音田

 きっかけは、高校生のころまで遡ります。当時カンボジアでボランティアを経験したのですが、そこでさまざまな社会課題があることを知りました。とくに私にとって印象的だったのは、人材不足です。カンボジアは独裁政権の時代に多くの知識人層を失っています。その影響で、専門的なスキルを持った人材が足りない現状を目の当たりにしました。状況は違うのですが、自分は地方の出身。カンボジアでの経験と自分の地元が抱える問題を照らし合わせると、都市部との格差や人材不足が同じようにあると感じ、身近なところにも課題があることに気付いて関心を持つようになりました。そこで、社会課題の解決をできるような人になりたいと思い始めたんです。最初は漠然と、ですけどね。そういった経緯もあって公認会計士になりたいと考え、大学では経済学部に進学しました。

なぜ会計士を目指したのでしょうか?

音田

カンボジアでは会計関連の専門スキルを持っている人材が少ないこともあり、企業の会計・決算における不正が横行していると聞きました。自分がスキルを身につけることで、そういった問題の解決につながるのではと考えたんです。ただ、大学入学後はITスキルを身につけたいと考えるようになったので、少し考え方が変わったように思います。

ITスキルに興味を持ったのはなぜですか?

音田

私が大学に入学したのは2020年です。ちょうどコロナ禍で、入学式もなく、授業もリモート。そういう時期に何か自分で学べることはないかと考え、SNSや動画サイトで情報収集をしながらプログラミングの勉強を始めました。最初は独学で学校の授業や部活と両立させていましたが、大学3年生のころからエンジニアとして企業での長期インターンにも参加するようになりました。身につけたスキルを活かして、将来的にエンジニアとして働きたいと考えるようになったのは、そのころです。

会計士からエンジニアへ、やりたい仕事が変わったのですね。

恩田

そうですね。もちろん、社会課題を解決したい想いに変わりはありません。ただ、テクノロジーを活用することができれば、より広い範囲、より多くの人へアプローチできる気がしました。また地元の例になるのですが、私の地元は予備校がほとんどない地域でした。しかしオンライン授業があれば、地方にいながら大手予備校の授業を受けることができる。これは、教育格差という課題をテクノロジーの力で変えられる良い例だと思います。

テクノロジーの力で約6,000万人の「はたらく」を変える、人材業界の可能性。

エンジニアを目指して就職活動をするにあたり、どのように企業を選んでいましたか?

音田

「社会課題を解決できる人になりたい」という想いは変わらず持っていたので、ビジネスで社会課題の解決をしようとしている企業で働きたいと考えていました。課題の分野にはこだわりはなかったので、業界問わず幅広く検討していました。その中で、エンジニア向け就活支援サービスの面談を通して出会ったのがパーソルキャリアでした。パーソルキャリアが事業の中心に置いている「はたらく」というテーマに基づきながら、日本の現状を大きく変えようとしている点が面白く、人材業界に興味を持ちました。

人材業界にはどのような点で興味を持ったのでしょうか?

音田

人材業界には、労働人口である約6,000万人の市場があると言われています。規模が大きく、アプローチできる課題も多い分テクノロジーを活かすことで、大きな価値発揮ができるだろうと思いました。まだまだ人の介在が多いこの領域で、デジタル技術を使ったらどんなことができるんだろう、どんな発見があるんだろう。そういった変化を、パーソルキャリアではたらきながら間近で見たいと思ったんです。

人材領域で事業を行う会社はほかにもありますが、なぜパーソルキャリアだったのですか?

音田

自分たちの利益を追求するだけでなく、社会課題の解決をより大切にしている印象を受けました。それが、入社を決意した一番の理由です。またエンジニアとしてはたらく環境についても、チャレンジしやすい文化だと感じました。例えばシステムを外注するのではなく内製開発に取り組み出したことなどは、そうした文化の一例だと思います。その開発体制は始まったばかりだそうで、完成したエンジニアチームよりも発展途上なチームで失敗を恐れず挑戦をしたいと考えていた自分に合っていると思いました。

バックグラウンドに関係なく、1年目から積極的に意見を言える環境がある。

現在は入社1年目ですよね。どのような仕事をしているか教えてください。

音田

現在は半年間ある研修期間の途中です。パーソルキャリアでは、入社してからビジネス総合など他コースの同期と一緒に参加する全体研修があります。その後、エンジニアとしての研修を受けました。その中でとくに印象的だったのは、技術研修の最終課題として出されたWebアプリケーションの開発です。「社内の困り事を改善する」をテーマにヒアリングを行い、仕様書を作るなどゼロベースで開発をスタートさせました。学生時代のプロジェクトとは異なり、目の前にいる社内の人が直接使用するシステムの開発だったのが印象的でした。ダイレクトにフィードバックを受けながら改善を重ねることで、技術的なスキルだけでなく、業務効率化やコスト削減につながるような視点も学べましたね。

音田さんから見て、社内はどんな雰囲気ですか?

音田

想像以上にコミュニケーションが活発でした。エンジニアは個人プレーではたらくイメージがあったのですが、そんなことはありません。「ブラザー」というメンターや教育係のような先輩との1on1(※)は毎日ありますし、「Microsoft Teams」などのチャットツールや「ovice」という仮想オフィスを利用することで、先輩や上司はもちろん、エンジニア以外の社員にも気軽に話しかけられます。いろんなバックグラウンドの人がいるので、それぞれの視点から意見を出し合いもっと良いサービスを作ろうとする、チームで仕事をする感覚がすごく強いと思いますね。

※社員同士が行う1対1の面談のこと。

1年目の社員にとって、分からないことや困ったことについてすぐ相談できる環境があるのは良いですね。

音田

そうですね。話をただ聞いてもらうにとどまらず、1年目の私の意見でも、良い意見であれば積極的に採用してもらえるのでチャレンジを推奨する文化であることを感じます。実は、研修中に私が書いたコードが評価され、進行中のプロジェクトで採用してもらったことがあるんです。やりたいと思ったことに対して「やってみなよ」と言ってもらえる環境がある。成長できる環境だなと思います。

どんどん上司や先輩に意見を伝えているのですね!

音田

私は経済学部出身なので、情報系学部出身の方に比べるとアカデミックな知識は足りないかもしれないと不安を感じながら入社をしていたんです。しかし、情報系学部出身でない社員、IT企業以外から転職してきた社員もかなり多く、スキルや知識の不安や悩みも思ったよりオープンに聞いてもらうことができました。バックグランドにとらわれずフラットに意見交換ができる文化がありますね。

ビジネスをつくる一員として、エンジニアリングで課題を解決できるエンジニアに。

入社してから、どのような成長を感じていますか?

音田

エンジニアスキルの習得は、目的ではなくて手段。本当の目的は、ビジネスの一部として課題解決に貢献することです。単に言われた通りのモノを作るだけではいけないのだと感じます。それは、法人営業やキャリアアドバイザーとして入社したビジネス総合コースの同期たちと話したときに強く感じました。例えば何かシステムを作ると決まったとき。過去の私だったら、まず「どんな機能が欲しい?」と聞いていました。しかし彼らの視点は違う。まず「本質的な課題は何だろう?」と考えるんです。顕在化した要望だけではなく、潜在的な課題を深堀りしながらその課題へのアプローチを検討し、その結果としてどんな機能にすべきかを見出す。そんな課題解決を追求する姿勢は、とても刺激になりました。

今後はどのようなエンジニアを目指していきたいか、意気込みを聞かせてください!

音田

顧客志向・ビジネス志向を持ったエンジニアを目指しています。その志向があるかないかでエンジニアとしての振る舞いや設計・コードも変わってくると思うんです。私はもともと、社会課題の解決に興味がありました。だからエンジニアリングを通して、社会課題やユーザーの課題を解決したい。言われたことを淡々とプログラミングするのではなく、事業全体の視点を持って自分から改善提案をできる状態を目指し、技術の向上とビジネス理解の双方を進めていきたいです。

パーソルキャリアが持つ社会課題解決のスタンスと通じるものがありますね。

音田

そうなんです。だからこそ、技術を手段としながら、どういう課題を解決するかを考えている就活生にぴったりの会社だと思います。私のように情報系学部出身でなくても、初級者程度のスキルしかなくても、問題ありません。入社後はスキルレベルを問わず誰でもモチベーション高く学ぶことが重視され、その機会も用意されているので、安心して新しい技術などを習得できると思います。現時点でのスキルレベルにとらわれず、ビジネス全体の視点を持って社会課題解決に取り組みたいと思っている方の入社を心待ちにしています!

※年次・所属部署は取材当時のものです。

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